まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都「ナスカ展」再び!

2007年09月22日 | 催し物・ニュース

先日訪ねた京都文化博物館の「ナスカ展」へ再び行ってまいりました!前ブログ】今度はまじくんも一緒です。

P1040976_124日が最終日ということもあり、館内はすごい人でした。展示品を見るのはかなり時間がかかるし、子供目線で展示してないので、まじくんは「あんまり興味なし」の様子(^^;)ミイラや頭蓋骨も、横目でチラッと見るのみです。(たぶん、本人は認めないけど、怖いのでしょうね。)

そんな、まじくんが、唯一釘付けで見たのは「VRコーナー」のバーチャルで飛ぶナスカの地上絵でした。10メートルの巨大スクリーンに映る、まっすぐに伸びた道路を走ったあと、ふわりと空中散歩が始まります。まじくんと私は、10分並んで一番前の席をとり、操縦席に座っている気分で、左右に揺れながら地上絵を眺めました。空中散歩の終わりのほうには、「フクロウ男」と呼ばれる「ガチャピン」に似た地上絵が現れ、大喜びでした。

その後、PCで空中散歩を楽しめるゲームがあり、それでも「ガチャピン」を探して喜んでいました。お土産にドラえもんの漫画本「世界のふしぎ大探検(893円)を買いました。漫画で世界の七不思議が紹介され、ナスカの地上絵も描かれています。全編ふりがながふってあるので、まじくんにも読めますが、内容を理解するのはもう少し先かも?

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会場の京都文化博物館内の様子は前回ご紹介しましたので、今回は、館内にあるパズルを紹介します。京都の町並みが大きなパズルになっていて自由に楽しむことができます。さっそくまじくんとチャレンジしました。台が斜めになっているので、下のほうから組み立てないと、すぐにズレてしまい、なかなか大変でした。

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この後は、歩いて5分のおいしいランチをご紹介します。すこし先のブログにて。

*京都文化博物館あたりには、コインパーキングなどたくさんの駐車場があります。料金もばらばらですが、上限1,500円から1,800円ぐらいです。(展示会を見て、ゆっくり食事をすれば、3時間ぐらい経ってしまいますので、上限が安いところを選ぶほうが得かもしれません。)


子供が主役!京都:地蔵盆

2007年08月22日 | 催し物・ニュース

P1040812今日は、地域の地蔵盆の日です。朝からお供えをして、先日作ったお地蔵さんのよだれかけも奉納してきました。

地蔵盆は子供が主役!午後から「お菓子」をもらうため、まじくんは保育園を早退しました。

お菓子やジュースをもらって、お地蔵さんの見守る中、近所のお友達と楽しく遊びました。少しやんちゃに騒いでも今日は子供のお祭りだから、お地蔵さんも喜んではるなぁ・・・」と大人たちも許してくれます。

今日は少し涼しく、ここ数日に比べると過ごしやすい日でした。(でも30℃は超えてますが・・・)夕方には久しぶりに雨(雷雨)が降りました。

夜は、大人(おばあちゃんが多い)が集まって「般若心経」を唱え、その後、ビールなどを頂きます。

明日は、福引きがあり、まじくんたち子供は、おもちゃをもらいます。

P1040810 おまけ:

うちの地域のお地蔵さんは地味ですが、近所にはこんなカラフルなお地蔵さんもおられます。

髪飾りは綿で出来ています。今度、どうやって作るのか聞いてみようかな・・・。

お顔もお化粧しています。ずいぶん色白です。(^^;)


そろそろ・・・準備開始!京都:地蔵盆

2007年08月20日 | 催し物・ニュース

京都は、お盆が過ぎたら「地蔵盆」があちこちで始まります。
お地蔵さんには、親より先に亡くなったこどもが賽の河原で苦しんでいるのを救うという言い伝えがあります。地蔵盆とは、地蔵菩薩の縁日である8月24日に向け、行われる地蔵菩薩の祭のことです。 日本中に地蔵盆の風習はありますが、京都、大阪が盛んだそうです。

簡単にいうと「お地蔵さんのお祭り」なんです。お地蔵さんというと、昔話の「かさじぞう」にでてくるようなお地蔵さんをイメージされる方が多いですが、私の住む地域は、どちらかというと道祖神のような風貌です。手で抱えれるくらいの石に、なんとなく顔と体が彫られているようなものです。

P1040808普段は社(小さな神社のようなもの)にいらっしゃいますが、1年に1度、社から出し、洗い清め新しいよだれかけをかけておまつりします。地域によっては、色を塗ってお化粧するところもあります。

今日は、お地蔵さんに奉納する「よだれかけ」を作りました。毎年、この時期、汗をかきながら手作りします。かわいいプリント柄で作ってあるのもありますが、なぜかうちの地域は、白が多いです。

明日は、朝6時に集まって、いよいよお地蔵さんを、社から出し、飾りつけをします。また、ご報告します。


東寺塔頭「観智院」ライトアップ

2007年08月18日 | 催し物・ニュース

東寺の塔頭の「観智院(かんちいん)」のライトアップが8月11日(土)~16日(木)まで行われていました。東寺の盆踊りのついでに、訪ねました。

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観智院は、宮本武蔵が一条下り松の決闘の後、身を潜めていた寺院です。拝観料は500円(小学生以上)で、お寺の中を自由に見て回ります。お庭のライトアップと、万灯会が行われていました。

以前、冬の特別公開の際にも訪ねています。【前ブログ


東寺の盆踊りへ行って来ました!

2007年08月17日 | 催し物・ニュース

昨日の「五山送り火」も無事に終了しましたね。我が家は、近くの橋の上から眺めていました。はるか遠くですが、文字や形はちゃんと確認できます。

15日には「東寺の盆踊り」へ出かけました。以前にも書いたとおり【前ブログ】、京都には地元の踊りはないので、江州音頭と河内音頭が踊られています。

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お客さんはそれなりに来ていますが、踊っている人は、まばらです。ちょっと寂しい感じです。歌っている方が気持ちよーく歌ってるんですが・・・。

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露店も、少しですが出ています。まじくんはラッキーボール(300円)を1回楽しみました。ずいぶんボールをサービスしていただいたのですが、ラインが揃わず・・・悔しそうでした。参加賞の飴を1個もらいました。

この後は、東寺塔頭 観智院のライトアップをご紹介します。


京都:納涼祭り・・・盆踊りは、なし?

2007年08月09日 | 催し物・ニュース

先日、白川でたなご釣りをしました。前ブログ参照。しかし、1匹も釣れず残念!ただ、もし釣れたとしても、そのまま白川に帰す予定でした。なぜなら、我が家には水槽もなく、今まで縁日の金魚すくいも「水槽がないからダメ!」と、まじくんに言い聞かせていたからです。だから、たなごが釣れても飼うのは無理なんです。

P1040694ところが・・・とうとう、我が家も金魚を飼うことになりました。その日の夜、地域の納涼祭りが行われていたのです。ちょうどこの日は鴨川でも納涼祭りが行われていました。

お祭りの前、まじくんには「おもちゃ買わないよー。この前の祇園祭で光る剣買ったし、見るだけね!」と、約束して出かけたのに、なんと!受付で無料券を配布していました。ジュース、カキ氷、焼きとうもろこし、すいか・・・ここまではうれしいのですが、かぶとむし、金魚すくいも無料でした。(^^;)地域のお祭りで、いろんなところからの寄付で賄っているようです。すごい!

今回、カブトムシはあきらめてもらいましたが、金魚すくいをすることにしました。まじくんはもちろん大喜び!すでに金魚すくいは大人気でポイ(すくい網)もなくなり、最後の1匹をまじくんと大人3人がかりで捕まえ、先に袋に入っていた4匹を加え、合計5匹頂きました!

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P1040704お祭りの後、夜中に水槽を買いに行き、めでたく金魚は我が家の住人となりました。みんな同じように見える金魚ですが、すべてに名前をつけました。大好きな仮面ライダー電王の登場人物から取りました。長生きしてくれるといいのですが・・・。ちなみにこの金魚は「小赤」という品種で、元気で育てやすいということです。

ところで、京都の納涼祭りの内容ですが、集まって、食べて、手持ち花火をして解散です!なんか物足りません!そう、盆踊りがないのです。芸能が盛んなはずの京都ですが、庶民の踊りがありません。これは以外です!

【追加】どうやら西陣出身の都はるみさんが歌う「西陣音頭」の盆踊りが千本ゑんま堂で毎年行われるらしいです。でも・・・どんな踊りなんでしょう?また送る火のひとつ「妙」の字が灯される松ヶ崎にある湧泉寺(ゆうせんじ)の松ヶ崎題目踊というのがあり、日本最古の盆踊りだそうです。(宗教色の強いものは探せばあちこちにあるみたいです。)また、地域おこしの夏祭りで盆踊りが行われているみたいです。

昨年の東寺の盆踊りに出かけた時も、踊られていたのは河内音頭(大阪)と江州音頭(滋賀)でした。(@@)どっちもわからず。せめて炭坑節なら・・・(^^;)。

こうなったら、京都で、実家のある八尾町の越中おわら節でも流行らせましょうか?そういえば、三千院では八尾町の聞名寺(もんみょうじ)の住職との縁で、秋のお彼岸に越中おわら踊りが奉納されているそうです。今年は覗いてみようかな?(三千院年中行事をご参考ください)

三千院公式サイト http://www.sanzenin.or.jp/top.html


京都:アート?バスに落書き!

2007年05月31日 | 催し物・ニュース

P1030496先日(27日)、平安神宮に花菖蒲を見に行きました。 詳しくは前ブログをどうぞ。

その平安神宮の近くには京都市美術館美術館京都国立近代美術館があります。

京都市美術館は、日本で2番目に出来た大規模美術館です。先日行われたエルミタージュ美術館展、昨年のルーヴル美術館展へ出かけております。
その向かい側には、京都国立近代美術館があります。

近代美術館の前に1台のバスが停まっていました。「MOBIUM」モビウム・・・バスを改造したアートスペースで、この日の展示は、「睡眠」をテーマに 日英4人の作家がお寺やカプセルホテルでの睡眠体験を通じそれぞれの視点や文化を持ち寄り、コラボレーション・・・などと、理解しにくいものでしたが(^^;)

なんと、MOBIUMバス全体が、黒板になっていて、チョークで落書きが出来るんです!

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さっそく、大喜びで、大好きなゲキレンジャーを描きました。そばにいた赤ちゃんにも、お兄ちゃんぶって、なにやら描いてあげております。

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誰も描いていないバスの後部にも、今年の春にたくさん見た桜の木と、仮面ライダー電王を描きました。

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このバス、ナンバーがついているということは、公道を走ることが出来るんですねー。京都に展示されていたのはこの日まででした。今頃は、どこにいるんでしょ?また、このバスに会いたいなー!


京都:大エルミタージュ美術館展&桜は?

2007年03月24日 | 催し物・ニュース

せっかくの週末なのに、京都は雨ふりです。少し咲きはじめた円山公園のしだれ桜を見に行こうと思ったのに・・・残念。

そこで、京都市美術館で行われている「大エルミタージュ美術館展」を見に行きました。(当日券:大人1,300円・高大生900円・小学生500円)訪ねたのは3時を過ぎていたのに、まだものすごい人でした。

世界最大の美術館のひとつ(この表現、少し??だが、パンフレットのままです)に数えられるエルミタージュ美術館は、1764年にロシア女帝エカテリーナ2世が集めた絵画225点から始まるそうです。

今回の展覧会では、75人の画家の油絵80点が展示されています。昨年のルーヴル美術館展よりは、こちらの方が、子供にも、私のような素人でも、楽しく見ることが出来ました。

ふっくらとした表情のマリア様などの宗教画や写真と見間違うような絵を見て、まじくんは「どうやって描くの?なんで、絵の具が垂れないの?びよーってならないの(にじまない)?」と、不思議そうでした。絵がすきなまじくんは、水彩画は描いたことあっても、油絵はまだまだですから、説明するのに苦労しました。(^^;)

ところで、周辺の桜の様子が気になりますよね。岡崎はまだの様です。でも、つぼみが大分膨らんでいるので、来週早々には咲き始めるでしょうね。楽しみです。

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でも、中に1本だけ、咲き始めてる木がありました。雨が降ってて、なんだかかわいそうでした。はやく晴れるといいですね。

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国内唯一の球技の守護神!

2007年03月07日 | 催し物・ニュース

先日、宝鏡寺の人形展(前ブログ参照)の帰りに、白峯神宮へ寄りました。

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白峯神宮は、歴史上、悲運にあわれた崇徳天皇(第75代)と淳仁天皇(第47代)をご祭神として、明治4年に、新造されました。宮地が、和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸地だったことから、4月14日、7月7日には、蹴鞠が奉納されます。

現今では「まりの神様」として崇敬され、日本サッカー協会からはワールドカップに使用された公式ボールも奉納され、全国から御神徳を仰ぐ人々が急増して参拝者で賑わっています。

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「まり」を扱う球技一般、ことに野球・バスケット・バレー・ラグビー・ゲートボール、果てはゴルフ・ビリヤードに至るまでも、その御神徳を戴こうとして参拝されています。
球技の神様!これは、日本プロバスケットボールリーグ、「富山グラウジーズ」の必勝祈願をしなくては!!!と、急いで、駐車場(神社裏・無料)に車を停め、参拝をしました。
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3月に行われるアウエイ戦の高松、仙台、新潟の、4試合分も、お願いしちゃいましたが、欲張りだったかなぁ・・・。(1本100円)
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スポーツ上達や、必勝祈願など、お守りもたくさんありますよ。
白峯神宮公式サイト http://www10.ocn.ne.jp/~siramine/index.html

東寺:冬の特別公開「観智院」

2007年02月10日 | 催し物・ニュース

東寺では、3月18日(日)まで「冬の特別拝観」が行われています。今回、公開されているのは、東寺五重塔、小子房(堂本印象の壁画が有名)、観智院(東寺一山の修学院)の3箇所です。

五重塔内部、小子房を見た後は、観智院へ。(600円)五重塔、小子房の様子は、前のブログにてどうぞ。

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東寺境内の北に位置する「観智院(かんちいん)」は、別格本山の格式を持つ塔頭寺院です。慶長10年(1605)に建立された客殿は、武家風書院建築で、宮本武蔵が一乗寺下り松の決闘後、身を潜めていたといわれています。その際に描いたと伝わる水墨画の「鷹の図」「竹林の図」があります。かなり色あせており、じっくり見ないとよくわからないのですが、二刀流の武蔵の心意気が感じられる作品です。

客殿南側の枯山水の庭園は「五大の庭」があり、密教を受法された弘法大師が唐から帰国の際に、竜神の守護により難を逃れた姿を表現しています。

本堂には、唐より持ち帰られた「五大虚空菩薩が本尊として祭られています。像や不死鳥の上に乗った菩薩様の完全な姿は、他で見ることの出来ない大変貴重なものです。その隣には、愛染明王が祭られており、こちらもなかなか迫力のある像です。

こちらも、写真撮影が禁止されています。ご了承ください。

さて、今回の冬の特別公開は、「京の冬の旅 スタンプラリー」の対象となっています。特別公開の10ヶ所のうち、3ヶ所を拝観してスタンプを集めると「ちょっと一服」の特典が受けられます。

東寺には、3ヶ所の特別拝観があるんで、全部を拝観したら、3つスタンプがたまり、「ちょっと一服」が出来るんです。東寺の洛南会館の1階にある喫茶やまぶきで珈琲をサービスしてくれます。

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ここは、以前まじくんと入ったことがありますが、横にある池には1メートルぐらいはありそうな大きな鯉がいて、そばによるとまじくんが食べられるんじゃないかと思うくらいでした。(^^;)

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3ヶ所の特別拝観をゆっくり回って約2時間半・・・おいしい珈琲を頂きながらの一服がとってもうれしいです。でも・・・♪ヒュルリー、ヒュルリララー♪BGMは演歌なんですよ。(^^;)

東寺は京都駅から歩いて15分ぐらいですが、バスもたくさん出ています。専用駐車場は、2時間600円です。

この後は、東寺近くのおいしいスィーツをご紹介します。次のブログにて。


東寺:冬の特別公開「小子房」

2007年02月09日 | 催し物・ニュース

東寺では、3月18日(日)まで「冬の特別拝観」が行われています。今回、公開されているのは、東寺五重塔、小子房(堂本印象の壁画が有名)、観智院(東寺一山の修学院)の3箇所です。

五重塔内部を見た後は、東寺の迎賓館「小子房」へ。(600円)五重塔の様子は、前のブログにてどうぞ。

金堂の西側に位置する小子房は、昭和9年、弘法大師1100年御遠忌にあたり再建されました。

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内部は、鷹の間、牡丹の間、勅使の間など6部屋からなり、近代美術界で名を馳せた京都画壇の巨匠、堂本印象、43歳のときの筆による障壁画で飾られています。

Dsc02212_16部屋のうち、5つの部屋は水墨画が描かれ、最も奥の勅使の間は、「渓流に鶴」などの極彩色が描かれています。この襖絵は、JRの冬のポスターにも使われています。すこし、わかりにくい写真ですが、ポスターを撮影することが出来ました。

堂本印象氏といえば、抽象画のイメージが強いかもしれませんが、こちらに描かれているのは、純粋な日本画です。ただ、東山を描いた日輪山獄図は、すこし抽象的で、このあとの印象氏の画風を感じることができます。

小子房の勅使の間には、天皇陛下、皇后陛下の玉座がありますが、両陛下の玉座があるということが、この間が近代になって作られたことを物語ります。最近では、平成3年に今上天皇がおみえになり、記念の植樹も残っております。

またまた、写真撮影が禁止されていますので、伝えすることが出来ないのが残念ですが・・・。お庭で見つけた鬼瓦をご紹介します。近くで見ると、結構大きくて・・・かわいいです。(^^;)

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そうそう、勅使門のすかしも、とても綺麗です。

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この後は、「観智院」へ。次のブログにて。


東寺:五重塔の内部へ入る!

2007年02月07日 | 催し物・ニュース

東寺では、3月18日(日)まで「冬の特別拝観」が行われています。東寺は、794年、桓武天皇が平安京に遷都した2年後に、都の南端に官寺として創立されたのがはじまりです。その後、823年、嵯峨天皇から弘法大師に下賜され、密教の根本道場となりました。別の名を教王護国寺といい真言宗の総本山です。

今回、公開されているのは、東寺五重塔、小子房(堂本印象の壁画が有名)、観智院(東寺一山の修学院)の3箇所です。

訪ねたのは、昨日(6日)で、とても暖かな日で、観光バスも次々に来ていました。最初に、五重塔と講堂、金堂から見学です。(拝観料800円)

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まずは、講堂から見学しました。中には、大日如来を中心に、梵天、帝釈天などの二十一軀の仏像が安置され、弘法大師の密教の教えを表現する「立体曼荼羅」の世界が広がります。21のうち15軀は平安時代前期の秀作です。

その後、金堂へ。薬師如来像坐像の両側に、日光、月光の両脇侍菩薩像の三尊、そして十二神将が安置されています。三尊像は、桃山時代の作です。

この、講堂、金堂は通常公開されています。

そして、いよいよ五重塔内部へ。五重塔は、通常は、お正月の3日間のみ公開されています。今回は「冬の特別公開」ということですが、今後の予定は未定だそうです。

五重塔内部は、思ったより狭く、中心に大日如来に見立てた「心柱(しんばしら)」があり、その周囲に金剛界四仏と八大菩薩が安置されています。すでに、色あせていはいるものの、創建時の極彩色の世界が充分想像できました。

この五重塔が、初めて建立されたのは883年ですが、その後何度も焼失し、現在の塔は、5代目で、1644年、江戸時代の三代将軍家光によって建立されたものです。高さは55mありますが、今まで地震で倒壊した記録はありません。その秘密のひとつは、材木同士が切り組や簡単な釘うち程度で、緊結されていない柔軟構造にあります。その詳しい説明は、ガイドさんから聞くことが出来ます。

また、以前、中央に配されている「心柱」が、屋根を突き抜けてしまったことがあり、その時の工事の跡も見ることが出来ます。心柱が突き上げてしまうのは、塔外部の木材は乾燥で収縮するのに、内部にある心柱は収縮しないのが原因だそうです。

本当は、詳しく書きたいのですが・・・現地で聞いてくださいね(^m^)。また、講堂、金堂、五重塔内部の撮影も禁止ですので、お伝えできないのが残念です。すいません。m(_ _)m

周囲には、瓢箪池を中心に庭園が広がっています。たくさんの種類の花木を見ることが出来ます。今の季節は梅の花がチラホラ咲き始めています。ちょうど2月の弘法市の頃には見ごろでしょうか?

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おまけ:かわいいお守りを見つけました。

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子供用の守り(400円)とペット用のお守り(300円)です。ペット用のは、首にかけるそうです。(^^;)

この後は、堂本印象の日本画の壁画が美しい「小子房」と迫力の愛染明王も安置されている「観智院」をご紹介します。次のブログにて。


義士祭:京都は雨が続いています

2006年12月14日 | 催し物・ニュース

今日12月14日は、ご存知、赤穂浪士討ち入りの日です。

今まで、討ち入りといえば、江戸(東京)か赤穂(兵庫)だと思っていましたが、実は、京都にも関係があります。

1701年、浅野内匠頭が松の廊下で刃傷事件を起こした当日切腹、その約3ヵ月後に、大石内蔵助が隠居を装って住んだ跡が、京都山科の岩屋寺。大石寺とも呼ばれている場所です。本尊は内蔵助の念持仏という不動明王で、羽織、茶道具などの遺品なども展示されています。浅野内匠頭と四十七士の像を安置した木像堂と遺髪塚があり、内蔵助手植えの梅も残っています。

また、昭和10年に、赤穂義士大石内蔵助の義挙を顕彰するため、大石内蔵助をご祭神として、大石隠棲の地に、全国の崇敬者により、「大石神社」が創建され、毎年12月14日には、討ち入りを再現する義士祭が行われています。

京都は、今週は雨続き。今日も夕方から冷たい雨が降っています。涙雨かしら・・・。晴れたら、義士祭を見に出かけようと思っていたのですけど。(^^;)

しかし、明け方は晴れていたので、義士祭は行われたようです。私の知り合いのお子さん(幼稚園児)も、子供義士隊として参加しています。わらじを履くそうで、かなり本格的。風邪ひかないでね。

京都山科 大石神社公式サイト http://www.ohishi-jinja.jp/


京都駅:おすすめ場所とクリスマスツリー

2006年12月13日 | 催し物・ニュース

毎年、京都駅の大階段に巨大クリスマスツリーが登場します。  京都駅ビルは平安遷都1200年事業の一環として4年をかけて建設された、国内最大の駅ビルです。

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大きなツリーの前で、記念撮影をとることが出来ます。フロアーには心優しいオルゴールのBGMが流れていました。夕方になると、クリスマスソングが流れるみたいです。

素敵なサイトを見つけました。京都駅ビルを探してくださいね。

京都パノラマ観光:http://kyoto.adkiji.com/

私の京都駅のおすすめの場所は、大階段(エスカレーター有)を上った最上階です。訪ねたのは10日(土)で、あいにくの雨でしたが、京都市内や駅構内を見渡すことが出来ます。また、ろうそくを表現した京都のシンボル京都タワーも間近に見えます小さな芝生広場もあり、天気のいい日は、お弁当を広げることもできます。

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もうひとつは、京都駅からホテルグランヴィア京都へ連結するM3F連絡通路です。ホテルのフロアには、吉兆をはじめとするちょっと高級な飲食店がありますが、そこへ至るまでの通路が私のおすすめです。

その通路の京都駅中央口を見下ろす場所がガラス張りになっています。落ちそうで少し怖いですが、サンダーバードが発車する0番線がよく見えます。ちょうど、停まっていた富山行きのサンダーバードを見つめて「まじくんも乗って富山のおばあちゃんに会いに行きたい・・・。」とつぶやいていました。

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お土産やさんもあります。京都のいろんなお土産が並んでいます。ゆっくり見ていても店員さんが声をかけるようなことはありません。空いてますし、おすすめです。今の時期は、お正月の品も並んでいます。お店の隣には、トイレもあります。

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通路の壁には、地元の美術大学の学生さんの優秀作品が展示されています。どれも大きなサイズの絵で見ごたえがあります。(写真↓左)

その他にも今の季節は、伊勢丹(写真↓中)やグランヴィア京都(写真↓右)のクリスマスツリーも素敵です。

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京都駅・・・電車やバスに乗るだけではなく、たまにはゆっくり過ごしてみてくださいね。また、JR鳥丸(からすま)中央口から、大階段側のエスカレーターを登ったところに、京都市観光案内所があります。期間限定のイベントなどのパンフレットや地図などを自由に見ることが出来ます。持ち帰りもOKです。

京都駅ビル公式サイト http://www.kyoto-station-building.co.jp/

(社)京都市観光協会公式サイト http://www.kyokanko.or.jp/