


今宵の一枚はStepsのParadox。録音は1982年、レーベルはbetter days。fusionに分類されてはいるけれど、なかなかどうしてmain streamなアルバムではないか。?特筆すべきは音の良さ。初めて聴いた時とてもlive recordとは思えず。いや、気が付かなかった、というのが正直なところ。思わず、ジャケットを見返してしまったほどだ。出色の録音と言っても過言ではあるまい。
一流どころの集まりだが、とりわけPeter Erskineのdrumsが凄い。Weather report時代liveで聴いたことがあるが、やはり素晴らしいdrummerである。圧倒的な存在感でグループ全体の支配?している感がする。鋭角的で強烈な演奏は嫌が上でもその存在を意識する。もちろんMichealのtsも印象的だが、個人的にはPeterに尽きるアルバムである。B面最後でのFddieのEl bassも耳に残る。
すでに書いたように録音は超優秀。とてもlive recordのレベルではない。文句のつけようがない。
personnel
Mike Mainieri(vib)
Michael Brecker(ts)
Don Grolnick(piano)
Eddie Gomez(bass)
Peter Erskine(drums)
side A
1.N L 4
2.The Aleph
3.Patch of Blue
side B
1.Four Chords
2.Take a Walk
3.Nichka