SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

ありえない話

2022-07-13 23:07:00 | 日記
合唱コンクールの
季節がやってきました。
今年のオーディションは
楽譜を貰って10日後。😱

受験勉強で忙しい中3の
断崖君とお嬢さんの
二人がやってきました。
1週間しかありませんが
二人共、やる気満々なのは
嬉しい限りです。

  🥀🥀🥀🥀🥀


フランツ・ペータ―・シュ―ベルト。
(1797―1828)

ウィーン生まれのロマン派の
作曲家。
600曲以上の歌曲を手掛けた
ことから「ドイツ歌曲の王」
と呼ばれています。

父や兄から音楽の手ほどきを
受けて育ち、11歳の時に
ウィーン宮廷礼拝堂聖歌隊
(現在のウィーン少年合唱団の前身)で活躍後、教師を
しながら作曲活動を続けます。
18歳の時に歌曲「魔王」が
出版されたのを皮切りに
歌曲の作曲家として知られる
ようになりました。
   
  🎵🎵🎵🎵🎵

シュ―ベルトはべ―ト―ヴェンと同じように田舎で仕事を
するのが好きでした。
自然は彼にやすらぎとインスピレーションを与え、
「さすらい人」や「鱒」
「美しき水車小屋の娘」などが生まれたのです。



昼間は孤独を求める一方で
夜になると、友達に囲まれて
お料理や音楽を楽しみますが
好物は"仔牛のキャベツ添え”
でした。

カフェやレストラン、友人の
家で気楽なパ―ティを開き
ましたが、こんな夜を
”シュ―ベルティア―デ"と
呼ぶようになったのです。


   🍷🍷🍷🍷🍷

友達の間で人気はあっても
名声を得ることはなかった
シュ―ベルト。
音楽家として公職につくこともできなかったし、
ゲ―テの詩につけた
歌曲の譜面をこの大詩人に
送りましたが、何の関心も
示して貰えませんでした。

最高峰の音楽である
「冬の旅」24曲に対して、
出版社は食事代ほどの金額
しか払っていないのです。


  ✨✨✨✨✨
 

「冬の旅」より菩提樹
フィッシャ―・ディスカウ