今朝はときおり強い風が吹き付け、雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気となった衣笠山。
年末のゴミ出しの後、いつもよりは1時間以上も遅れて散歩へと繰り出しました。
散歩時間がずれると当然、いつもと違う犬達に会ったりします。
雨に濡れた落ち葉の発色が綺麗
今朝はこの画像のショートカット道を上がったところで、近くの福祉施設で飼育している元保護犬まるこちゃんが、衣笠山から下りてくるところが見えました。
まるこちゃんは私が犬散歩ボラをしているさくらの里山科から、数年前にこちらの福祉施設に移動してきたワンコ。
その関係で、昨年、我家に大型犬が増え、散歩回数に時間的な負担がかかるまでは毎晩の散歩を担当してあげていたこともあり、我家のイヌドモはまるこちゃんの匂いに敏感。会えばジェラシーから物凄い吠えようとなります。
最初は我家のおばかな犬達にも吠えずにいたまるこちゃんも、そのうち吠えるようになってしまいました。
そのため、階段を少し後退し、しばし待とうと思っていたところへ、私達を見つけたらしいまるちゃんが吠えながらこちらへ走ってきました。
我家のボブとヴァレンシアも吠えて応戦。スノウも警戒モードな表情で構えています。
直後に同行していた職員さんがすぐに、まるちゃんから抜けたカラー&リードを持って追いかけてきました。ところがカラーを装着してもすぐに外れ、なかなか装着出来ない様子。犬達は吠え続けています。
そこで職員さんに声掛け、まるちゃんが逃げないようしっかりと抱えてわずかに移動して頂き、我家のイヌドモを近くの木にそれぞれ係留。
愛しのマルコ
まだカラーが正しく装着出来ず格闘している職員さんを見にいくと...
これでは抜けて当然
チェーンカラーの場合、リードと装着するのは長く出ている先端の金具です。
チェーンカラーを装着する際は、まずは図のようにチェーンの輪を作り、先端部分を引いてチェーンの輪が大きくなったり小さくなったり可動するか確認すると良いと思います。
そして実際に装着してからも、繋いだリードを引けば金具がスライドして締まるかどうかを確認します。
また、散歩に連れ出す際に、既にチェーンカラーを装着していたとしても、散歩に連れ出す人がリードを繋げる際に必ず確認します。他の誰かが誤った装着をさせていたとしても、確認せずに連れ出して何かの事故が起きれば、それは連れ出した人の確認不足以外の何物でもないのです。
普通のカラーやハーネスだと上手に外してしまうまるこちゃん。しかし今後もチェーンカラーを使い続けるのなら、使用方法のマスターは犬の安全のために必須です。
まるちゃんのいる施設では、犬を飼育したことも無い職員さんもおり、また、その日の勤務当番で散歩に連れ出している様子であることから、関わる職員を対象に正しい犬具の使い方講習があると良いですね。
まるちゃんは別れ際、優しい眼差しで私を見つめ、顔をたくさん舐めてくれました。
久しぶりに「まるこ」と抱きしめ