前回は百里基地に所属する戦闘機などを紹介しました。今回はそのほかの機体を紹介しましょう。

航空救難を行うヘリコプターはこちらのKV107Ⅱバートルでした。バートルは陸海空の三自衛隊で使われた機種で、それぞれ人員輸送、掃海、救難と別々の任務に就いておりました。軍用機らしからぬコロンとした機体と黄色い塗装がお気に入りで、模型でも作りました。フジミ1/72のキットも悪くないのですが、内部が少し違うんだよなあ、プラッツさんあたりで決定版が欲しいなあ(長くなるので以下略)。
バートルとコンビを組んだのがMU-2Sでした。

こちらは三菱の生んだビジネス機で、空自では他に飛行点検隊で、また陸上自衛隊でも使われました。微妙なラインを持つ機体で、ハセガワ1/72のキットがありましたが、こちらもそろそろ「決定版」が欲しいなあ、そのときにはビジネス機のバージョンも含めて・・・(長くなるので以下略)。
この時代、連絡機と言えばT-33でした。第204飛行隊のマークをまとっています。

外来機は少ないのですが、松島基地からT-2が飛来していました。

小さく写っていて恐縮ですが、尾翼のオレンジ色がまぶしいです。
入間基地の航空総隊司令部飛行隊からはB-65が来ていました。

(デジタル化ができなかったので、プリントを直接撮影しています)
この094号機、航空自衛隊で購入して昭和55年まで海上自衛隊に運用を委託していたという変わり種でした。
夏の終わりの一日を過ごして、帰路に就くこととしました。百里基地へのアクセスですが、行きは常磐線の石岡から臨時のシャトルバスを使い、帰りは基地から鹿島鉄道の常陸小川行きの臨時のバスを使いました。
鹿島鉄道というより、私なぞは関東鉄道という呼び名の方がなじみがあるのですが、この路線では国鉄の試作ディーゼル機関車DD42由来のDD901や、キハ07の流線型の先頭部を切り落として切妻にしたキハ600が有名でした。キハ600には何度か乗車していますし、DD901も見たことがあるのですが、残念ながら写真を撮っておりません。たぶん、基地の中で写真を撮ることに精一杯で、フィルムを使い切っていたのでしょう。残暑厳しい一日を基地で過ごしてさすがに疲れてまいりました。石岡で常磐線に乗り換えて、CDからカセットテープに落としたザ・スクエアの「うち水にRainbow」を聴いていたのですが、B面の「カピオラニの通り雨」のあたりで瞼が重くなってまいりました。
鹿島鉄道の車輛ですが、トミーテックの「鉄道コレクション」ではキハ431が製品化されています。往時をしのぶよすがといたしましょうか。

常陸小川駅ではJRとの接続は硬券により乗車券を売っていました(写真は平成7年の乗車券です)。
当日のプログラム

この前の年も、その後の年もプログラムそのものはあまりかわり映えしませんでした。おみやげのステッカー(汚れておりますが)とともに。
百里基地の夏の思い出、さらに2年後に話が続きます。

航空救難を行うヘリコプターはこちらのKV107Ⅱバートルでした。バートルは陸海空の三自衛隊で使われた機種で、それぞれ人員輸送、掃海、救難と別々の任務に就いておりました。軍用機らしからぬコロンとした機体と黄色い塗装がお気に入りで、模型でも作りました。フジミ1/72のキットも悪くないのですが、内部が少し違うんだよなあ、プラッツさんあたりで決定版が欲しいなあ(長くなるので以下略)。
バートルとコンビを組んだのがMU-2Sでした。

こちらは三菱の生んだビジネス機で、空自では他に飛行点検隊で、また陸上自衛隊でも使われました。微妙なラインを持つ機体で、ハセガワ1/72のキットがありましたが、こちらもそろそろ「決定版」が欲しいなあ、そのときにはビジネス機のバージョンも含めて・・・(長くなるので以下略)。
この時代、連絡機と言えばT-33でした。第204飛行隊のマークをまとっています。

外来機は少ないのですが、松島基地からT-2が飛来していました。

小さく写っていて恐縮ですが、尾翼のオレンジ色がまぶしいです。
入間基地の航空総隊司令部飛行隊からはB-65が来ていました。

(デジタル化ができなかったので、プリントを直接撮影しています)
この094号機、航空自衛隊で購入して昭和55年まで海上自衛隊に運用を委託していたという変わり種でした。
夏の終わりの一日を過ごして、帰路に就くこととしました。百里基地へのアクセスですが、行きは常磐線の石岡から臨時のシャトルバスを使い、帰りは基地から鹿島鉄道の常陸小川行きの臨時のバスを使いました。
鹿島鉄道というより、私なぞは関東鉄道という呼び名の方がなじみがあるのですが、この路線では国鉄の試作ディーゼル機関車DD42由来のDD901や、キハ07の流線型の先頭部を切り落として切妻にしたキハ600が有名でした。キハ600には何度か乗車していますし、DD901も見たことがあるのですが、残念ながら写真を撮っておりません。たぶん、基地の中で写真を撮ることに精一杯で、フィルムを使い切っていたのでしょう。残暑厳しい一日を基地で過ごしてさすがに疲れてまいりました。石岡で常磐線に乗り換えて、CDからカセットテープに落としたザ・スクエアの「うち水にRainbow」を聴いていたのですが、B面の「カピオラニの通り雨」のあたりで瞼が重くなってまいりました。
鹿島鉄道の車輛ですが、トミーテックの「鉄道コレクション」ではキハ431が製品化されています。往時をしのぶよすがといたしましょうか。

常陸小川駅ではJRとの接続は硬券により乗車券を売っていました(写真は平成7年の乗車券です)。
当日のプログラム

この前の年も、その後の年もプログラムそのものはあまりかわり映えしませんでした。おみやげのステッカー(汚れておりますが)とともに。
百里基地の夏の思い出、さらに2年後に話が続きます。