年末に我が家に子犬が来た。
生後3~4ヶ月のまだ子犬だ。
その子犬が心臓に障害を抱えており、長生きは難しそうだということが分かった。
さて、ここで考えたこと。
まだ数日とは家、縁あって我が家に来た子だ。彼女がうちを選んだわけではない。
それが前提。
当然、ペットショップでは健康であることを保証した上で販売をしている。
ペットショップの今回の話をすると、「他の子犬と交換しましょうか?」とのこ . . . 本文を読む
2015年1月12日、親父が死んだ。
StageIVの告知を受けたのが、2013年の8月でその時に言われたのが、余命は6~8ヶ月だろうと。その後、治療方針についての葛藤を経て、抗がん剤治療を拒否し、地方では珍しい献身的な医師の下で緩和ケアという選択をし、17ヶ月間を自分らしく生きて、そして死んでいった。
本人も、僕も覚悟はしていた。
親父は Ending Note をつけ、事前に身辺整理を進 . . . 本文を読む
久しぶりの更新が極私的な内容。まぁ、あまり気にせずに。
僕がもっとも精神的にしんどかった頃、僕は二匹のうさぎ達に救われたと言っていい。「さくら」と「りんたろう」の二人だ。
長女の さくら は「超」がつくほどのお転婆で、わがまま、そして甘えん坊でツンデレ。でもその仕草はいつもどこかおかしくて、いつでも僕を笑わせてくれた。
彼女は撫でられるのが好きで、幼い頃は僕が撫でているとそのまま気持ちよさ . . . 本文を読む
日本シリーズ2013の第6戦、2勝の巨人に対して、楽天が王手をかけしかも投げる当初は無敗の田中、場所は楽天の本拠地 Kスタ宮城ということで、誰もが楽天・田中が最高の形で締めくくるのではなと期待、あるいは反発していた試合だったわけだけど、結果は田中の4失点でまさかの黒星。まぁ、7戦が盛り上がるのは間違いない。
この試合をNHK-BSで見ていたのだけれど、元広島の大野豊、小早川毅彦が解説をしていて、 . . . 本文を読む
まぁ、どうでもいいといえばどうでもいい話。最近、うちの会社の入っているテナントビルのトイレに的がついた。ん、ちょっとわかりにくいかな。男子トイレの立小便をするところに、◎な感じの的がついているのだ。
男子トイレというのは当然、立小便をするわけだけれど、そのトイレをきちんと小便をかけずにその周囲にかけてしまうという人が意外といる。トイレにきちんと収めていれば後は水を流せばきれいになるわけで、掃除を . . . 本文を読む
駅前で緑の党・三宅洋平が街頭演説をしていたので覗いてみた。明らかに他の候補者とは違って、集まっているのは20代~30代が中心。Yシャツ姿の人間というよりも、もうちょっとラフな服装だったり、若い子供連れの主婦立ったり、ビール片手に集まってる人もいる。街頭演説というより、野外フェス的な開放感と熱気が一帯を覆っている。
三宅洋平というと「街頭演説で歌う」というキーワードしか知らなかったので、正直、 . . . 本文を読む
今年の参院選では初の「ネット選挙」解禁だと騒がれている。しかし今回解禁されたのは、①選挙期間中に有権者が自らのHPやブログ、ツイッターを通じて特定の政党や政治家を応援できるようになった、②候補者・政党が選挙期間中にHPやブログ、ツイッター、「メール」を通じて選挙運動が可能になった、という点のみ。
本来、ITやネットを選挙に使った場合の可能性というのはもっと大きいはずだ。そのインパクトから「3+1 . . . 本文を読む
今年の参院選は初の「ネット選挙」だと騒がれている。ちょうど病院で番号で呼ばれたことに腹を立て、「刑務所に来たんじゃない」「会計をすっぽかして帰った」とプログに書き込んで、炎上した小泉岩手県議が自殺したこともあって、このネット選挙に対して候補者側が過敏になっていたりもする。
まぁ、小泉氏の件は受診者を番号で呼んでいる背景を理解せずに、その後に会計をすっぽかすという行動そのものがまず問題あるわけで、 . . . 本文を読む
読売テレビのアナウンサーだった辛坊治郎さんが盲目のクルー岩本光弘さんと共に、ヨットで太平洋横断を目指したものの遭難、海上自衛隊によって助けられたというニュースは、ちょうどその会見が報道ステーションの時間とかぶったということもあり、話題になった。
辛坊さんらヨットで遭難 救助後会見ノーカット1/4(13/06/22)
その際、辛坊さんが「「本当にご迷惑をお掛けしました。……私たち2人のために大 . . . 本文を読む
乙武洋匡さんとイタリアンレストランとの問題は、当人同士が何となくの幕引きをはかったこともあり、何となく騒動が納まった感がある。というわけで、いまさらこの問題を蒸し返すつもりはないのだけれど、この問題を生み出しているものは何だろう。
そもそもこの問題では、乙武さんが考えていた「常識」とこのお店、あるいはそれに代表されるような社会の「現実」や「常識」との間に隔たりがあり、両者に掛け違いが生じたという . . . 本文を読む
乙武洋匡さんが予約したレストランへ行ったところ、車椅子だから入店を断られたというツイートを巡ってネット上が騒がしい。
車椅子なら事前連絡が必須? 乙武洋匡を「入店拒否」にした店に賛否 (1/2) : J-CASTニュース
総論としては、身体障害者に対してはもっと優しい社会であるべきだし、それを理由に彼らの権利が阻害されることはあってはならないことだと思う。とはいえ、このニュースを聞いたとき、何 . . . 本文を読む
何となく、人を殴るということについて考えていたので、ちょっと書いてみる。
日本女子柔道や大阪・桜ノ宮高校の体罰問題のこともあって、何となく、人を指導するのに「暴力」を一切否定する風潮が強くなったような気がする。桑田真澄がPL時代の経験をもとに暴力を全否定したり、様々なコメンテーターが同様に暴力を否定するような話をしたり。でも、こうした話をきいていても、実はどうもピンとこない。
先に自分の主張を . . . 本文を読む
「親子」とは何だろう。帰省のたびにこのことを考えてしまう。
僕も決して親父との関係がうまくいっているわけではないし、中学~高校の頃は「克服すべき存在」「敵対する存在」としていたわけで、今どきの「友達パパ」「友達親子」的な感覚は全くない。それでも年老いた親父の姿を見れば放っておくわけにはいかないと思ってしまう。
親が子供に対し「無償の愛」を与えるというのはわかる。それは対価を求めてのものではない . . . 本文を読む
使い方の問題もあるのだろうけれど、改めてmixiとFacebookは全く別物だったのだなぁと思う。FBがもたらしたリアルな人間関係を前提とした「つながり」は、やはりそれまでとは全く別物だ。それは人生という連続性を改めて感じさせてくれるし、それまでであればその時々で完結してしまっていた関係性―人生や時間を縦に連なる流れだとするならば、学生時代や旅先での出来事といったような特定の期間内で広がった横の関 . . . 本文を読む
高校時代の友人が死んだ。
あまり個人的な話や感傷的な話は書かないようにしているのだけれど、まぁ、何となく、このざわついている気持ちの整理も含めて。
1年前の同窓会で久しぶりにあった。多分、高校はを卒業してからは僕が地元を離れてしまっていたこともあって、1度会ったかどうかくらいだろう。それでも同窓会では、先に来ていた彼に手招きされて、彼の隣の席に座った。おぅ、●●(僕の名前)、こっちこっち。久し . . . 本文を読む