懐かしい写真を見つけました。
水着姿のマリリン・モンロー
とグレース・ケリーの
お二人です。
⛱️⛱️⛱️⛱️⛱️
妖精のようなお二人から
「水の精」の音楽が
浮かんできました。
「水の精」はドイツ語では
ウンディーネ、
フランス語ではオンディーヌでいずれもラテン語の
波をあらわす「ウンダ」
からきています。
「水の精」で一番有名なのは
ラヴェルの夜のガスパールの
第1曲目だと思いますが、
今夜はドビュッシーの
前奏曲集第2巻の「水の精」
はいかがでしょうか。
イメージの元になったのは
ア—サ—・ラッカムという
イギリスのイラストレータ—の絵本です。
絵本と言ってもかなり
グロテスクですが
ドビュッシ—の
愛娘のシュシュはラッカムの
イラストが大好きだった
ようです。
🌊🌊🌊
「ウンディーヌ」は
ドイツの作家
フリ—ドリッヒ・フ—ケが
書いたお伽話に登場する
水の精霊の名前です。
性別はないのですが
ほとんどの場合、
美しい女性の姿をしている
とされ、人間との悲恋物語が多く伝えられています。
🎶🎶🎶🎶🎶
ドビュッシーの「水の精」は
こうした悲恋物語の雰囲気は
ありません。
曲の冒頭にスケルツァンド
と書かれていて
何調なのかわからない
音のかたまりが出てきて
アルペジオではじけます。
気まぐれで水のように
気が変わりやすく、
水をひっかけてみたり
脚を踏みならしてダンスを
踊ったりと
いたずら好きな
妖精少女の魅力が
たっぷりです。
🎵🎵🎵