今季は近隣でタヌキやアライグマの日中目撃情報が相次いでいます。
近所の敷地にいるタヌキ発見し、まずは様子を伺うEセターズ
過去にも何度か、我家の犬部屋前のテラス下斜面にタヌキの親子が潜んでいることがありました。上から覗くと子供を引き連れ、そそくさと笹藪に逃げ込んだものでした。
しかし今朝は何と、我家のテラスにわずかに溜まった雨水を飲んでいて、目の前で窓を開けても気にせず飲み続けていました。ヴァレンシア達が気付かぬうちにと、部屋の中のパソコンに格納してあったSDカードを抜き、コンデジに収め、電源入れてから写真を撮るまで、こうしてこの場にいたタヌキ。
タヌキは逃げないもの???
そういえばこのところはヴァレンシアが...
室内からテラスに向かって大騒ぎで吠える。 → 隣のボルゾイが部屋の中を覗きこんだものと思い放置。
朝5時散歩後に飲まなかった水入れ容器をそのままにし、その後の午前散歩後に飲もうとして口を近づけたが、異変を感じたかのように飲むのを止めた。 → ボブやスノウが先に飲んだのに私が気付かず、涎でも入って汚れていたのかもと水を替えたら飲みはじめた。
また、イヌドモが散歩から戻ると揃って、テラスの床を隅から隅まで匂い嗅ぎをするなどのいつもと違う行動が見られました。
そのようなことから今朝のみならず、このところはテラスにタヌキがしばしば出没していたのかもしれません。
その後まもなく、野良猫に餌をあげてしまう近所のお宅の敷地内で、何かを食べているタヌキ発見。毛の様子から間違いなく、我家に出没したタヌキ。
麺やパンくず、焼き魚の骨を...
左首の辺りが炎症或いは怪我をしており、コートも非常に薄く貧相
毛並みに異変があったため、改めてコンデジ望遠で撮った画像をよく見ると、首の辺りを怪我しているか、やはり皮膚がただれている様子。
しかもタヌキは夜行性のはずで、子育て期でないタヌキが一頭で日中にあちらこちらへ姿を見せるのは珍しいことではないかと個人的に思います。
そこで少し調べてみると、野良猫などから疥癬に感染したタヌキが増え、痒みや辛さで夜間活動に支障が出ているため昼間の出没が増えたり、野良猫の餌狙いが明らかなケースが増えているのだそう。
確かにこの時も、このお宅の敷地内には猫やカラスへあげるために故意に置き去りしてある残飯が目につき、タヌキが無心に食べていました。あちこち身体を掻きながら...。
タヌキは外来種では無い野生動物の為、罠で捕獲駆除することは出来ないようです。保護に関しては鳥獣類保護センターや自治体で行ってくれるところもあるようですが、いろいろ調べてみて、やはり山に戻すことが彼らが生きて行く最良の方法のようでした。
執拗に拘るヴァレンシア
ちなみに疥癬の原因となるヒゼンダニは動物の身体を離れてから数日は生きているのだそう。
疥癬は犬にも人にも移るため、念のためにタヌキが歩いたと思われるところは薄めた塩素(ハイター液)で消毒をしておきました。
タヌキさん、お山に帰ってくださーい。
おばあちゃん、残飯をあげないでくださーい。