アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ALBUM ALBUM/JACK DeJOHNETTE'S SPECIAL EDITION

2017年01月05日 23時54分37秒 | ジャズ







今宵の一枚は、Jack DejohnetteのALBM ALBU。録音は1984年6月、レーベルはECM。奇妙なアルバムタイトルだが、輪をかけてジャケットが変。Jackの家族だろうか。?失礼ながらおよそ間が抜けた写真で、およそJAZZのジャケット写真には似つかわしくない、と思うのだがどうだろうか。?外見も掴みどころがないが中身はさらに混沌。3菅編成だが、どうもバラバラな演奏に聴こえてしまい、グループ全体での統一感がない気がする。曲もFreeのようでもあり、一瞬weather report的なフレーズあり、カリプソありで、サッパリわからん。それほど聴きにくくはないのだが。B面最後のzoot suiteがお勧め。三菅編成の曲はたしかに難しい。僕の感性が鈍いせいもあるがピンとくる演奏に合うことが、まずない。管楽器使いが上手いのは、Carla Bley。彼女のsoundが好きだ。

偏見が強いせいかJack=Keithとのstandard trioがまず頭に浮かんでしまい、その印象が強すぎるのかもしれない。

悠雅彦のライナーノートも何がいいたいのかサッパリわからん。屁理屈捏ね繰り回すしてる感ありあり。

録音は平凡。いかにもECM soundでこういった演奏には合わない気がする。音が平板でメリハリに乏しい。


personnel

Jack Dejohnette(drums,key,syn,guitar)

Howard Johnson (tuba, baritone saxophone)

David Murray(tenor saxophone)

John Purcell(alto saxophone and soprano saxophone)

Rufus Reid(bass guitar and double bass)


side A

1.Ahmad the Terrible

2.Monk’s Mood

3.Festival

side B

1.New Orleans Strut

2.Third World Anthem

3.Zoot Suite