衣笠山でおさんぽ

 多頭飼いも最後の一頭となったヴァレンシア、ゆるゆるな日常を送っています。

マイクロチップ

2011-09-03 21:05:04 | 
体温計測機能付きのマイクロチップ『ライフチップバイオサーモ』において不具合の報告がされたそうだ。

マイクロチップを入れてもらった動物病院から、念のためにリーダーでの読み込み可能かを確認しておきたいので来院してほしい、と、装着した獣医としての責務で連絡を下さった。


さっそく伺うと、ボブとバレンシアに装着してあるチップのロット番号で15%の不具合が出ているとのこと。ジェッシーのチップは該当しない。


不具合はチップが体内で破損してるために、リーダーで読み取れないらしい。挿入時に破損したのか、他の理由で破損したのかはまだ不明のようだ。


マイクロチップのリーダーで読み込み確認中

二頭共、今のところは読みこみOK


このチップは現在、販売がストップされた。そのため、マイクロチップを希望される方は他メーカーのものを使用することになる。今後、該当するメーカーがどのような対応を行うのか、飼主は確認していく必要が生じた。


実は以前、マイクロチップについての記事をアップしようとして断念したことがある。なぜなら、マイクロチップの情報を読み込むリーダーを所持していない自治体が多いことを知ったからだ。その際、リーダーを所持している自治体の一覧があるかを日本動物愛護協会にメールで問い合わせてみた。

その結果、とても丁寧&迅速に返信が届き、環境省及び関係する団体まで問い合わせたが、該当する資料は無いとの答えを頂いた。


最近になってようやく、マイクロチップリーダーを導入した自治体が多くなったとはいえ、横須賀市でも2~3年前の導入とのことであるから、地方などでは各自で確認する必要があるのかもしれない。


環境省や日本獣医師会が推奨し、助成を行っている自治体もあるマイクロチップ。せっかく装着しても、リーダーの導入が無かったり、壊れていたりでは意味は無い。善処が待たれるところである。




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