仙台から戻って参りました。
あの状況、どう説明したら良いのか?
私も物書きの端くれですが、文章で表現出来ない。するに気にもならない。
若林区の仙台東部道路を越え、荒浜方向を見た時の光景。
一生、忘れないと思います。
その先に立ち入るどころか、その場に留まることさえ出来ない。
仙台市内。
ガソリンない。スタンドには夜中に無人の車をみんな置いて行く。
コンビニは大半閉まっている。セブンイレブンと一部のローソンだけ営業。
棚には整髪料、化粧品、ストッキング、それから震災前発売の雑誌だけ。
カレー弁当みたいのだけ時々入荷。すぐになくなる。
マック、吉野家など全国規模のチェーン店は休業。材料が入らないため。
地元の個人経営店だけが、在庫を使って営業。
スーパーに野菜ない。生物ない。卵、乳製品まったくない。
会った人が地震以来、生物口にしていないと。
仙台在住だった家族は、知り合いにこっちから持って行った物資を届けた。
私も渡したものありますが。すごく感謝された。正直、戸惑うくらいに。
お世話になった会社に果物持って行こうと思ったのですが、止められました。
「あの人数の所に、一袋だけ持って行ったら大変なことになる」と。
その状況で私達が行ったらお茶を出してくれた地元の人々。
スバル日の出店様、大東建託仙台店様。
深い尊敬と敬意を表します。
報道が断片的なのは承知してますが、
仙台の真ん中であそこまでモノがないか?
智本光隆