タカラトミーアーツから「陸上模型 戦車コレクション」という1/150のミニチュア戦車が発売されています。このサイズの戦車や車輛については「ワールドタンクミュージアム」以降、一つのジャンルを確立している感があり、1/35の戦車を作る時間と意欲はなかなかないけど、手軽に戦車を楽しみたい私もハマった一人です。女の子が戦車に乗るアニメのおかげなのか「えっ、こんなものまで」という車種も1/144、1/150で製品化されております。
さて、製品の話になりますが、ドイツのタイガーⅠ、ソ連のT-34、米国のM-4シャーマン、旧日本軍の97式、89式中戦車などが製品化されており、安価なこともあって買ってみました。
日本の97式ですが、写真で見るとおり、彩色がだいぶ違うように感じます。特に茶色の赤みが強いように見えます。また、タイガー戦車やT-34では大きな転輪のおかげで気になりませんが、97式やM-4では車体下回りが立体感に乏しく、他社の精密な製品と比べるとやはり厳しいところです。
せめて塗装だけは実感的にと、97式についてはMr.カラーの旧日本軍の戦車色で塗りなおしてみました。幸いプラモデル用の塗料をはじいたりはしませんので、ストレスなく塗りなおすことができました。なお、日本軍の戦車の迷彩塗装では独特の黄色い帯が有名ですが、私はGM鉄道カラーの黄色5号(総武線の黄色い車体色です)を使っています。和からしのような色、というのを何かで読んだことがあり、この色にしました。レモンイエローやクロームイエローとは違う色です。
あとはジオラマに組み込んで足回りのあたりを茂みで隠してみよう、というのがこれらの写真です。
完全には隠れていませんね。地面はタミヤの情景テクスチャーペイントを塗った後で、ミニネイチャー製の草を「置いて」います。マイクロギャラリー製の人形を組み合わせています。地面や草の色からして内地で演習しているような感じですね。
もっとも、鉄道模型のモデラーであれば、長物車チキを調達して戦車を積載するという遊び方もできます。貨車に乗せて走らせてしまえばあまり気にならないのではと思います。
M-4シャーマンについては長砲身であることと、かろうじて判別できる足回りなどから戦後自衛隊で使用された「イージーエイト」と呼ばれるタイプに見えます。そんなわけで陸自仕様に塗り替えました。やや青みが強いオリーブドラブが初期の自衛隊戦車(この場合には「特車」でしょうね)のカラーリングの特徴です。
こちらも同じようにジオラマ仕立てにしました。
こちらは一転して夏草が生い茂る東北か北海道あたりの演習場のようです。
これらのジオラマベースですが、人形、戦車は固定していませんので、同じベースを使って他のスケールの人形などを置いても面白そうです。
今回のおまけです。
いずれも「ワールドタンクミュージアムキット」から塗り替えています。本ブログの読者の方々なら、元ネタはお判りでしょう。
こちらはレジンキットを組んだM7プリースト。陸上自衛隊で運用されたことはありませんので念のため。
陸上自衛隊の車輌はこのスケールで数多く発売されましたが、初期のM24、M41などはレジンキットや3Dプリンターのキットが出ているにとどまっています。軽戦車然として鉄道輸送もされていたM24や、テレビシリーズ「コンバット」に敵味方関係なくあちこちの役で出演したほか、そのスマートな車体が戦車然としており私も好きなM41についても食玩で出ないかなあとひそかに願っております。
さて、製品の話になりますが、ドイツのタイガーⅠ、ソ連のT-34、米国のM-4シャーマン、旧日本軍の97式、89式中戦車などが製品化されており、安価なこともあって買ってみました。
日本の97式ですが、写真で見るとおり、彩色がだいぶ違うように感じます。特に茶色の赤みが強いように見えます。また、タイガー戦車やT-34では大きな転輪のおかげで気になりませんが、97式やM-4では車体下回りが立体感に乏しく、他社の精密な製品と比べるとやはり厳しいところです。
せめて塗装だけは実感的にと、97式についてはMr.カラーの旧日本軍の戦車色で塗りなおしてみました。幸いプラモデル用の塗料をはじいたりはしませんので、ストレスなく塗りなおすことができました。なお、日本軍の戦車の迷彩塗装では独特の黄色い帯が有名ですが、私はGM鉄道カラーの黄色5号(総武線の黄色い車体色です)を使っています。和からしのような色、というのを何かで読んだことがあり、この色にしました。レモンイエローやクロームイエローとは違う色です。
あとはジオラマに組み込んで足回りのあたりを茂みで隠してみよう、というのがこれらの写真です。
完全には隠れていませんね。地面はタミヤの情景テクスチャーペイントを塗った後で、ミニネイチャー製の草を「置いて」います。マイクロギャラリー製の人形を組み合わせています。地面や草の色からして内地で演習しているような感じですね。
もっとも、鉄道模型のモデラーであれば、長物車チキを調達して戦車を積載するという遊び方もできます。貨車に乗せて走らせてしまえばあまり気にならないのではと思います。
M-4シャーマンについては長砲身であることと、かろうじて判別できる足回りなどから戦後自衛隊で使用された「イージーエイト」と呼ばれるタイプに見えます。そんなわけで陸自仕様に塗り替えました。やや青みが強いオリーブドラブが初期の自衛隊戦車(この場合には「特車」でしょうね)のカラーリングの特徴です。
こちらも同じようにジオラマ仕立てにしました。
こちらは一転して夏草が生い茂る東北か北海道あたりの演習場のようです。
これらのジオラマベースですが、人形、戦車は固定していませんので、同じベースを使って他のスケールの人形などを置いても面白そうです。
今回のおまけです。
いずれも「ワールドタンクミュージアムキット」から塗り替えています。本ブログの読者の方々なら、元ネタはお判りでしょう。
こちらはレジンキットを組んだM7プリースト。陸上自衛隊で運用されたことはありませんので念のため。
陸上自衛隊の車輌はこのスケールで数多く発売されましたが、初期のM24、M41などはレジンキットや3Dプリンターのキットが出ているにとどまっています。軽戦車然として鉄道輸送もされていたM24や、テレビシリーズ「コンバット」に敵味方関係なくあちこちの役で出演したほか、そのスマートな車体が戦車然としており私も好きなM41についても食玩で出ないかなあとひそかに願っております。