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ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

ライアーは432Hz? その2

2022年08月14日 | ライア-日記
ライアーは432Hz弾かなければならないのか?
という話題について、もう少し付け加えますね~。

そもそも、ライアーが96年前(1926年)に誕生した当時は440Hzで弾かれていて、
私がライアーをドイツで習っていた24年前も
私が師事した3人の先生方は440Hzで弾いていました。

私がドイツでライアーを習っていた当時(1998年~2002年)は、
440Hzで弾く人たちと
432Hzで弾く人たちがいました。

音楽療法や、治療教育寄りの方々は432Hzで弾いていたようです。
ドイツ人の大御所の先生から、ある本がきっかけでドイツ人たちの間で432Hzで弾く人が増えたということを聞きました。
そのある本というのは、すでに入手済みなのですが、ドイツ語の分厚い本なのでまだ解読できておりません(号泣!)

2000年の第一回目のライアーの国際的集いの時に
人智学ライアーの公式な集まりでは、432Hzにしましょうということになり
そのまま今も海外での人智学ライアーのセミナーなどでは432Hzになっています。

でも、他の楽器と合わせる人たちは440Hzで弾いているな~という印象です。

日本では、2001年の「いつも何度でも」の木村弓さんはもちろん440Hzだったことでしょう。
その当時、ライアーを使って弾き語りをなさる方がとっても多くいらして
私はCDをコレクションしていましたが(笑)、440Hzでした。

その後、ライアー響会(協会)が2004年に発足した当時、
人智学ライアーの集いでは、432Hzにします!ということになり
そのまま日本では432Hzが少しづつ広がっていったのでしょう。

最近の印象では、日本では「ヒーリングライアー」や「タオライアー」と称するタイプのライアーが広く普及しているので、その影響も多少なりともあるのかな?と思います。

ヒーリングライアー、タオライアーを演奏なさる方は
セラピストさんや、スピリチュアル系なことに関心がある方なので
「432Hz」という周波数のほうから興味を持たれた方も多いかもしれません。

いつのころからか、「432Hz」が癒しの周波数
440Hzはあまりよくないといううわさ(笑?)が広がっていて
「432Hz」経由でライアーに興味を持たれる方がわりといらっしゃいます。

これは興味深いことなのですが、
私自身はよくわからないな~というところが正直なところです。
440Hz(432Hz)で演奏されている音楽で魂がゆさぶられる経験は日常茶飯事だからです。

周波数が人間の肉体に影響を及ぼすのがどういうことなのか
科学的に研究が進むと興味深いな~と思います。

ということで、ライアーは432Hzで弾く楽器である!というのは都市伝説です(笑)
ということを言いたかったわけです。

ですから、それぞれがそれぞれの価値観で
432Hzにするか、440Hzにするかを決めたらいいと思います。

ただし・・・
前回のブログでも書きましたが
今日は432Hz、明日は440Hz みたいなことを頻繁にやっていると
ライアーの本体自身にかなり負担がかかりますので
その辺は十分に加減を考えないといけない問題です。

私個人は・・・
432Hzが弦の張力も強くなくて弾きやすく、心地良いです!

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