衣笠山でおさんぽ

 多頭飼いも最後の一頭となったヴァレンシア、ゆるゆるな日常を送っています。

フィールドトライアル大会へ 本能を研ぎ澄ませ!

2016-12-13 14:39:21 | 

我家のイヌドモは毎日の散歩を楽しむ衣笠山で、コジュケイとの遭遇をとても楽しみにしています。遭遇したときの彼らの本能による真剣な表情や、変化していくその姿勢は、見ているこちらも楽しいもの。

愛犬達に、それらをさらに充実したものとして体験させてあげたいと思うのが、鳥猟犬類と共に日々暮らしている飼主の心情でしょうか。

 

そこで、保護犬仲間達が参戦している12月11日(日)に柏の利根川付近で行われた千葉FTCメンバーズ・オープン トライアルを見学。鳥猟犬達の本能を生かし、ハンドラーと一体となった競技を知る機会に恵まれました。

前記事では会場や競技以外の様子を紹介しましたので、本記事では鳥猟犬達が生き生きとモチベーションを高め、競技を楽しむ様子をお伝えしますね。

 

まず競技はそれぞれ二頭ずつ行われます。

この大会の場合、犬はコース内を探索して目標のゲーム(鳥)を探しあて、ゲームに当たればポイント(構えたまま制止したスタイル)してハンドラーに知らせる。そしてハンドラーの指示で犬は動き、フラッシュ(鳥を飛び出させる)させるというまでがおおまかな流れのようです。

また、一般的には鳥を見つける能力ばかりか走行スピードやレンジの広さも問われ、競技は二頭ずつ行われる為に相手犬が先にポイントしたら、もう一頭は後方で待機するというマナーが守られているか否かも審査されるようです。

コース内へはハンドラーと審判以外は基本的に立入禁止。撮影者やギャラリーは会場が用意してくれたトラックに乗って見学を行います。

 

何かこの、カメラを手にする姿がカッコ良く見える豚さん(人間)

 

望遠での撮影は、今にも身を投げ出されそうなトラックの大きな振動と、予測出来ぬ犬の動きや速度、そして背丈ある草や木、さらに私の腕&カメラではなかなか綺麗に撮れません。が、雰囲気だけでも判るでしょうか。

 

あれ?スミマセン!ペイントにてモザイク加工した方達は妖怪のようになってしまい...

競技が終了したハンドラーと犬も回収するトラックにて

 

 

最初に見学&撮影できたのは、幼犬部門参加のコナン君とパパ様(赤のジャンバー)。

 

スタート直前、犬達は四肢を震わせモチベーションmax!!

 

鳥の匂いを求めて草地の合間を縫うように走る犬達。

コナン君に関しては競技中の画像をたくさん撮ったのですが、私のカメラでは追いきれず。使えたのはスタート時とレース終了後の画像でした。

 

ゲーム後の爽快感が表情に現れてますね!

 本当にまだ若くてピチピチな可愛さ

この後の若犬部門に参加したティミー君を見ることができませんでしたが、見事にレザーブ賞に輝いたそうです。おめでとうございます!!

 

一方こちらは、成犬部門で競技中の豚さんとゾーイちゃん。

 

 

ゾーイちゃん、綺麗にポイント!

 

 

そして、麦・シーママのシーちゃんとの競技も見ることができました。

 

シーちゃんもポイント中、美しい!

 

競技が終わり、まだ息も弾んでいるお顔にはたくさんのお土産が

 

ママからきっとたくさん褒められながら、トラックに乗せてもらいます。

この満足げな表情!

 

 

さてこちらは、会場でもわざわざ見にくる方がいるほど、保護犬としては常に優秀な成績を上げるというモネちゃんとママ。

 

まさにハンドラーと一体、まるで阿吽の呼吸なペア

スタート前、士気を高め、コンタクト確認中かしらね

 

競技は殆どが草木に阻まれ、うまく画像を撮れませんでしたが、何度か綺麗にポイントする姿が見えていました。

ポイント後はママの合図で見事目標に飛びこんだのだそう

モネちゃんのこの日の結果は4位。聞くところによると、レベル高いこの大会で、この成績はやはり優秀なのだそう。

 

この日のハプニングや疾走順変更の都合で、残念ながらりあんちゃん、ティミーちゃん、麦ちゃんの華麗な姿を見ることも画像に収めることも出来ずでしたが、機会あればまたご一緒させていただきたく思います。

 

競技にはそれぞれルールがあり、未だトレーニング中の我家にとってはまだまだ敷居が高いフィールドトライアル。

しかし日々の遊びの中でのトレーニングの延長線上に、自然とトライできる日が来たら楽しいでしょうね。犬が楽しいと思うことを安全に誘導してあげられたら、飼主としては最高だと思います。

 

レース終了後の回収トラックにて、ギャラリーからもたくさん褒められ嬉しそうなポインター

 

自宅にはさらに、確か全16頭を飼育していらっしゃると話されていた方のセターズ。

大きな4WD車は完全なる犬仕様

参加者の中には実猟をされていらっしゃる方も何人かいるようでした。ある方にお話を聞いてみると、犬達は訓練のために熊本の専門のトレーナーさんのところへ預けたり、ご自分でトレーニングしたりと、手をかけて育てている様子が伺えました。

 

午後13時半過ぎ、一足先に会場を後にし、帰路に若犬コースだった場所でボブ達を一頭ずつしばし遊ばせてから横須賀へ戻りました。

 

川に入るヴァレンシアとスノウはチェックコードを装着。

 

水際でのみ遊ぶヴァレンシア

流れの早いこのようなところで流されたら大変!

 

スノウの嬉しそうな顔

付近はかなりダートな路面で、オフロードバイクの練習も盛んに行われており、土埃も激しく。いつの間にかレンズに埃がついていたのに気付かず撮影していました。

ボブがあんなに小さく....横須賀には無い、広くて魅力的なフィールド

 

さて、私がフィールドトレーニングをはじめるにあたり、師匠や保護犬仲間に教えていただき、参考にしていたブログがありますのでご紹介しておきますね。

この大会にも参加されていたパン粉ちゃん(ブリタニー)のお母さんのブログ「役に立たない喜怒哀楽

本大会についても、この記事を見れば一目瞭然。私の素人記事とは異なり、とても素晴らしい内容です。

 

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フィールドトライアル大会へ

2016-12-13 03:51:10 | 

先の日曜日、ガンドッグ仲間が参加した第18回千葉FTCメンバーズトライアル大会を見に、柏の利根川まで行ってきました。

自宅を5時に出発、高速を降りて間もなくの場所でちょうど日の出時刻。

広大な農地が続く向こうに、衣笠山から遠望が効く日にのみ見える双耳峰の筑波山がそびえていました。

 

パステルな朝色に浮かび上がる筑波山


フィールドトライアルは1866年に英国で始まり、一定の基準のもとにアウトドアフィールドでハンドラーと一体となった鳥猟犬の技能を競う、一世紀以上もの歴史あるスポーツ競技なのだそう。

まずは会場の様子からご紹介しますね。



辺り一帯は利根川のすぐ脇にあり、土手に挟まれた広大な畑や草地が延々と続いていました。


霜が!

出発時点で横須賀は小雨。

横浜からは降っておらず、代わりに現地はこのように霜柱が!

風は冷たくとても寒い一日。

三浦半島がいかに暖かいのかを実感しました。


さて、幼犬・若犬部門の会場となったのはこちら。


大人の背丈ほどもある草が立ち枯れ、渇いた土や砂で構成された土地に、会場としてのおおまかなコース整備が施されています。

辺りのブッシュ帯を抜けるとそこは利根川の美しい畔...。


上流側には筑波エキスプレスが通るであろう橋が見えています。



そしてここから車で数分の場所にある成犬部門のコースとなっているエリア。

駐車スペースも設置されています。


入口辺りに積み上げられた入賞ハンドラーへの景品の数々に、参加者達の士気も高まるのでしょうね。



間もなく、役員さん達の挨拶が始まり、開会式が行われました。



一方、久しぶりの遠出で、興奮度マックスな我家のイヌドモ。


身体の大きなボブは後部座席、バリケンにはヴァレンシアとスノウ。ボブは早く車から出せと騒いでいます。


一頭ずつ順番に、皆さんへご挨拶

モネママと麦シーママにハグされるヴァレンシア


この日のスノウはモテモテ


ティミーパパもスノウにスキンシップを計りながら話しかけてくれました。

そして皆さんがスノウが保護された頃から気にかけて下さっていたことも知り、とても嬉しかったです。


こちらは、ママとのアイコンタクトがスムーズな麦ちゃん。

 


おバカさんなボブの向こうで、オリコウな麦ちゃんが...



お昼は...

デイキャンプさながらのランチ

美味しいコーヒーに感謝

お仕事もされていてお忙しい日々の中、準備&手際良い現地でのセッティングする麦シーママとりあんママを尊敬します。私にはもうそのようなエネルギーはありません。


おまけに、今まで食べ損ねていた夢の「麦シーママスイーツ」を味わうことができました。


絶品ブラウニー

スイーツばかりかお弁当まで頂いてしまい...


そしてこちらが...

コナン君のパパとお兄ちゃん

 

ところで この大会は入賞者への豪華な景品ばかりか、なんと、おもてなしもたくさんありました。

大鍋で大量に作ってくれたアサリの味噌汁、チャーシュー、茹でビーナツ、キムチ、果物、そして...

 

 カブの美味しい酢漬け

 

なんと炭火でお餅を

 

え?肝心な本題の「大会に出場した犬達」はどうしたですって???

長くなってしまったので、スミマセン。次の記事にてお伝えしますね。

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