バレンシアの才能

蒸し暑い夕方散歩でいつものように獲物狙いのバレンシア


萩のトンネル道にて


間もなく、竹林脇で突然立ち止まった。そして竹林を覗きこむようにそぉーっと歩を進めた。


何かが潜んでいることを確信しているなと思った瞬間、草の陰からバタバタと飛び上がって逃げ出すコジュケイ。10羽程はいただろうか。


「すご～い、バレンシア。good!!」と言うと、とても嬉しそう。


V「アタクシ、誉められましたの」



B「オイラは暑いとき、仕事しねぇ」


潜んでいるコジュケイを見つけるのが得意なはずのボブは、連日の蒸し暑さで働く気力無し。


J「リーダーとしては、土の成分分析を．．．．」


屋外で暇を見つけては土を口にするジェッシー。


このあと、暑いときには働かないはずのボブがムキになってバッタ追い、ジェッシーは土を食み続け、バレンシアは帰宅後に．．．


鼻先の雑草が食べられるかどうか、真剣に確認していたのでした。