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ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

スコットランド旅日記(その5)

2009年08月09日 | スコットランド旅日記
                    (写真はゲール語大学の新校舎)

【ケルトのことば】

ケルト民族は・・・
ずっとずっと昔に広いヨーロッパ地域に住んでいた民族でした。

ローマ人は「ガリア人」と言っていました。
ほらっ、遠い記憶をたぐり寄せると
世界史で「ガリア戦記」なんていうのありましたよね~♪

時代を経て、いろいろな民族から追いやられ
最終的に、アイルランド、スコットランド、
ウエールズ、コーンウォール、
ブルターニュにケルト人の末裔が住み着きました。

彼らが話す言葉はいわゆる
「ゲール語」

英語や、ドイツ語など、ほかのヨーロッパの言葉と同様に
「インド・ヨーロッパ語族」に属しますが・・・
英語とはま~ったく違う文法なのです。

極めて、文法が難解。。。
(私・・・大学で専攻が言語学だったので
  こういうことを大学で学んだという遠い記憶がありますっ!)

イングランドの支配下に置かれて
ゲール語ではなく、英語が共通語として
強制されたために、ゲール語文化は残念ながら
消滅していきました。

しかし・・・アイルランドやスコットランドの田舎の地方では
まだまだ、日常会話でゲール語を使っているところがあります。
有名な歌手のエンヤなど、そういう地域の出身なのです。

自分たちの祖先の大切な言葉
「ゲール語」がなくなってしまわないように
スコットランドのスカイ島に
スコットランド・ゲール語を学ぶ大学が創設されたのが1973年のこと。

以来、たくさんの人々がここへゲール語を学びにやってくるのです。

そして・・・私はゲール語の歌を学びに
はるばると日本から海を越えてやってきました♪
                         (つづく・・・)
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2 コメント

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Unknown (ねんねこりん)
2009-08-10 21:59:28
三野友子さま

「スカイ」って、英語の「空」って
いう意味ではなかったんですか~。

ゲール語って方言英語かと思っていました。

自分たちの言葉や音楽は「残る」
と思っていては消えてしまうのですね。

私の田舎、南九州薩摩地方でも
今では西郷どん(西郷隆盛)言葉を
聴けて、話せる人は世界遺産並みに
貴重な存在です。
東京では特に!

意識的に「残す」事は大切ですね。

ちなみに私は西郷どん言葉が話せます(笑)。
いつかお聞かせしたいものです。

       ねんねこりん
返信する
方言! (みのともこ)
2009-08-10 23:23:24
ねんねこりんさま♪

コメントありがとうございました。
そうなんです・・・
ゲール語はケルト民族の言葉なので
英語とは全く違う言語なのですよ。

「西郷どん言葉」ですかっ!かっこいい~!
ぜひとも、今度お目にかかったときに
聞かせてくださいませ♪

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