インディペンデントとして有名なケーデンヘッド社のスモール
バッチシリーズにラインナップされる13年物のボウモアです。
このシリーズは、顕著な特徴をもつカスクをリリースすることで
知られていますが、このボウモアの特徴はヘヴィ・リチャーした
バレル樽ということでしょう。ほとんど炭そのものといった
飲み口が特徴です。
こういう、一見どう考えても「美味しい」と表現するには躊躇
われるようなものがあるのも、モルトの世界では散見されます
ので、特段珍しい事でもなんでもなく「ときどきアル」という
話でしかありません。
そこを踏まえた上での特徴を問われたのだとしたら、ここまで
完全に煤のような風味となりながら、奥底にバレルの甘みが穏
やかに漂っていることではないでしょうか。だからこそのボウ
モアなのであるし、ボウモアの名を付して世に出したいと考え
たボトラーなのだろうと思います。
当の蒸溜所がオフィシャルボトルで漂流を続けるなか、現地の
事情をよく知るボトラーがこういうものを「発掘」してくれる、
その文化を我々は伝えてもらっている、という側面を感じさせる
一本だったのです。
13年熟成でアルコールは59%でした。
バッチシリーズにラインナップされる13年物のボウモアです。
このシリーズは、顕著な特徴をもつカスクをリリースすることで
知られていますが、このボウモアの特徴はヘヴィ・リチャーした
バレル樽ということでしょう。ほとんど炭そのものといった
飲み口が特徴です。
こういう、一見どう考えても「美味しい」と表現するには躊躇
われるようなものがあるのも、モルトの世界では散見されます
ので、特段珍しい事でもなんでもなく「ときどきアル」という
話でしかありません。
そこを踏まえた上での特徴を問われたのだとしたら、ここまで
完全に煤のような風味となりながら、奥底にバレルの甘みが穏
やかに漂っていることではないでしょうか。だからこそのボウ
モアなのであるし、ボウモアの名を付して世に出したいと考え
たボトラーなのだろうと思います。
当の蒸溜所がオフィシャルボトルで漂流を続けるなか、現地の
事情をよく知るボトラーがこういうものを「発掘」してくれる、
その文化を我々は伝えてもらっている、という側面を感じさせる
一本だったのです。
13年熟成でアルコールは59%でした。
感謝!