グーグルの勢いが凄いのか、テレビが本当に危ないのか、このところ「グーグルが日本を破壊する」や「テレビ進化論」など、このところ今後のテレビのあり方について書かれた本が立て続けに刊行された。この岡本一郎さんの「グーグルに勝つ広告モデル」はどちらかというと既存のマスメディア側の立ち位置でかかれたもので、インターネットが「メディア」として確実に成長する中で、既存のメディアの強みとどうビジネスモデルを変える . . . 本文を読む
GWに田舎に帰ったこともあって携帯でネットに接続することが多く、改めて携帯とSNSとの可能性、あるいは地域ポータルについて考えてみた。
携帯とSNSの相性がいいのは今更いうまでもない。mixiのPV数では既に携帯がPCを上回っているし、それ以前に個人と紐付く携帯の方が相性がいいというのも以前に書いたとおりだと思う。
中長期で3000万ユーザー目指す--ミクシィ2008年3月期決算は売上100億 . . . 本文を読む
結局ネットというのは、あらゆる中間項を廃して物事の本質・本性をピュア・〈あるがまま〉に結びつけていくものなのだろう。例えば廃されるものとして、卸問屋や商社などの中間流通業者などがあり、組織内のヒエラルキーであり、我々の肉体であり、社会システム維持装置としてのペルソナや倫理感などだ。
インターネットが普及しだした当時、まだHPの閲覧やメールのやりとりが中心だった頃、商社や問屋を介さずにメーカーと小 . . . 本文を読む
「グーグルが日本を破壊する」がネット側からみたメディア産業の問題点を解説したものだとしたら、こちらは映像コンテンツ側、最大のコンテンツホルダーでもある放送事業者側からみたメディア産業の危機的状況と今後のあり方について書かれた一冊。
2ちゃんねらーやネット住民からすれば、ここで提言されたあり方自体がまだまだ物足りないかもしれないが、ここ4~5年、ネットの世界と映像コンテンツの世界の両方を見ながら仕 . . . 本文を読む
ちょうど「テレビ進化論」を読んでいるところで見つけた境真良さんのNGNと「ガラパゴス化現象」についての提言。総論については全くその通りなんだけれど、流行り言葉のような「ガラパゴス化」についてとらわれ過ぎて、実体を見ていないのではないか。NGNは「ガラパゴス化」以前の問題を抱えているのだ。
iモードの“ガラパゴス現象”の二の舞を演ずるな:ITpro
以前にも書いたとおり、「ガラパゴス化」というの . . . 本文を読む