ところで・・・
北西の丘から四季彩の丘へ移動する途中、
バスが自転車程度のスピードしか出なくなりました。
整備士資格も持っているドライバーさんが途中でバスを停めて、
いろいろ点検していましたが、一時的に改善しても、またノロノロ運転になります。
それでもどうにか四季彩の丘にたどり着きました。
私達が花畑を見学している間、ドライバーさんが点検と修理を試みていたようです。
私達が見学を終えてバスに戻ってきた時、制服のワイシャツを脱いで、
下着のシャツ一枚で汗びっしょりで作業していたドライバーさんがいました。
とりあえず改善したものの、この後順調に走行できるかわからない。
このまま走って、もし熊が出るような森の中の道路で立ち往生したら危険です。
バスの営業所と相談し、代わりのバスに来てもらう事になりました。
とは言え、札幌から来てもらったら時間がかかるので
別会社の旭川交通に依頼してもらったようです。
四季彩の丘の駐車場でバスを乗り換えました。
最初の睡蓮観光バスのドライバーさん
「整備はちゃんとしていたはずですが、
せっかくの旅行がこのようなことになり申し訳ございません」と
一人に一本ずつペットボトルのミネラルウォーターを配ってくれました。
思わぬ出来事でしただ、誰一人怒る人もいなく
ドライバーさん、よく頑張った
と拍手
私達はこの旭川交通バスの中から手を振ってお別れしました
私達が昼食と午後の行程を終え帰途につき、夕方もう少しで札幌駅という所で
睡蓮観光バスのドライバーさんも札幌の修理工場に到着できたようで
添乗員さんに連絡がきました。
半日かけて、どうにか札幌まで戻ってきたようです。
お疲れ様でした。
私達のツアー、中国人添乗員さんは謙譲語と尊敬語の区別はちょっと怪しかったものの
言っている事は普通に通じていました。
接客も特に問題はありません。
今回のVELTRAという旅行会社、
初めて聞く会社で内心「大丈夫かなぁ」と思いましたが、大手のHISの子会社で、
バスツアーの他、カヌー・スキー・ダイビングなどオプショナルを手配する所だそうです。
「決して怪しい会社じゃありませんよ」と添乗員さんは笑っておられました。