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ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

ライアーはどんなふうに日本に広まったか?その5

2020年05月08日 | ライア-日記
日本でのライアーの広がった経緯をもっとコンパクトにまとめてみたかったのですが、なかなか短くできませね~(汗)

日本でのライアーはまず
1980年代にシュタイナー教育関係のドイツ人の講座からライアーが日本に入ってました。
まずは、ライアーに興味を持った人たちのライアーグループができ、それが、少しずつ数を増やしていきました。

このグループ活動というのが日本独特なもので、ドイツでもライアーグループはあるにはあったのですが、日本のようの趣味のライアーグループとは意味合いがちょっと違うものでした。

ライアーグループは、やはりせっかく弾いているから、
「1年に一回は発表会などをやりましょう!」ということで、発表コンサートなどを開催する。
それを見た人が「わ~、私もこの楽器弾きたいわ」と、グループに参加するという感じで参加者が増えていったと推察されます。
もちろん、シュタイナー教育に興味がある人たちが地元のライアーグループを探して参加するということもあったでしょう。

1991年に木村弓さんが「銀のしずく」というCDを制作なさいます。
このCDは友人がドイツへ送ってくれたのですが、「ライアーのCDが日本で出ている!」という事にびっくり仰天!しました。
もうすでに1988年からライアーを弾き始めた木村さんは演奏活動などもあちこちでなさっていたようです。

その後、1990年代には木村弓さんのようなライアーを伴奏楽器として、自作のオリジナル曲を弾き語りするというスタイルの方々が同時多発的に表れ始めました。
今井千晶さん、藤本美智子さん、小嶋さちほさん、青木由有子さんなどです。

当時、私はドイツにいたのですが、日本でなぜかライアーのCDがいろいろあるという事実にびっくり! そして、そのCD達をドイツにお取り寄せして、本当に熱心に聞いていました♪


2000年代に入ると、少し違う動きが出てきます。
都市部で、カルチャーセンターでライアーを教える方々が出始めてきたのです。
カルチャーセンターは季節ごとに新聞の折り込みチラシなどで、講座の宣伝をしますが、このチラシに掲載されたライアーの写真を見て興味を持ち、ライアーを習い始める方も出始めました。
これはそれまでになかった新しい現象でした。

また、2000年代になると、インターネットがぐっと発達して、ライアーに関する情報などをネットを通して検索することがだんだんできるようになってきました。

そして、その後you tubeが一般化し、ライアー演奏の動画もたくさんアップされて、気軽に見ることが出来るようになってきました。

1980年代にライアーが日本に入ったばかりの頃に比べたら、本当にびっくり!現象ですよね。


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