WBC盛り上がりましたね。日本代表のみなさま、おめでとうございます。決勝戦も緊張感あふれる試合でしたし、21日のメキシコ戦は劇的な試合でした。WBCは2006年、2017年に東京ドームで日本戦を観ており(2017年はキューバ対豪州戦も観ました)、2006年にしても2009年にしても、優勝まで山をいくつも越える感じだったことを思い出しました。特に2006年の代表は、第一回ということもあって全員が挑戦者という立場だったせいか、選手たちが隣町に遠征した中学生のような感じでプレーしていたこと思い出します。「強豪国」である日本には、メディアの過度な期待もあったかと思います。チームのプレッシャーも相当あったのではと思います。サッカーの強豪国も、きっとこういうプレッシャーとも戦っているのでしょう。
今回大会はテレビ観戦ではありますが、3月13日(日)などはグループリーグも大詰めということで朝から晩まで工作しながら4試合も(!)観戦しました。Jスポーツの中継でイニング終了後にかかる「なにがなんでも、なにがなんでもさあー♪」のメロディが頭から離れていません(汗)。
WBCに絡めて野球に因んだ模型を探してみました。写真多めになりますが、なにとぞご容赦ください。
まず有名どころ、というわけではないのですが1/87の人形でおなじみ、プライザーから野球選手が出ています。ただし、選手を11人入れたサッカーのセットとは違い、投手と打者1人ずつが単体で出ている限りです。




あか抜けない赤と青、しかもチーム名の無いユニフォームで、おまけに動きという点でもあと二コマ先の動きが見たかった感があります。プレイモービルの時も書きましたが、野球が「お家芸」ではない国だと、我々ほど思い入れも強くないのかもしれません。サッカーの場合、前述のプライザーだけでなく、メルテンに至っては審判やコーナーフラッグの入ったセットもありました。
近いスケールではこんなものが出ていました。シーザーミニチュアというメーカーの1/72「スポーツマンセット」です。

箱は共通ですが野球、サッカー、バスケの3種類が出ていました。箱絵の野球のユニフォーム、権利関係とか大丈夫でしょうか。ア・リーグ東地区のあのチームとあのチームに見えます。
内容は軟質プラの人形が8種類のポーズで20体あまり入っています。そのうち4種類を塗ってみました。軟質プラという特性上、プライマーを先に塗り、一日おいてプラカラーで着色しました。なお、いずれもユニフォームのデザインは架空のものです。


チームの打の中心でしょうか。引き付けてスイングの動作に入るところです。
投手です。


捕手からのサインを見て、投球モーションに入る前です。
そして左足を上げて・・・


守備の名手もいます。内野手がゴロに追いつこうとしています。


足元にピントが行ってしまいましたが、外野に抜けるゴロを捕ろうとしています。
そして大きな当たりは・・・


外野手がナイスキャッチでした。モールドからしてこの外野手のユニフォームは袖なしタイプのようです。袖なしタイプは日本でも思い出したようにサードユニフォームとして採用しているチームがあります。
未塗装のままですが、

バッテリー二人です。ピッチャーは本格右腕という感じですね。

左はホームランを放ったのか、悠然とベースランニングしているように見えます。隣の打者はまるでゴルフのスイングですね。高く打球が上がったようです。
このフィギュア、発売からかなり経っており、私もこの四体を塗ったのは数年前でしたが、レビューした方も見かけないのでご紹介しました。塗装をしていないと昔の野球盤についていた各ポジションに立たせる人形みたいですね。一箱あったところでチームが揃うわけでもないので、単体で何かのシーンを再現するとか、今はなきチーム、昔あったデザインのユニフォームを立体で再現したい、という使い方もありそうです(日拓ホームフライヤーズとか、トンボユニオンズなんかもできますよ)。さすがにニューヨークや幕張の某チームのようにピンストライプを再現するのは難しいですし、背番号に合わせた数字の書体を探してくるのも苦労しそうですが。
Nゲージではどうでしょうか。トミーテックからはちゃんとチームになるようにザ・人間のシリーズで野球も出ています。

色違いも出ていますので、レイアウトのグラウンドで試合ができそうです。白を基調にしていて、チーム名もないので、中学や高校の野球部の練習みたいですね。
さらに空き地の頂上決戦がこちら。ウッドランドシーニックスの少年野球です。


ウッドランドの人形は生活感が出ているものや、どこか温かみがあったりするものをみかけますが、こちらの少年たちもまさにそんな感じです。レイアウトの空いたスペースに緑のパウダーを撒いて牛を置いてというのは昔よくみかけましたが、10センチ四方でもNゲージサイズなら15m四方になります。まさに空き地の野球のレベルではないでしょうか。
WBCの話に戻りますが、第一回、第二回の頃はアメリカの関心もさまざまだったように記憶しています。2009年に海外で知り合ったアメリカ人家族はボストンの出身ということで、その家の子供がレッドソックスファンとのことでした。WBCでMVPを獲るも、シーズンでは不調だった松坂大輔の話になり「日本の野球界はWBCをとても重要に考えている」と説明しましたが、なかなか分かってもらえないようでした。もっとも、松坂がいかに凄い選手か、ということは私もよく分かっていますので「マツザカはハイスクールの時から誰もが注目していたし、プロのデビュー登板をスタジアムで見たけど(これは本当)、あれは新人とは思えなかった」とちょっと自慢も交えつつ、野球談議になりました。
今回の大会ではグループリーグでヨーロッパ勢もいい試合をしていましたし、初出場のチェコ代表も話題を提供していました。イタリア系アメリカ人を中心にチームを組んだイタリア代表と日本が準々決勝を戦いましたが、イタリアびいきのmarcoさんはどちらを応援するのですかと聞かれ「そりゃあジャポーネだよ。大谷。ダルビッシュばかりが注目されるけど、佐々木、今永、山本のノーヒッター投手が(以下略)」と熱く語ってしまうわけです。今回はスタジアムで観戦とはなりませんでしたが、国によってもスタジアムの空気は違うようで、中継で見た台湾のスタジアムはとても賑やかで、ちょっと台湾のスタジアムも覗いてみたくなりました。
さて、長くなりましたが今日はここまで。日本代表の勝利と素晴らしい試合をした各国のチームを称えて、乾杯しましょう。
今回大会はテレビ観戦ではありますが、3月13日(日)などはグループリーグも大詰めということで朝から晩まで工作しながら4試合も(!)観戦しました。Jスポーツの中継でイニング終了後にかかる「なにがなんでも、なにがなんでもさあー♪」のメロディが頭から離れていません(汗)。
WBCに絡めて野球に因んだ模型を探してみました。写真多めになりますが、なにとぞご容赦ください。
まず有名どころ、というわけではないのですが1/87の人形でおなじみ、プライザーから野球選手が出ています。ただし、選手を11人入れたサッカーのセットとは違い、投手と打者1人ずつが単体で出ている限りです。




あか抜けない赤と青、しかもチーム名の無いユニフォームで、おまけに動きという点でもあと二コマ先の動きが見たかった感があります。プレイモービルの時も書きましたが、野球が「お家芸」ではない国だと、我々ほど思い入れも強くないのかもしれません。サッカーの場合、前述のプライザーだけでなく、メルテンに至っては審判やコーナーフラッグの入ったセットもありました。
近いスケールではこんなものが出ていました。シーザーミニチュアというメーカーの1/72「スポーツマンセット」です。

箱は共通ですが野球、サッカー、バスケの3種類が出ていました。箱絵の野球のユニフォーム、権利関係とか大丈夫でしょうか。ア・リーグ東地区のあのチームとあのチームに見えます。
内容は軟質プラの人形が8種類のポーズで20体あまり入っています。そのうち4種類を塗ってみました。軟質プラという特性上、プライマーを先に塗り、一日おいてプラカラーで着色しました。なお、いずれもユニフォームのデザインは架空のものです。


チームの打の中心でしょうか。引き付けてスイングの動作に入るところです。
投手です。


捕手からのサインを見て、投球モーションに入る前です。
そして左足を上げて・・・


守備の名手もいます。内野手がゴロに追いつこうとしています。


足元にピントが行ってしまいましたが、外野に抜けるゴロを捕ろうとしています。
そして大きな当たりは・・・


外野手がナイスキャッチでした。モールドからしてこの外野手のユニフォームは袖なしタイプのようです。袖なしタイプは日本でも思い出したようにサードユニフォームとして採用しているチームがあります。
未塗装のままですが、

バッテリー二人です。ピッチャーは本格右腕という感じですね。

左はホームランを放ったのか、悠然とベースランニングしているように見えます。隣の打者はまるでゴルフのスイングですね。高く打球が上がったようです。
このフィギュア、発売からかなり経っており、私もこの四体を塗ったのは数年前でしたが、レビューした方も見かけないのでご紹介しました。塗装をしていないと昔の野球盤についていた各ポジションに立たせる人形みたいですね。一箱あったところでチームが揃うわけでもないので、単体で何かのシーンを再現するとか、今はなきチーム、昔あったデザインのユニフォームを立体で再現したい、という使い方もありそうです(日拓ホームフライヤーズとか、トンボユニオンズなんかもできますよ)。さすがにニューヨークや幕張の某チームのようにピンストライプを再現するのは難しいですし、背番号に合わせた数字の書体を探してくるのも苦労しそうですが。
Nゲージではどうでしょうか。トミーテックからはちゃんとチームになるようにザ・人間のシリーズで野球も出ています。

色違いも出ていますので、レイアウトのグラウンドで試合ができそうです。白を基調にしていて、チーム名もないので、中学や高校の野球部の練習みたいですね。
さらに空き地の頂上決戦がこちら。ウッドランドシーニックスの少年野球です。


ウッドランドの人形は生活感が出ているものや、どこか温かみがあったりするものをみかけますが、こちらの少年たちもまさにそんな感じです。レイアウトの空いたスペースに緑のパウダーを撒いて牛を置いてというのは昔よくみかけましたが、10センチ四方でもNゲージサイズなら15m四方になります。まさに空き地の野球のレベルではないでしょうか。
WBCの話に戻りますが、第一回、第二回の頃はアメリカの関心もさまざまだったように記憶しています。2009年に海外で知り合ったアメリカ人家族はボストンの出身ということで、その家の子供がレッドソックスファンとのことでした。WBCでMVPを獲るも、シーズンでは不調だった松坂大輔の話になり「日本の野球界はWBCをとても重要に考えている」と説明しましたが、なかなか分かってもらえないようでした。もっとも、松坂がいかに凄い選手か、ということは私もよく分かっていますので「マツザカはハイスクールの時から誰もが注目していたし、プロのデビュー登板をスタジアムで見たけど(これは本当)、あれは新人とは思えなかった」とちょっと自慢も交えつつ、野球談議になりました。
今回の大会ではグループリーグでヨーロッパ勢もいい試合をしていましたし、初出場のチェコ代表も話題を提供していました。イタリア系アメリカ人を中心にチームを組んだイタリア代表と日本が準々決勝を戦いましたが、イタリアびいきのmarcoさんはどちらを応援するのですかと聞かれ「そりゃあジャポーネだよ。大谷。ダルビッシュばかりが注目されるけど、佐々木、今永、山本のノーヒッター投手が(以下略)」と熱く語ってしまうわけです。今回はスタジアムで観戦とはなりませんでしたが、国によってもスタジアムの空気は違うようで、中継で見た台湾のスタジアムはとても賑やかで、ちょっと台湾のスタジアムも覗いてみたくなりました。
さて、長くなりましたが今日はここまで。日本代表の勝利と素晴らしい試合をした各国のチームを称えて、乾杯しましょう。