「LOVE PSYCHEDELICO」の音楽とモスクワ国際映画祭最優秀受賞の話題につられて「ホテルビーナス」を見る。あまりTVを見ないので知らなかったが、この映画、フジテレビ深夜のバラエティ「チョナン・カン」からのスピン・オフ企画だとか。それもあってか映画は全編韓国語。監督は「チョナン・カン」のディレクター・タカハタ秀太で、PVなども手がけているとか。確かに一つ一つのシーンの撮り方やイメージの作り . . . 本文を読む
日常のささやかの営みの中にこそ「幸せ」は転がっているというのは正論だろう。多くの人々はそうした営みの中にとどまりながら天寿を全うしていくのだから。しかし今、自分の生きている社会や暮らしというものの生き難さに耐えられない人間はどうしたらいいのか?ただ「生きること」を肯定し強要する社会において、自分らしく生きるための選択はそれだけで尊重されるべきだと思う。ヴァージニア・ウルフの選択もローラ・ブラウンの . . . 本文を読む
CNETの記事だったと思うのだが、iPodは「曲」との再発見をさせるといった内容のコメントをS.ジョブズがしていたと思う。確かにiPodを使い始めてからそのことに実感する。どうしてもこれまでのCDやMDを前提とした場合、例え新しいCDを買ったとしてもしばらくすると聴かなくなってしまうものというのも多い。お気に入りのアーティストでも本当にお気に入りのアルバムや曲というのは意外と少なく、結局、特定のも . . . 本文を読む
gooが立て続けに興味あることを行った。1つは「辞書検索」などを梱包したツールバー「gooステック」のバージョンUPで、ブラウザを立ち上げずに検索できるというもの。もう1つが、今話題のブラウザ「Firefox」に対応したプラグイン提供とのこと。これによってFireFoxでも辞書検索やblog検索が容易に可能となる。
ITmedia エンタープライズ:gooブログ対応、gooスティックver5.0 . . . 本文を読む
知人のブログでポイントプログラムについていろいろ考えている記事があったので、久しぶりにポイント制について考えてみた。長いことほったらかしであるけれど、このブログのカテゴリーに「貨幣、ポイント」という部分がある。一般の人からすると「マツキヨ・ポイント」と「100円玉」がどう関係あるのか、と思われる方もいるかと思うのだが、電子マネー「Edy」と「100円玉」といわれると何となく関係ありそうな気がするだ . . . 本文を読む
「音楽のダウンロード販売では、新譜より旧譜の販売が圧倒的に多いことが判明した。発売から1年半以上経過した曲が全体の63%を占め、新曲は37%にとどまっている」というニュースの真偽のほどは不明だが、確かに音楽配信サイトを見ていると「廃盤」になったアルバムが配信されていたりと、これまでにない音楽の楽しみ方ができるのかな、という期待がある。もともとレコード派で、CDの出始めの頃はそのキンキンとした音(何 . . . 本文を読む
「ハウルの動く城」では18の少女が90歳の老婆となりそれでも恋のために爆走する!という物語だったけれど、こちら19歳の頃の恋心を60年間の抱きつづけた老婆の恋愛物語だ。といっても「東京夜曲」のように秘めた想いを胸の奥に抱きつづける――なんてのは南国のラテンな気候が許すわけはない。沖縄の美しい青い空の下、真っ赤なブーゲンビリアのようにルビィの恋は咲き乱れる。難いことなしに楽しめる恋愛コメディ。日本の . . . 本文を読む
木村剛×切込隊長の争いも木村氏側が一段落させたと感じで、ようやく普通のブログに戻ってきた。今回の騒動について書かれた記事は数多あるが、こういった争いがある以上、ネットのサービスに対するトレーサビリティが必要ではないか、という興味深い記事がHOTWIREDブログに載っていたので、紹介を兼ねて感じたことを。
HOTWIRED:当事者間で紛争を解決するためのトレーサビリティ
この記事のポイントは切込 . . . 本文を読む
CNETやITmedia、RBBに音楽配信を巡る記事が立て続けに載っていた。これだけ音楽ビジネス、コンテンツではなく再生デバイスや提供するための仕組みについて話題になる年は久しぶりなんじゃないだろうか。クリスマス商戦ということもあってMDのCMも盛んに流れているが、これも最後の稼ぎ時というか、確実に流れはMDやCDといった「物理的メディア」ではなく「デジタルコンテンツ」そのものを利用しようと言う流 . . . 本文を読む
NTTドコモがこれだけの成功を収めた一番の理由を問われれば、僕は「i-mode」とは答えない。もちろんそれが直接の原因ではあるのだが、その背景にあるのは、これだけ携帯電話が急速に普及したにも関わらず、電波という有限な資源に対して、総務省が3社にしか割り当てないという「電波行政」によるものだと答えるだろう。つまり圧倒的な参入障壁に守られた業界なのだ。
CNET Japan:「携帯電話の新規参入はル . . . 本文を読む
デスクトップ検索をめぐる争いが激しさを増している。まだほとんど市場が立ち上がっていないにも関わらず、Google、Yahoo、マイクロソフトといった検索界の中心勢力が次々に参画。とりあえず形でも参戦しなければ、と考えているソフトウェアベンダーも多いのではないだろうか。
デスクトップ検索競争本格化--MSもまもなくテストバージョン発表へ
最近、ほとんどネットニュースを追えていないので、ここにき . . . 本文を読む
ECサイトの課題の1つとして、いかにして顧客あたりの購買単価を上げるかという問題がある。ECというアメリカなどでは今回のクリスマス商戦でも数少ない好調な販売チャンネルでありつつも、いまだにインターネット上でのクレジット番号の登録には抵抗があるという人も多く、また「楽天」や(顧客情報流出の心配があるとはいえ)「Yahoo!ショッピング」のような一部サイトに利用者が集中してしまうということもあり、多く . . . 本文を読む
女性の「艶っぽさ」を描かせるとパトリス・ルコントは何とうまいことか――「髪結いの亭主」「仕立て屋の恋」などパトリス・ルコント作品の王道を行く作品。娼館の女性たちがいとおしい。
舞台は第2次大戦前後のパリ、まだ娼館が立ち並んでいた頃、その1つ「オリエンタル・パレス」の娼婦たちに囲まれながらプチ・ルイ(パトリック・ティムシット)は育った。多くの女性に可愛がられてきたためか、プチ・ルイは子供の頃から「 . . . 本文を読む
週刊誌や切込隊長を中心とした反・木村剛派のバッシングが激しくなっている。週刊誌をはじめとしたマスコミと木村剛が仲の悪いのは周知のことであり、だからこそ「木村剛の金融経済大捜査線」(既に終了)や「週刊!木村剛」といったネット番組や「フィナンシャルジャパン」誌といった既成のマスコミとは違うメディアを自らの手で生み出そうとしている。では何故、マスコミと反りがあわないかというと、マスコミの持つ編集権、言い . . . 本文を読む
やっぱり北陸で飲むなら日本酒が1番だ。基本的にあまり食事にはこだわらないけど、あの関東や関西のプラスティックのような刺身とは違う油ののり切った寒ぶりを食べるならやっぱり日本酒が1番だと思う。久々にきた富山の地でこんなに上手い日本酒のあてに出会ってしまうと思わず紹介したくなる。
基本的に「淡麗辛口」の北陸の酒が好きで、本当に美味しい店に行った時は肴に合わせて酒を選び、あるいは酒に合わせて肴を選んで . . . 本文を読む