スノウが我家に来て、まもなく一年半。
犬を新たに迎えたどこの家庭でもあるように、この間には我家にも様々な出来事がありました。
今朝のお散歩にて
その中のいくつかのエピソード、犬達の関係についてお伝えしますね。
スノウが我家の環境に慣れてから、先住犬であるボブとヴァレンシアにも今までと異なる変化が見られました。
スノウは保護時に極度な栄養不良であったためと、現在は血液検査の一部の数値が正常値にない為、医師の勧めで今現在も去勢手術を見送っています。
なので、我家はスノウだけが未去勢。
そのためか、スノウは唯一のオンナであるヴァレンシア(避妊手術済み)の気を引こうと、あの手この手で遊びを誘います。
そう、それはまるでナンパ師さながら。
「オネエサン、遊バナイ?」
と、スノウがけしかける犬プロに、ヴァレンシアが調子付きます。
大口開けてスノウの頭をぱっくりと咥えようと、ようやく綺麗に揃った耳のコートを引っ張られて抜けようと、常時装着しているショートリードを咥えて引きまわされようと、嬉しそうにされるがまま。
ヴァレンシアのオシッコを舐めてしまったあとで感極って唇を震わせたり、自分のオシッコで上塗りしたり。
オカマじゃないぞ
ボブが大好きだったヴァレンシアは、スノウと犬プロをするようになってからは、ボブに食らいついていくことも多々。
スノウの求愛で今までになく頻繁に肛門腺に匂い玉が溜まるようになってきました。溜まると自分で舐めて清拭しようとするため、辺りに匂いが充満したり、ヴァレンシアが甘えてきて、服について「うへ~」となったり。
ボブは、今まで遊び相手だったヴァレンシアがスノウと犬プロしているのを横目で見ながら一人掛けソファで寛ぎ、横目で見ては見ぬフリをしています。
そのような姿が可哀想な気もしながら面白かったり。
そしてボブは今まで行なったことの無いマーキングに勤しむようになりました。散歩に行くと悟ると水をがぶ飲みしはじめ、マーキングに備えようとして私に叱られます。
このような騒々しい毎日ですが、ボブがスノウに気づかい、スノウがヴァレンシアに好意を持っていることで、3頭の関係性がどうにかうまく保たれているような気もしています。
興味深く、なかなか面白い犬ウォッチング。これからどのように変化していくのかしらね。