ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

Taspo(タスポ)に「ガラパゴス化」を越えたメリットはあるのか

2008年03月30日 | ビジネス
喫煙家には面倒くさいtaspo(タスポ)だけれど、このtaspoで採用されている技術が事実上、日本のスタンダードとなっているFeliCaではなく「Mifare(まいふぇあ)」だとか。日本の「ガラパゴス化」が叫ばれている現在、このことはいいことなのか、悪いことなのか、そもそも「ガラパゴス化」はだめなことなのだろうか、考えてみた。 このMifareという規格自体は非接触型ICカード規格・ISO144 . . . 本文を読む

ソーシャルニュースはソーシャルブックマークを越えれるか

2008年03月26日 | 検索・ポータル
ソーシャル・ニュースの「newsing」がリニューアルをしたということで、改めてソーシャル・ニュースとソーシャル・ブックマークの違いについて考えてみた。 ソーシャル・ブックマークというのはこれまでであれば個人がPC上で管理していたブックマークをネット上で管理し、共有できるようにしたもの。同じページをブックマークした人が他にどんなものをチェックしているか、どれくらいの人がチェックしているかが分かる . . . 本文を読む

思考の整理学 / 外山滋比古(とやましげひこ)

2008年03月23日 | 読書
地頭力にしろ、仮説思考にしろ、最近にわかに「思考力」ブームとなっている。それも1~2年前なら「論理思考」が切口だったのだけれど、どうも最近はたんに「論理」的に考えるだけでは物足りなくて、そこから次の一歩をどうするか、どう発想するかに主眼が置かれている感じ。ま、そりゃそうだ。評論家をいくら育てたところで何も新しいものは生まれないのだから。 そんなこともあってか、やたら書店に並んでいたのがこの本 . . . 本文を読む

新・都市論TOKYO / 隈 研吾・清野 由美

2008年03月17日 | 読書
ビルや建築物を見るのが好きだ。日建設計なんかがデザインしたビルだと面白みもないが、それなりの建築家が設計したビルの場合、その建築家の思想性や問題意識がデザインに反映されることになる。それは利便性や機能性とは必ずしも合致しないかもしれない。とは言え明確な意思をもったその姿はその存在だけで刺激的だ。それは何も1つのビルだけでなく、都市の設計においても同様だろう。 そんなわけで大型再開発が続く東京を舞 . . . 本文を読む

何故、今、YouTubeのPF化が騒がれるのか

2008年03月14日 | コンテンツビジネス
googleが、というかYouTubeがAPI機能を拡張し動画PF化を加速するとこのこと。具体的に何がどう、というのは見ていないのだけれど、これは当然の流れだろう。 YouTube、API拡張でプラットフォーム化へ--グーグルの狙いを探る:コラム - CNET Japan YouTube、「どこでもYouTube」を可能にする新API公開 - ITmedia News ある意味、こんなことgo . . . 本文を読む

「ニコニコ動画」がSP版になったということで…

2008年03月06日 | コンテンツビジネス
Web2.0をユーザー参画やロングテールになぞらえるなら、「感情の共感」をベースにWEB2.0さえもいっきに突き抜けた感がある「ニコニコ動画」がRC版からSP版になる(なった)とか。ちょっとパスワードエラーでまだアクセスできてませんw 「ニコニコ動画」が「SP1」にバージョンアップ 「ムービーメーカー」無償配布 - ITmedia News ITmediaの記事を見ていたところでの感想を並べ . . . 本文を読む

ソーシャル・ネットワークは「個人」を特定できるか

2008年03月05日 | 検索・ポータル
『ソーシャルネットワークは「空気のような存在」へ』という記事がCNETに掲載された。Li氏の講演の詳細が分からないので何とも言えないが記事から類推するに、ソーシャル・ネットワークは今後、「空気」のように当たり前に在る存在、常に/既に「繋がっている」状態になると言うことなのだろう。しかもそれは1つのサービスに閉じたというより、サービス間のシームレスな連携によって実現されるのだと。 ソーシャルネット . . . 本文を読む

インターネットは電子チラシが嫌いか

2008年03月04日 | コンテンツビジネス
インターネットの役割というか特徴というか、1つの機能として「代替メディア」であることだと考えている。代替メディアは何か、というと、単純に言えば、コンテンツや商材といったものは全くそのままで「伝送路」の部分だけが安価なインターネットに置き換わっていくこと、くらいに捉えてもらうといい。ま、IP電話にしろ、メールにしろ、楽曲配信にしろそれら自体はこれまでもあったスタイルだし、それがインターネットを通じて . . . 本文を読む