SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

朝の楽しみ。

2022-07-22 22:15:00 | 日記


朝は紅茶を淹れての
朝食ですが、
用事を済ませて
ピアノに向かう前に
お煎茶を頂くのが
何よりの楽しみ。

一保堂の煎茶ですが
最後の一杯になり、
午後から買物に出かけようと
思っていましたら宅急便。
な・なんと玉露を
頂戴しました。✨✨✨

明日からは更にテンションが
上がりそうです。

ありがとうございます。

   🥀🥀🥀🥀🥀




今夜は1864年にミュンヘンで生まれた
リヒャルト・シュトラウス。
彼の生まれた頃、日本では
明治維新の幕が
あがろうとしていました。
彼が世を去った1949年は
日本では昭和24年。
彼の生涯を日本に当てはめて
みると明治・大正・昭和に
渡って活躍したということに
なるのです。

19世紀ロマン主義音楽と
20世紀の現代音楽との
橋渡しをし、音楽史上に
残した足跡は大変に
大きいのです。


  🥀🥀🥀🥀🥀🥀


又、彼はマ―ラ―と同じく
指揮者としても活躍し、
32歳でミュンヘン宮廷歌劇場の第一指揮者に就任。
お弟子さんには
カ―ル・べ―ムや
ジョ―ジ・セルなどがいて
何だかとても親しみを
覚えます。


作曲ではオペラ「薔薇の騎士」「サロメ」などが
ありますが、何より
近代最大の交響詩の作曲家として広く親しまれています。

22歳から32歳までの間に
8曲の交響詩を書き
彼の名を不動にした
「ドン・ファン」は24歳で
「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
31歳。
「ツァラトゥストラはかく
語りき」は32歳。
「ドン・キホ―テ」は33歳で
いずれも大きな反響を
呼びました。

   🎶🎶🎶🎶🎶

「出る杭は打たれる」
というのが世間の相場で、
彼が頭角をあらわせば
あらわすほど敵も増えて
いきます。

交響詩「英雄の生涯」は
周囲の雑音に頭にきた
シュトラウスが腹いせに
書いたものであるのは
明らかで、
彼は自分を英雄に仕立て
その「英雄」が「敵」と
対立し、打ち破り、
美しい女性の愛情を得て
輝かしい生涯を
送ったのちに
静かに引退するとの
筋書きをシンフォ二ックに
描きました。


① 英雄
②  英雄の敵
③  英雄の伴侶
④  戦場における英雄
⑤  英雄の平和の業績
⑥  英雄の引退


2番目の英雄の敵の一つは
批評家のことです。

3番目の英雄の伴侶は
彼のオペラ「グントラム」の
主役をうたった歌手の
パウリ―ネ・デ・ア―ナで
しあわせな結婚生活を
送りますが、
賢夫人のお尻に
敷かれっぱなしだった
ようです。(*^^*)


こちらは一番最後を
少しだけ。




ベルリン・フィル
小澤征爾氏。3分弱です。