一言でいうなら、素敵な芝居だったな、と。うん、見てよかった。
初めてのマームとジプシー、初めての藤田貴大。岸田戯曲賞受賞作ということで、池袋まで。
開演前、せり出した舞台も、シンプルなオブジェも、白い衣装で体を伸ばす役者陣もいい雰囲気。正面には街の様子をかたどった箱庭のような世界が映し出されている。これだけでいい雰囲気。開演が待ち遠しくなる。
役者で魅せるというよりは、演出で魅せるタイプ . . . 本文を読む
かれこれ約20年ぶりに芝居の作・演出をした。30分弱のショートストーリー。
まぁ、何というか、この劇団で試してみたかったこともあったし、これまでとは違うアプローチでどこまでできるかという挑戦もあった。情宣なんかについていえば、とりたてて目新しいことをしたわけではないけれど、おざなりになっていたことを改めてしっかりとやったりもした。やろうとしていたこと全てができたわけではないし、計算通りに行ったこ . . . 本文を読む