決勝に向けて、各車それぞれのグリッドに向けて姿を現しました。コースを1周してホームストレートのところで一度エンジンを止め、あとはメカニックたちが押しながら所定のグリッドまで運びます。
(角田のマシンもメカニックに押されながら9番グリッドを目指します)
前日飛んだブルーインパルスの本番です。こちらの席からは逆光となってしまいますが、いくつかの演技を披露していきます。
上空に大きな桜の花びらを一機ずつが描く「サクラ」
おなじみ「ビッグハート」
手を止めて空を見上げるメカニックも見えました。日本グランプリでアクロバットチームの飛行は珍しいからでしょうか。パドックがショーの「センター」いわゆる特等席で演技していたような感じでした。ただ、パドック側の背後から進入する演目もありましたし、全体に高度高めでスピードも普段の航空祭より遅めにしていましたし、航空祭なら一方向からしか視線を受けないところを東西南北さまざまな方角に座席があるサーキットですから、演目構成にはいつもと違う苦労もあったかと思います。高速で「ファンブレイク」とか好きですけど、サーキットでやられても場所によっては「?」となってしまいますからね。
やはり航空自衛隊から女性の自衛官・森田早貴3曹の国家独唱もあり、いよいよスタートとなっていきます。
スタート前のグリッド上の風景です。
ドライバーが冷却効果を高めるスーツを下に着ており、昔の(10月下旬とか)日本グランプリでは考えられません。
タイヤウォーマーが外されて・・・
各車フォーメーションラップに向かいます。
フォーメーションラップから戻り、所定のグリッドに戻ってきました。
レースがスタート。トップ争いが「手に汗握る」だったのは2コーナーのあたりまでで、フェルスタッペンがマクラーレン2台をがっちり抑え込み、そこからは独走でした。国際映像にもトップ以外のマシンの争いが映るような状態がチェッカーまで続きます。上位も下位もそれなりに争いがあり、一台一台が間隔が空いて推移するよりは面白いレースでした。
こうして、フェルスタッペンが独走で勝利。前週のシンガポールで敗れた後でしたが、きっちり取り返しました。決勝日はホンダの75周年の創立記念日にもあたり、またフェルスタッペンの優勝でレッドブルはコンストラクターズ(チーム)タイトルも獲りましたので、二重におめでたい一日となりました。
2位、3位をマクラーレンが獲りました。予選と逆で2位ノリス、3位ピアストリです。マクラーレンのピットクルーたちが歓喜の中、自分たちのマシンを迎えます。
表彰式
表彰式の後はストレートに下りることができましたので、余韻に浸っておりました。暑い一日でしたが、長い影ができています。
撤収作業に入る各チーム。フェラーリもなんとか二台揃って入賞ですから、最低限のことはしました。アストンマーチンのアロンソも入賞、彼が憧れるサムライの国で入賞できましたが今年は好調で、まさに「鉄人」の感があります。
角田は順位を落としてフィニッシュ。入賞はなりませんでした。予選と決勝では戦略も変わりますので、そこがまた、モータースポーツの面白さであり、厳しさでもあります。彼の9番グリッドには多くのファンがいました。
バスの時間も気になりまして、サーキットを後にしました。ゲートのところでは昔の中継のエンディングテーマ「In this country」がかかっていました。
これを聴くと芝生にはみ出るマンセル、ひっくり返るデ・チェザリス、そして赤いレーシングスーツのセナやプロストがシャンパンファイトする表彰式の様子を思い出す・・・。
バスは人が揃い次第出発、という感じで、たくさんのツアーバスが駐車場にいました。出発時刻の17:30よりだいぶ前に「出発」できたのですが、なぜか他のツアーバスともども駐車場内で待つような感じで、長い列ができていました。結局17:30頃にようやく出発、土曜日よりも道路がとても流れていて、18:30頃には津に着きました。予定より早く名古屋に出て、ホテルに預けていた荷物を引き取り、名古屋駅できしめん食べて新幹線に乗り込みました。中断等あって帰路が大変だった昨年よりは余裕をもって帰宅できました。
かくして、長いグランプリの三日半も終わりました。ということで月曜からは通常とおり仕事となりました。
(角田のマシンもメカニックに押されながら9番グリッドを目指します)
前日飛んだブルーインパルスの本番です。こちらの席からは逆光となってしまいますが、いくつかの演技を披露していきます。
上空に大きな桜の花びらを一機ずつが描く「サクラ」
おなじみ「ビッグハート」
手を止めて空を見上げるメカニックも見えました。日本グランプリでアクロバットチームの飛行は珍しいからでしょうか。パドックがショーの「センター」いわゆる特等席で演技していたような感じでした。ただ、パドック側の背後から進入する演目もありましたし、全体に高度高めでスピードも普段の航空祭より遅めにしていましたし、航空祭なら一方向からしか視線を受けないところを東西南北さまざまな方角に座席があるサーキットですから、演目構成にはいつもと違う苦労もあったかと思います。高速で「ファンブレイク」とか好きですけど、サーキットでやられても場所によっては「?」となってしまいますからね。
やはり航空自衛隊から女性の自衛官・森田早貴3曹の国家独唱もあり、いよいよスタートとなっていきます。
スタート前のグリッド上の風景です。
ドライバーが冷却効果を高めるスーツを下に着ており、昔の(10月下旬とか)日本グランプリでは考えられません。
タイヤウォーマーが外されて・・・
各車フォーメーションラップに向かいます。
フォーメーションラップから戻り、所定のグリッドに戻ってきました。
レースがスタート。トップ争いが「手に汗握る」だったのは2コーナーのあたりまでで、フェルスタッペンがマクラーレン2台をがっちり抑え込み、そこからは独走でした。国際映像にもトップ以外のマシンの争いが映るような状態がチェッカーまで続きます。上位も下位もそれなりに争いがあり、一台一台が間隔が空いて推移するよりは面白いレースでした。
こうして、フェルスタッペンが独走で勝利。前週のシンガポールで敗れた後でしたが、きっちり取り返しました。決勝日はホンダの75周年の創立記念日にもあたり、またフェルスタッペンの優勝でレッドブルはコンストラクターズ(チーム)タイトルも獲りましたので、二重におめでたい一日となりました。
2位、3位をマクラーレンが獲りました。予選と逆で2位ノリス、3位ピアストリです。マクラーレンのピットクルーたちが歓喜の中、自分たちのマシンを迎えます。
表彰式
表彰式の後はストレートに下りることができましたので、余韻に浸っておりました。暑い一日でしたが、長い影ができています。
撤収作業に入る各チーム。フェラーリもなんとか二台揃って入賞ですから、最低限のことはしました。アストンマーチンのアロンソも入賞、彼が憧れるサムライの国で入賞できましたが今年は好調で、まさに「鉄人」の感があります。
角田は順位を落としてフィニッシュ。入賞はなりませんでした。予選と決勝では戦略も変わりますので、そこがまた、モータースポーツの面白さであり、厳しさでもあります。彼の9番グリッドには多くのファンがいました。
バスの時間も気になりまして、サーキットを後にしました。ゲートのところでは昔の中継のエンディングテーマ「In this country」がかかっていました。
これを聴くと芝生にはみ出るマンセル、ひっくり返るデ・チェザリス、そして赤いレーシングスーツのセナやプロストがシャンパンファイトする表彰式の様子を思い出す・・・。
バスは人が揃い次第出発、という感じで、たくさんのツアーバスが駐車場にいました。出発時刻の17:30よりだいぶ前に「出発」できたのですが、なぜか他のツアーバスともども駐車場内で待つような感じで、長い列ができていました。結局17:30頃にようやく出発、土曜日よりも道路がとても流れていて、18:30頃には津に着きました。予定より早く名古屋に出て、ホテルに預けていた荷物を引き取り、名古屋駅できしめん食べて新幹線に乗り込みました。中断等あって帰路が大変だった昨年よりは余裕をもって帰宅できました。
かくして、長いグランプリの三日半も終わりました。ということで月曜からは通常とおり仕事となりました。