関東地方は先週から猛暑が続き、異例の早さで梅雨も明けました。先週土曜日も猛烈な暑さでしたが、そんな中、T-SQUAREのライブに行ってきました。会場のLINE CUBE SHIBUYA(私にとっては「渋公」こと渋谷公会堂という名前の方がしっくりきますが)に行くまでに一か所用事を済ませていたこともあり、会場に着いた頃には暑さに少々まいっておりました。
今年のT-SQUAREのアルバム「WISH」ですが、リーダーだった安藤正容さんが抜けてからの最初のアルバムということもあって、ファンの間ではいろいろと話題になっていました。特に元メンバーだった本田雅人さんをはじめとした豪華ブラスセクション、キーボードの松本圭司さん、さらに一曲だけの参加ではありましたが、ギターに渡辺香津美さんも参加ということで、聴きどころの多い仕上がりとなりました。特に退団後はあまりスクエアと関りが少なかったお二人の「復活」に喜んだファンもいらっしゃることでしょう。去年の年末あたりから、なんとなく噂としては聞いていましたし、松本さんがライブに参加されたり、伊東さんがライブで演奏する曲のことで本田さんと連絡を取っていたという伏線があったわけですが、レコーディング参加が正式にアナウンスされた際には、私も驚いた一人です。
(CDジャケット。今作も素敵なデザインです)
さて、ライブの方ですが、メンバーは伊東たけし(Sax,ewi)、坂東慧(ドラム)のレギュラーメンバーに、田中晋吾(ベース)、白井アキト(キーボード)、YUMA HARA(ギター)ということで、昨年秋のブルーノートでのライブのメンバーと同じです。メンバーも違う中、ライブではどうなのだろうと思い、開演を待ちました。親子連れの小学生くらいの男の子が「今日は楽しみ」と言っているのが聞こえます。
(CDジャケットの写真より。現在のスクエアは伊東たけし(左)、坂東慧の二人が正式メンバーです)
ツアーもまだ残っていますので、ネタバレになることはあまり書かないでおきますが、渋谷公会堂時代(C.C.Lemonホールとも言ってましたね)の音響の良さは新装なってからも引き継がれていて、メンバーも大満足だったようです。ライブの印象になりますが、レギュラーメンバーのお二人の演奏もさることながら(坂東さんは一曲目からかなり飛ばしてました)、田中晋吾さんの歌うようなベースソロ、神(噛み?)サポートこと白井アキトさんの演奏はもはやツアーに欠かせないですし、YUMA HARAさんのソロもずっと聴いていたくなる感じで、素晴らしかったです。白井アキトさんはこの日が34歳の誕生日で、ステージの上で誕生日を迎えられて、素晴らしい演奏でお客さんから拍手を浴びるというのは、ミュージシャンだからこそできることであり、うらやましい限りです。
今年のアルバムの曲を中心としたライブではありましたが、さまざまなメンバーが参加したCDとは違った良さがあり、どれも強く印象に残りました。個人的には「GOOD FOR YOU」という河野啓三さん作曲の曲が(おとなしめの曲ではあるのですが)ライブになると一つ一つの音が生き生きしていて、とても印象的でした。
今回のツアーで、昨年急逝された和泉宏隆さんの楽曲を演奏するコーナーもあり、バラードから二曲演奏がありました。特に一曲は個人的な思い出があったりとか、その曲を初めて生で聴いたのが同じく渋谷公会堂だったとか、いろいろな感情が押し寄せてしまい、涙が止まらなくなってしまいました。周りの方からは「なんだこいつは」と思われていたかもしれませんが。
そして今回のライブ、ついにスタンディングが解禁ということで、ライブの最後はみんな拳を振り上げ、ジャンプして、というおなじみのライブのスタイルが戻ってきました。東京の前の名古屋のライブからスタンディング解禁と聞いていたので、楽しみにしていたのですが、少しだけでもコロナ以前の日常を取り戻したような気がいたしました。ライブって本当に楽しい!!という思いを胸に、帰路につくのでありました。前述の男の子もライブを楽しめたかな。これからライブを観に行かれる方も、必ずや楽しいライブになると思いますので、お楽しみに。
今年のT-SQUAREのアルバム「WISH」ですが、リーダーだった安藤正容さんが抜けてからの最初のアルバムということもあって、ファンの間ではいろいろと話題になっていました。特に元メンバーだった本田雅人さんをはじめとした豪華ブラスセクション、キーボードの松本圭司さん、さらに一曲だけの参加ではありましたが、ギターに渡辺香津美さんも参加ということで、聴きどころの多い仕上がりとなりました。特に退団後はあまりスクエアと関りが少なかったお二人の「復活」に喜んだファンもいらっしゃることでしょう。去年の年末あたりから、なんとなく噂としては聞いていましたし、松本さんがライブに参加されたり、伊東さんがライブで演奏する曲のことで本田さんと連絡を取っていたという伏線があったわけですが、レコーディング参加が正式にアナウンスされた際には、私も驚いた一人です。
(CDジャケット。今作も素敵なデザインです)
さて、ライブの方ですが、メンバーは伊東たけし(Sax,ewi)、坂東慧(ドラム)のレギュラーメンバーに、田中晋吾(ベース)、白井アキト(キーボード)、YUMA HARA(ギター)ということで、昨年秋のブルーノートでのライブのメンバーと同じです。メンバーも違う中、ライブではどうなのだろうと思い、開演を待ちました。親子連れの小学生くらいの男の子が「今日は楽しみ」と言っているのが聞こえます。
(CDジャケットの写真より。現在のスクエアは伊東たけし(左)、坂東慧の二人が正式メンバーです)
ツアーもまだ残っていますので、ネタバレになることはあまり書かないでおきますが、渋谷公会堂時代(C.C.Lemonホールとも言ってましたね)の音響の良さは新装なってからも引き継がれていて、メンバーも大満足だったようです。ライブの印象になりますが、レギュラーメンバーのお二人の演奏もさることながら(坂東さんは一曲目からかなり飛ばしてました)、田中晋吾さんの歌うようなベースソロ、神(噛み?)サポートこと白井アキトさんの演奏はもはやツアーに欠かせないですし、YUMA HARAさんのソロもずっと聴いていたくなる感じで、素晴らしかったです。白井アキトさんはこの日が34歳の誕生日で、ステージの上で誕生日を迎えられて、素晴らしい演奏でお客さんから拍手を浴びるというのは、ミュージシャンだからこそできることであり、うらやましい限りです。
今年のアルバムの曲を中心としたライブではありましたが、さまざまなメンバーが参加したCDとは違った良さがあり、どれも強く印象に残りました。個人的には「GOOD FOR YOU」という河野啓三さん作曲の曲が(おとなしめの曲ではあるのですが)ライブになると一つ一つの音が生き生きしていて、とても印象的でした。
今回のツアーで、昨年急逝された和泉宏隆さんの楽曲を演奏するコーナーもあり、バラードから二曲演奏がありました。特に一曲は個人的な思い出があったりとか、その曲を初めて生で聴いたのが同じく渋谷公会堂だったとか、いろいろな感情が押し寄せてしまい、涙が止まらなくなってしまいました。周りの方からは「なんだこいつは」と思われていたかもしれませんが。
そして今回のライブ、ついにスタンディングが解禁ということで、ライブの最後はみんな拳を振り上げ、ジャンプして、というおなじみのライブのスタイルが戻ってきました。東京の前の名古屋のライブからスタンディング解禁と聞いていたので、楽しみにしていたのですが、少しだけでもコロナ以前の日常を取り戻したような気がいたしました。ライブって本当に楽しい!!という思いを胸に、帰路につくのでありました。前述の男の子もライブを楽しめたかな。これからライブを観に行かれる方も、必ずや楽しいライブになると思いますので、お楽しみに。