農園の見学と散策のあと、徒歩で山道を下り、集落の地区会館へ。
そこでは農家のお母さんたちが私たちのために朝から炊いた梅御飯や梅茶などが
ふるまわれました。
梅酒の試飲や販売・農作物や加工品の販売などもありました。
梅酒とジャムとレモンを買いました。
ところで、私の父はこの町の出身で、実家は農家です。(既に代替わりしています)
見学した農園よりもさらにさらに山奥ですが。
バスに乗って説明してくれた女性にそんな話をしていたんですが
姓を聞かれて答えると「〇〇ちゃんの所?」とズバリ当てられました。
そして別の親戚の名字も言うと「〇〇ちゃん!」と、
どちらも叔母の事を知っておられるようでした。
20km程離れている全然別の集落なんですけど、婦人会か何かでの知り合いとの事。
恐るべし田舎のネットワーク。
私は梅農家の孫で、小学生の頃は夏休みに毎年長期間滞在していましたが
その時期には梅は既に収穫済みだったので、
梅がどのように栽培され収穫されるのか全然知りませんでした。
今回の見学は大変勉強になりました。
この後、お楽しみのランチです。
今回のツアーは初めて参加する朝日旅行(朝日新聞系)でした。
去年、他社のツアーに行った時に、他の参加者から得た情報ですが
この旅行社はお値段はちょっとお高めですが、食事が豪華らしいです。
私が普段参加するツアーでは、この方面に行ったら食事はココ!というのが
だいたい決まっています。
滋賀・岐阜方面では麗守都関ヶ原改め華伊吹とか、鳥取方面だったら蒜山高原センターとか。
朝日旅行では、そんな観光バス御用達の食事処や、お土産店には行きません。
リベートがないのと食事にコストがかかっているのとで、旅費が高めのようです。
ブリしゃぶ・鯖寿司などのメニュー。
和歌山名物の茶粥に梅干しもありました。
私は梅干しが苦手なんですが、出された物は基本的に全部食べる主義なので食べました。
この梅干しはあまり酸っぱくなく食べやすかったです。
もしかしたら、私が子供の頃から食べてきたおばあちゃん手作りの梅干しは
昔からの製法で、塩分が多く酸っぱかったので、ずっと苦手だったのかも知れません。
今の市販されている梅干しは、塩分控えめでハチミツが入っていたりしてまろやかなんですね。