基本的にiPodやウォークマンと携帯は融合できるだろうと思っている。それはこれまでもこのブログで書いてきたことだし、携帯電話としW31SAを選び30曲ぐらいの楽曲をSDカードに入れているし、通勤時にFMを聞いたりもしている。しかし同時にiPodを愛用する立場からすると、やすり「音楽ケータイ」が真の意味でDAPのようになるためには、まだまだハードルが高いと思う。auのLISMOに関する記事を読むと、 . . . 本文を読む
所詮、googleも商業主義に飲み込まれているのさ、と割り切ってしまえばそんなに気になる記事でもないのでけれど、少なくとも、googleをMSの帝国主義とは一線をかいたWeb2.0的世界観を体現した企業として、インターネット・ユートピアを投影していた立場からすれば、この決断、あるいは言い訳は許しがたいだろう。「中国政府に批判的と思われるコンテンツへのアクセスを規制することになるが、同社はこの措置に . . . 本文を読む
一般の人には全く普及していないものの(苦笑)、ネット業界では、その大きなパラダイムシフトの勝ち組になろうと様々な取組が行われている「Web2.0」。そうした流れの中で、So-net新しいポータル戦略の一環として、はWeb2.0的な取り組みを集めた「Web2.0サロン(WEB.two.o.salon)」を開設とのこと。実際にこのサイトを見てみると、So-net BlogやMondo(口コミ検索)、S . . . 本文を読む
ほりえもんを時代の寵児だとしてさんざん持ち上げときながら、特捜が査察に入ったとたんにここぞとばかりに叩きまくる、こうしたマスコミの異常さは今に始まったことではないが、この映画を見ていると、マスメディアやジャーナリズムの持つ「危うさ」について考えてしまう。本来であればジャーナリズムとは「社会的正義」を伝えることが原点のはずだ。しかし今、マスメディアには「おごり」や「馴れ合い」、「商業主義」が蔓延して . . . 本文を読む
「…戦線から遠のくと楽観主義が現実にとって替わる。そして最高意思決定の段階では「現実」なるものはしばしば存在しない。戦争に負けている時は特にそうだ……突然ですが、あなた方には愛想が尽き果てました…」これは押井守監督の「パトレイバー2」の中で"昼行灯"後藤隊長が警察庁幹部らに言い放った言葉。この映画を始めてみた高校生の頃はもう1つ意味がわからなかったけれど、社会人となり、ビジネスという名の戦場で働い . . . 本文を読む
これまでも何度も「プレイリスト」が音楽配信、特にサブスプリクション型音楽配信のキーになるということは書いてきたのだけれど、CNETに同じようなテーマの記事が載っていた。そのタイトルもズバリ「音楽プレイリストは、サブスプリクションサービスの救世主となるか」。簡単にこの記事を紹介すると、サブスプリクション型音楽配信サービスを提供している関係者はプレイリストに大きな期待をしているが、2005年にプレイリ . . . 本文を読む
三谷幸喜ワールド全開!のっけから場内は爆笑。とにかく笑う笑う。にもかかわらず、「ラヂオの時間」「みんなのいえ」と比べてどうだったかと聞かれると、満足度は結構微妙なところかも。三谷幸喜の凄さ故に、コメディ特有の罠に引っかかってしまったというところか。とはいえ誰もが楽しめること間違いない1作。
「ホテルアバンティ」の副支配人である新藤平吉(役所広司)はアシスタントマネージャーの矢部登紀子(戸田恵 . . . 本文を読む
富山の高岡というのは県内第2の都市とはいうものの、人口僅か17万~18万人の中小地方都市だが、その人口に比べて映画館の数が以上に多い。高岡の人がみんな映画好きということもないのだろうが、その数は人口で倍の富山市や3倍近い金沢市と比べても遜色ない。そしてその高岡で異色の映画館が「高岡ピカデリー」だ。
もともと地方都市の映画館というと、商店街や駅前にあるというのが通例なのに、昭和55年のオープンの段 . . . 本文を読む
道州制の在り方を審議している政府の地方制度調査会が3パターンの区域割案を提示している。出身「県」の存在が薄くなるのは残念だけど、交通網の発達や情報通信網の発達、そもそも距離や時間という概念が薄いインターネットの登場を考えるとそれもやむなしか。だいたい47都道府県に分けられた明治の世と比較すれば、今の都道府県の区域がいかに狭いことか。当時の人々が一日かかった距離を、今車を使えば果たして何時間かかるだ . . . 本文を読む
GyaOやTV Bankなど、ここにきて動画配信が盛り上がっているけれど、それは国内だけではなく、iPodビデオの登場やGoogle VIDEOの登場など海外でも同様のようだ。ただ国内の場合はストリーミング配信が中心なのに対し、海外ではダウンロード型が中心に見えるのは気のせいだろうか。もちろんアメリカに比べ日本のブロードバンド環境の方が進んでいるため、ある程度の品質のストリーミング配信でも利用しや . . . 本文を読む
まず脚本が素晴らしい。そしてそれぞれの登場人物がリアルに演じられ、見ている誰もが彼らのちょっとした行動や感情、セリフにおもわずうなずいてしまうんじゃないだろうか。テーマそのものは決して目新しくないものの、この手の中ではもっとも洗練された作品の1つに仕上がっている大人の恋愛ドラマ。
小説家志望のジャーナリスト・ダン(ジュード・ロウ)は、ある日ロンドンの街中で、交通事故に遭遇した若いストリッパー・ア . . . 本文を読む
wikiのような「あり方」は、結局のところ、これまでのように「情報」や「知」を発信する側と受ける側とを分ける、そしてそこに必然的に発生するのであろう発信者側の「権威」というものをなし崩しにしてしまう。こういう「あり方」、つまり市民が情報の発信主体化するというものはインターネット黎明期から言われてきたことだけど、ここにきてこうした流れが既存の権威(マスメディアやアカデミックなど)を揺らしかねない「流 . . . 本文を読む
こういう映画がアカデミー賞をとるところにアメリカの良心を感じる一方、このような結末の映画を大衆か許容できるほど、やはり時代というのが変わってきたのかとも思う。親子とは、家族とは何か、あるいは生きるということはどういうことか、人を愛するとはどういうことか、人がにとっての死のあり方とは…様々な要素を内包しつつ、女性ボクサーと初老のトレーナーとの魂の物語。クリント・イーストウッドの最高傑作。
「自分を . . . 本文を読む
何気に左枠の「BloGoodMusic」のコーナーが毎月更新されているんだけれど、今月のお薦めは、1番上の「THE MARKET」のコーナーで紹介されている「Ultimate Plates/天ノ川」と「THE PARK」のコーナーで紹介されている「Lead Of The Sun/かの香織」でしょうか。
実は、時々、JAZZ、ボサノバ、クラブ系などなどセンスのいい音楽を紹介してくれているBLOGを . . . 本文を読む
雪国では決してオレンジレンジのような能天気な曲は生まれないのだろうと思う。久しぶりに「雪の正月」を迎えた北陸にいるとそんな風に思ってしまう。車道などはすっかり融雪装置が完備されて、ほぼ雪の影響はないとはいえ、雪が降りつづけると出歩くのはもちろん、何かにつけ億劫になるし、あるいはまず優先的に除雪作業を行わねばならなかったりもする。また仮に出歩いたとしても、雪道を歩くとなると夏の日のように自由に歩ける . . . 本文を読む