SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

中世と現代

2022-07-26 21:49:00 | 日記
中学3年生が3人とも
秋に合唱の伴奏を
することになりました。

ピアノソロだけではなく
出来る限り伴奏や
アンサンブルを経験して
欲しいと思っていますが
ひょっとして、
断崖君とお嬢さんの
一騎打ちになるかも
しれません。
2人とも頑張って。

  ✨✨✨✨✨

クラシック音楽のル―ツは
グレゴリオ聖歌だと
いえるのですが、
読み書きのできた
唯一の階級である
僧侶たちによって
書き残されていました。



グレゴリオ聖歌は
ネウマ譜と呼ばれる
4本線の楽譜に
記録されています。


  🥀🥀🥀🥀🥀


悪魔の道具と
みなされていた
楽器は用いず、
中世までは単旋律で
歌われていたのです。

  ✨✨✨✨✨

上記のネウマ譜
フランス和声と
対位法を用いて
混声四部合唱に
編曲したのが
モ―リス・デュリュフレ
(1902―1986)です。

18歳でパリ音楽院に入学し
作曲とオルガンを学びます。
1927年にパリの
ノ―トルダム大聖堂の
オルガニスト、
ルイ・ヴィエルヌの
助手となりました。

  🥀🥀🥀🥀🥀

もしお時間がありましたら
聴き比べて下さいませ。❣️

「Ubi Caritas」

こちらは単旋律の
グレゴリオ聖歌。(2‘55’’)



デュリュフレの
混声四部合唱 (1‘57’’)