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今宵の一枚はPhil WoodsのSong for Sisyphus、録音は1977年11月。レーベルはRCA。Philは大変人気のあるSAX吹きで、ダウンビートの人気投票でトップに輝いたこともあり、根強い人気がある。このアルバムも存分に吹きまっくており、まるで複数の菅楽器奏者がいるかの如く、分厚い音で埋め尽くされる。いわゆる濃い、ファンキーな演奏だ。熱狂的といっても過言ではあるまい。一本調子なところもなきにしもあらず。何を聴いても同じ調子なのだ。また周りを固めるメンバーがどうも印象が薄い。御大にスポットが当たるのは致し方ないが、なにか足りない気がする。
録音は平凡、いや悪い。とても70年代後半の録音とは思えない。音像が真中に集まり、分離が足りない。まるでモノーラルのような録音。もっと左右に広がりがあれば、ぐっと印象が変わるのだが。録音のせいで今一つな演奏に聴こえる。残念。
personnel
Phil Woods(as,ss )
Steve Gilmore(bass)
Bill Goodwin(drums)
Harvey Leahey(guitar)
Mike Melillo(piano)
side A
1.Song For Sisyphus
2.Last Night When We Were Young
3.Nuages
4.Change Partners
side B
1.Monking Business
2.Summer Afternoon
3.When My Dreams Come True
4.Shaw Nuff