衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

Eセター発見

2012-05-09 20:53:27 | 
イングリッシュセターのヴァレンシアは、茨城の愛護センターに収容されているところを、CACIがレスキュー。その後我が家へやってきた。

よく聞く話であるが、猟犬というと危険とか怖いというイメージが多いのだそう。

とんでもありません。

我が家にいる犬達は皆、鳥猟犬類。そして過去に我が家にいたどの犬達よりも、とんでもなく甘ったれで人に触れていることが大好き。子供にはとても優しい。

Eセターのバレンシアは特に、人のそばにいればおとなしく手がかからない。しかし一歩外に出れば、猟犬としての本能から鳥狙いに集中。アグレッシブなその姿はとても美しく、魅力的である。

運動不足や暇だったりすると室内でいたずらをすることがあるため、適度な運動は欠かせない。それにしても、こんなにデレデレに甘ったれの犬が他にいるのだろうかと、知れば知るほど魅力が増す犬種でもある。

それなのに猟場が無い土地柄のためか、ヴァレンシア以外のEセターを地元で見かけたことが無かった。


ところが先日、近くの駅前通りから一本裏の道を車で走っていると、川沿いを散歩していたEセターを発見。思わず車を止め、声をかけた。


レイちゃん♀4歳


この子は先日まではバリバリの実猟犬だったそう。それにしてもEセターの女の子はやはりとても美人なのだと改めて思う。レイちゃんを連れていた女性は、年老いて猟を引退したというご近所の方から、家庭犬として育ててほしいと譲り受けたのだとか。3頭のうち年老いた犬1頭は手元に残し、レイちゃんの他もう1頭を生涯に渡り家庭犬として可愛がって下さる方に託す予定があるというお話も伺った。

Eセターは運動量が必要な犬。猟から離れても、最後まで犬の幸せを考え、自分の代わりに適度な運動を行うことが可能なご家庭の元へ送り出す元猟師さんに会ってみたいと思わずにはいられない。

コメント (2)
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