雨の朝。
少し早めに
朝食を済ませ、
お茶を飲んでいると、
登校前に断崖君が
ピアノを弾きにやって
きました。
なんとか弾きこなしたいと
昨夜から頑張っています。
登校時間ギリギリまで
弾いていました。
🎵🎵🎵🎵🎵🎵
話は変わって
『あんな大天才が死んだなんて本当に残念だ。
しかし、こっちは大助かりだ。
あんな男に長生きされた日
には、われわれの作曲に
びた一文払うものはなくなってしまうだろう』
(吉田秀和訳)
、、、と言ったのは
アントニオ・サリエリです。
サリエリ
(1750ー1825)
モーツァルトと同時代に
ウィーンで有名であった
イタリア出身の作曲家です。
モーツァルトの早逝は
サリエリが嫉妬して
毒殺したからだ、という
噂が広がりましたが、
現代の学問はそれを
否定しています。
🍀🍀🍀
サリエリは1774年以来
ウィーンの宮廷作曲家
並びに歌劇場の
学長をつとめました。
・べートーヴェン
・シューベルト
・リスト
・ツェルニー
・フンメル
・マイアベーア
・ジュスマイヤー
(モーツァルトの弟子
未完のレクィエムを
仕上げた)
・クサヴァ・モーツァルト
(モーツァルトの息子)
などを育て上げた
教育家でもあったのです。
プーシキンが「モーツァルトとサリエリ」という
劇作品を書いたり、
映画「アマデウス」の中では
モ―ツァルトのライバルと
して登場し、
スキャンダラスな面が
取り上げられましたが、
錚々たるお弟子さんの
顔ぶれをみていると
名教師であったことは
間違いないようです。
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映画「アマデウス」より。