アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

WEATHER REPORT/WEATHER REPORT

2017年01月07日 15時57分02秒 | ジャズ








今宵ではなく、今日の一枚はweather reportのWeather report。録音は1982年、レーベルはCBS。グループ名がまんまアルバムタイトルだが、デビューアルバムではなく、10年後の同名アルバムである。JacoとPeterが加入しているのがポイント。やはりというか、当然というべきか、リズムパートにこの二人がいると、ずいぶんとグループ全体の雰囲気が違う。躍動感が増し、よりアグレッシブに音が前に出てくる。Shorterのtsが負けじと吹きまくり迸り、Zawinulのel Keysが空気を引き裂く。グループ全体が渾然一体、前へ前へと突き進む。B面冒頭、Dara factor oneを聴けば一聴瞭然。

録音は優秀。各パート粒立ちが良く、音が生きてる。


personnel

Zwinul(el-keys,erc)

Wayne shrteer(ts,ss)

Jaco pastorius(bass,perc,voice)

Peter erskin(drums)

Robert thoas,(hand drums)



side A

1.Volcano for hire

2Currnt affairs

3.N.Y.C

side B

1.Dara factor one

2.Wen it was ow

3.Speechiless

4.Dara factor two





ALBUM ALBUM/JACK DeJOHNETTE'S SPECIAL EDITION

2017年01月05日 23時54分37秒 | ジャズ







今宵の一枚は、Jack DejohnetteのALBM ALBU。録音は1984年6月、レーベルはECM。奇妙なアルバムタイトルだが、輪をかけてジャケットが変。Jackの家族だろうか。?失礼ながらおよそ間が抜けた写真で、およそJAZZのジャケット写真には似つかわしくない、と思うのだがどうだろうか。?外見も掴みどころがないが中身はさらに混沌。3菅編成だが、どうもバラバラな演奏に聴こえてしまい、グループ全体での統一感がない気がする。曲もFreeのようでもあり、一瞬weather report的なフレーズあり、カリプソありで、サッパリわからん。それほど聴きにくくはないのだが。B面最後のzoot suiteがお勧め。三菅編成の曲はたしかに難しい。僕の感性が鈍いせいもあるがピンとくる演奏に合うことが、まずない。管楽器使いが上手いのは、Carla Bley。彼女のsoundが好きだ。

偏見が強いせいかJack=Keithとのstandard trioがまず頭に浮かんでしまい、その印象が強すぎるのかもしれない。

悠雅彦のライナーノートも何がいいたいのかサッパリわからん。屁理屈捏ね繰り回すしてる感ありあり。

録音は平凡。いかにもECM soundでこういった演奏には合わない気がする。音が平板でメリハリに乏しい。


personnel

Jack Dejohnette(drums,key,syn,guitar)

Howard Johnson (tuba, baritone saxophone)

David Murray(tenor saxophone)

John Purcell(alto saxophone and soprano saxophone)

Rufus Reid(bass guitar and double bass)


side A

1.Ahmad the Terrible

2.Monk’s Mood

3.Festival

side B

1.New Orleans Strut

2.Third World Anthem

3.Zoot Suite


OPEN SKY/DAVE LIEBMAN

2017年01月03日 23時41分44秒 | ジャズ







今宵の一枚はDave LiebmanのOpen Sky。録音は1972年5月、6月。針を落とすと??が浮かぶ演奏、Soundである。「あれ、classicの現代音楽か。?」と一瞬嫌な予感がよぎる。嫌いなのだ現代音楽。まるで武満徹の楽曲を聴いてるかのような錯覚に囚われるのだ。我慢して聴くと---。2曲はFree Jazzかい。?いやはや、Liebanてこんな音だすのか。B面もFree。ウ~ン、正直このアルバムは頂けませんなぁ。好き嫌いで良し悪し決めるのはよくないけれど、苦行ですこれ聴くの。Jazzの実験音楽と考えればよいのだろうけど。

おまけに音、録音が悪い。Studio版はそれなりでさほど悪くはないのだが、live版がひどすぎる。ノッペリ,ベッタリとSPに纏わりつく感じだ。昨日は出色のliveを聴いたので猶更である。

B面ラストのDevotionのみお勧め。tsとbassの音色が心地よい。特にbass。



personnel


Dave Liebman(fl,ts,cl,ss,perc)

Frank tusa(bass,bell)

Bob moses(drums,kalimba)

side A

1.Flute piece

2.Our life places

3.Deep


side B

1.Questions

2.Ar om suople~constellation

3.Devotion


PARADOX/STEPS

2017年01月02日 23時11分33秒 | ジャズ






今宵の一枚はStepsのParadox。録音は1982年、レーベルはbetter days。fusionに分類されてはいるけれど、なかなかどうしてmain streamなアルバムではないか。?特筆すべきは音の良さ。初めて聴いた時とてもlive recordとは思えず。いや、気が付かなかった、というのが正直なところ。思わず、ジャケットを見返してしまったほどだ。出色の録音と言っても過言ではあるまい。

一流どころの集まりだが、とりわけPeter Erskineのdrumsが凄い。Weather report時代liveで聴いたことがあるが、やはり素晴らしいdrummerである。圧倒的な存在感でグループ全体の支配?している感がする。鋭角的で強烈な演奏は嫌が上でもその存在を意識する。もちろんMichealのtsも印象的だが、個人的にはPeterに尽きるアルバムである。B面最後でのFddieのEl bassも耳に残る。

すでに書いたように録音は超優秀。とてもlive recordのレベルではない。文句のつけようがない。


personnel

Mike Mainieri(vib)

Michael Brecker(ts)

Don Grolnick(piano)

Eddie Gomez(bass)

Peter Erskine(drums)




side A

1.N L 4

2.The Aleph

3.Patch of Blue

side B

1.Four Chords

2.Take a Walk

3.Nichka

OUT BACK/JOE FARRELL

2017年01月01日 23時32分06秒 | ジャズ






謹賀新年。今年もJAZZ&Audioで行きませすぜ。あ、去年も同じことを書いた記憶が。(^^);新年お初は、Joe FarrellのOut back。録音は1971年1月、レーベルはCTI。このアルバム、メンバーが凄い。Elvinを筆頭にChick、Airto、Busterと溜息が出るほどである。演奏もFreeぽいけど、聴きやすく、リラックスして聴ける。

A面冒頭、一聴してChickのEl pianoと解るフレーズが印象的である。とはいえ、何といってもJoeのflが素晴らしい。音の洪水である。誰にも似ていないflで非常に個性的。残念なのはElvinのdrums solo、B面2曲目後半で奏でているのだが、あろうことかほとんど右chからしか聴けない。drums setの位置そのまんまだろうが、頂けない。一工夫あってもよいのでは。?心なしか演奏も彼らしさ、すなわちpowerfulさが感じられない。

録音は普通。スッキリし過ぎてる感あり。Farrellのパートは良く録れているけれど他のパートはイマイチ。もう少し濃いsoundが欲しい。

personnel

Joe Farrell(ss,fl,picolo)

Elvin Jones(drums)

Chick Corea(EL piano)

Buster Willams(bass)

Airto Moreira(Perc)

side A

1.Out back

2.Sound down


side B

1.Bleeding orchid

2.November 68TH