先日の検診で肝臓の数値が高かったために再検査となったスノウ。
血液検査だけであれば食後8時間で受けられますが、検査結果によってはエコーの可能性という前回担当獣医の話を聞いていたため、朝食抜きで受診。
空腹と診察時の緊張でナーバスとなったスノウ
飢餓状態で保護されたスノウにとって、空腹という状況に陥ることは未だに不安を増長させるのか、いつもと異なり、診察時はかなり神経質な表情に変化していきました。
そのため、もしもの場合に備えて持参したマズルガードを診療途中から装着。
これを使うときはたいてい、装着してからトリーツを与えるためか、今のところはおとなしく付けさせてくれています。
ところで今回の血液検査結果ですが、前回よりもALT(GTP)の値が高くなってしまっていました。
前回244、今回361、正常値は102まで
しかしそれでもこの値は、食事や投薬、その他によってしばしば出る範疇でもあるのだそう。
現在、吐気等の身体的な異変や、ALPやその他の数値には異常ないことから、投薬やサプリで正常値に戻るか観察して良い段階なのだそう。
また、現段階でエコーを撮ったところで何かの診断がすぐに出るわけではなく、ストレスを感じて診察を受けているスノウに、これ以上無理強いして押さえつけてまでエコーを行うこともなく、今後の経過観察で数値が上昇し続けるようなら迷わずに撮りましょうというお話でした。
ちなみに、この数値が600以上あれば、何かの診断材料の一つとして躊躇ないエコーは有効なのだそう。
スノウはしばらくの間、投薬とサプリを服用、定期的に通院して数値が改善されるかを診て頂くことになりました。
前回診て頂いた獣医さんはまだとても若く、血液検査で改善見られなければエコーの可能性という基本通りの説明を下さったのだと理解しました。