こちらもスペイサイドの王道で27年物。
私は普段スペイサイドをほとんど飲まないのですが、どちらか
といえば自分の嗜好にあったテイストで、先の”スペイサイド”
と共に、すでに酔っぱらっているにも拘わらず、比較しながら
飲んだ一本です。
ラベルにはリフィルバーボンと書かれており、1984年蒸溜
2011年瓶詰、207本、45.1%というスペックですが、
先に比べ比較的低いアルコール度数と長い熟成期間が、より充実
したバランスを構成しており、蒸溜所の特徴であるハチミツや
麦芽の味わいも良質のウィスキーであることを穏やかに主張して
います。
私はひと口飲んだ時には、反射的にハイランドだと思ったので
すが、ミドルに広がるハチミツとエステルの組み合わせは、や
はりスペイサイドなのでした。
そういうハイランド・チックなウィスキーは、ややもすると、
こちらの気分の問題もあって、中途半端や凡庸、間違った選択、
とステレオタイプに捉えてしまうことがありますけれど、これ
ほど愚かで誤った評価もないでしょう。個性は個性であって、
そのまま受け止めるべきものであります。
そう、そのまま受け止めたときに、はじめて姿を現す素性の良さ
というものがあって、それを見つけることができたら、また新
しいウィスキー体験というものができますね。
それをこれまでも積み上げてきたのだし、これからもドアをオー
プンにして楽しみたいのです。それがモルト好きの人生という
ものでしょう。
私は普段スペイサイドをほとんど飲まないのですが、どちらか
といえば自分の嗜好にあったテイストで、先の”スペイサイド”
と共に、すでに酔っぱらっているにも拘わらず、比較しながら
飲んだ一本です。
ラベルにはリフィルバーボンと書かれており、1984年蒸溜
2011年瓶詰、207本、45.1%というスペックですが、
先に比べ比較的低いアルコール度数と長い熟成期間が、より充実
したバランスを構成しており、蒸溜所の特徴であるハチミツや
麦芽の味わいも良質のウィスキーであることを穏やかに主張して
います。
私はひと口飲んだ時には、反射的にハイランドだと思ったので
すが、ミドルに広がるハチミツとエステルの組み合わせは、や
はりスペイサイドなのでした。
そういうハイランド・チックなウィスキーは、ややもすると、
こちらの気分の問題もあって、中途半端や凡庸、間違った選択、
とステレオタイプに捉えてしまうことがありますけれど、これ
ほど愚かで誤った評価もないでしょう。個性は個性であって、
そのまま受け止めるべきものであります。
そう、そのまま受け止めたときに、はじめて姿を現す素性の良さ
というものがあって、それを見つけることができたら、また新
しいウィスキー体験というものができますね。
それをこれまでも積み上げてきたのだし、これからもドアをオー
プンにして楽しみたいのです。それがモルト好きの人生という
ものでしょう。
感謝!