まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

「街かど古典カフェ春季講座 2012」行ってきました(1)

2012年02月29日 | 京都市上京区

昨日、街かど古典カフェ春季講座へ参加しました。街かど古典カフェは、講師の方を囲み、京町家やカフェなどくつろいだ雰囲気の中で、古典に親しみ、学び、こころ豊かな時間を過ごすというものです。

私は、廬山寺で行われる京都学園大学教授山本淳子先生の講座に参加させていただきました。テーマは「源氏物語と紫式部」です。1回目は、紫式部が源氏物語を書くようになった背景について学びました。源氏物語は紫式部が仕えていた一条天皇の中宮彰子のために書いたとされる説があります。当時の物語は、誰かのために・・・例えば、何某の姫様のためにとか、奥方様のために書いてほしいという、発注があって書かれることがほとんどでした。しかし、今回の講義の内容は、最終的には中宮のために書かれたのかもしれませんが、書きはじめたきっかけは、紫式部が自らのために書いたのではないかという説です。

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寛弘5年(1008)に書かれた紫式部日記に、夫に先立たれた喪失感、先々の暮らしへの不安感などを紛らすために「物語」というものを書きはじめたという記述があります。その「物語」こそが源氏物語の、男たちが勝手に女の品定する様子が書かれた「帚木」、年老いた受領の後妻にせまる「空蝉」、廃屋に暮らす幸薄そうな女に惹かれる「夕顔」の三帖ではないかというものです。これらは下層階級の暮らしを描いた話で、中宮に仕える前、御所の暮らしに通じてなくても書ける内容であり、喪失感、不安感に苛まれていた紫式部自身を投影したのではないかとのことでした。講師の山本先生のわかりやすい解説とやわらかな口調も加わり・・・この説には大いに納得した私です・・・。王子様や貴族との身分違いの恋、女性なら誰でも夢見るお話です。(^^;)ただ、源氏物語が書かれたのは1000年以上前の事、本当の事はわかりません。

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古典カフェのもう一つの楽しみ・・・お茶とお菓子は・・・今回は「とらや」さんの落雁でした。形や色によって味もちがいます。ニッキや生姜が入っていて・・・上品な甘さとほどよいサイズ、おいしかったです。京都地区限定菓子「京の香」です。

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会場の廬山寺のある場所は、紫式部が源氏物語を執筆した場所とされています。お寺の詳細については、次回ご報告します。

古典の日 http://www.kotennohi.jp/index.html 

前回参加した古典カフェ2011の様子は前ぶろぐにて   1  2  3  4


我家で「にせわんこそば大会」開催(^^;)

2012年02月26日 | いろいろ

123068294_v1330249592先日、ママ友のさくらんぼさんと出かけたJR京都伊勢丹の催事「日本のおいしいもの展」のんこそば体験前ぶろぐ・・・今日は、まじくんとパパも体験したい!と、いう事で、行列を覚悟で出かけたのですが・・・12:30頃行って4時間待ちあきらめて用事を済ませて、再び3時ごろ行って、夕ご飯に間に合う?と思ったら、またまた4時間以上待ち(@Д@)しかも、待っても、もしかしたら売り切れになるかも?(TT)との事で、諦めて帰ってきたんです。

でも、帰りの車の中で「仕方ないから、家でわんこそば大会でもしようか~」と、冗談で言ったら、大盛り上がり・・・・あとにも引けず、スーパーでそばを買って、自宅で開催することとなりました。(^^;)

1玉25円のゆでそば6玉・・・1玉を15のおわんに分けて・・・おわん???普通、そんなにないですよね~いろいろ考えた末、湯飲み茶わんに入れることにしました。(我が家には、法事用に湯飲み茶わんは山ほどある・・・)そばに出汁も少し入れて、まずはパパからスタートまじくんが給仕係で「はい、どん、どーん」最初は美味しいと言っていましたが、思ったより苦しいらしく・・・とりあえず45杯でストップでした。

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続いて、まじくんがスタート・・・20杯ぐらいでやめるかと思ったら・・・まだまだ・・・結局30杯でストップでした。ちょっと休憩したら、もう少し食べれるというので追加して、結局、父51杯、まじくん36杯、母3杯(ためしに味見したらおいしかったです)でした。お手製の手形を作って終了です。

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後から、そばの袋を見てカロリーを調べたら、1人前のカロリーが200カロリー足らず、一時的な満腹感はあるものの、消化もはやくヘルシーかも?と思いました。そば6玉で150円、安上がりですし、油ものでもないので片づけも楽ちん・・・(^^)V 次回開催は???


第46回京都冬の旅 非公開文化財特別公開「平等寺」

2012年02月24日 | 京都市下京区

先日、第46回京都冬の旅 非公開文化財特別公開中の「平等寺(びょうどうじ)」へ行ってきました。平等寺は、平安時代の貴族、橘行平が、勅使として赴いた因幡国(鳥取県)で、海中から薬師如来を見つけ、のちに帰京した行平を追って飛来した薬師如来像を祀った「因幡堂」のが起こりで「因幡薬師(いなばやくし)」の名で知られています。平等寺という名前は、近くの東五条院に高倉天皇がお住まいになっていて信仰が厚く、天皇も庶民も分け隔てなく平等にということで「平等寺」と命名されています。

烏丸通の歩道(東側)を四条から五条へ下がると中ほどに「いなばやくし」の門が見えます。*案内図を見ながら細い道を入るより烏丸通を歩いたほうがわかりやすいかも?

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受付(拝観料:大人600円)を済ませ、本堂奥で、お寺の歴史などを係りの方から伺います。その後、寺宝の高倉天皇と天皇が寵愛した小督局ゆかりの品を見学します。高倉天皇は、平清盛の娘、建礼門院徳子が嫁いだ天皇で、源平合戦の際に海に入水した安徳天皇の父です。つまり小督局は、建礼門院徳子の恋敵!そのため、清盛によって出家させられてしまい、その際、剃髪した髪を怨念?を込めて小督局が織り込んだ経文(織物)などが展示されています。*建礼門院徳子ゆかりのお寺「長楽寺の特別公開」は以前ご紹介しています。

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本尊の薬師如来は、重要文化財に指定され、現在は収蔵庫に安置されています。日本三如来の一つに数えられる藤原時代の一木造りの像です。(縁起によるとこの仏像は因幡の海の底に沈んでいたのを引き揚げ、因幡の御堂に安置していたのに、京都まで2度飛んで来たらしい・・・)頭巾をかぶった印象的な姿は、火災などの非常時に厨子ごと後ろへ倒し、滑車と縄で運び出す際に傷をつけないためのものです。

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現在は、災難に遭うこともなく、収蔵庫に安置されているため、頭巾は必要ないのですが・・・。

平等寺 下京区因幡堂町728 拝観所要時間20~30分

第46回京の冬の旅 http://www.kyokanko.or.jp/huyu2011/index.html


京都伊勢丹開店15周年特別企画「わんこそば体験」

2012年02月23日 | グルメ・お土産

2日前、京都伊勢丹の催事ちらしで・・・「わんこそば体験」を見つけました。わんこそばは岩手県の盛岡や花巻に伝わるそばで、「わんこ」とは、岩手の方言で「お椀」を意味します。
わんこそばの歴史にはいくつかの説があるそうですが・・・そのひとつとして、昔、祭事の際に地主が大勢の客人に蕎麦を振舞うという風習があったそうです、しかし、通常の作り方では釜が小さいため、全ての人に蕎麦が行渡る前にのびてしまいます。そこで、通常の分量の蕎麦を小分けして振舞うことが行われるようになったのが「わんこそば」のはじまりです。 

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今日の11:00頃、ママ友さんとふたりで、お店を訪ねましたが・・・すでに2時間近く待ちの人気でした。ちなみに、わんこそばの席は6席で、ほかのそばメニューもあります。体験料金は、1,575円、小学生1,050円、幼児735円です。アイカード利用で100円引きです。(大人の場合かな?)

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わんこそば15杯で、通常のそば1杯分だそうです。たくさん食べるコツは、そばを噛まない事、出汁を飲みすぎない事だそうです。30分の時間制限がありますが・・・30分も食べ続けるのは無理(^^;)はい、どんどーん・・・と、お姉さんが掛け声をかけながらそばを入れてくれます。大会ではないので、マイペースでのんびり食べれます。

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そばは、少し柔らかめでひと肌ほどの暖かさです。好みで薬味も入れれます。結局、45杯食べ、通常は100杯食べないともらえない手形を頂きました。ママ友さんは薬味を楽しみながら食べて40杯、同じテーブルの男性客は90杯食べておられました。ご馳走様でした~。上位10位は名前が貼りだされてました。「日本のおいしいもの展」は2月27日まで開催です。*この日は1時過ぎれば、待つことなくわんこ体験できたようです。

JR京都伊勢丹 http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/ 「日本のおいしいもの展」
わんこそば 岩手 東家 http://www.wankosoba-azumaya.co.jp/

*にせちゃわんこ大会は【こちら


押し花教室&四条烏丸でランチ

2012年02月22日 | グルメ・お土産

Dsc01327昨日、押し花教室へ行ってきました。久しぶりでなく・・・アップしなかっただけで、とりあえず、続けています。(^^;)

現在、制作しているのは押し花のリースです。ピンクのガーベラ、緑のスプレー菊、あじさい(青・緑)、ヤマハハコ、アイビー、ヘクソカズラ・・・

青いあじさい、アイビー、ヘクソカズラは、自宅もしくはご近所さん、公園で採取したものです。(^^)次回には完成しそうです。

教室の後、「イタリアン クアトロ 四条烏丸店」さんで、ランチを頂きました。お手軽なランチメニューがいろいろあります。

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お魚のランチ「サーモンと季節野菜の地中海蒸し:880円」を頂きました。スープとパンがついています。

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ほかほか蒸したてのサーモンと野菜がとってもおいしかったです。薄い塩味でオリーブがきいています。寒い日にもピッタリのメニューです。

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プラス100円でコーヒーなどのドリンク、プラス200円でデザート2種がついてきます。

ITALIAN QUATORO 四条烏丸店

http://www.bal-flower.co.jp/fd/quatro/karasuma.html


今日は東寺の弘法さん(2012.2)

2012年02月21日 | 京都市南区

今日は東寺の弘法市でした。毎月21日、弘法大師に因んで行われます。午前中、出かける用事があったので、朝8時過ぎ、用事の前に弘法さんに寄りました。

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今日の午前中は、暖かくて良いお天気、人出もまずまずです。

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最近は、大陸の骨董品みたいなものよく見かけます。店主さんも外人さん。新しいのか?古いのか?よくわかりませんが、ちょっと面白いです。

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店主さんと一緒にお店番のワンちゃん・・・今日は2匹いました。(^^)なんか、飛び切りの笑顔だ・・・(@Д@;)蓮池の鷺も元気でした。よく見かけますが、同一鳥かな?

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例年ならすでに咲きはじめているはずの、御影堂の河津桜は、まだまだつぼみです。3月のガラクタ市(3月4日)には咲いているでしょう。今年は、ウメの開花もかなり遅れているので、桜も遅れるでしょうね~。昨年の今日の河津桜は【前ぶろぐ】にて。

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今日のお買い物です。午後、用事を済ませ、再び弘法市へ寄り買ってきました。花鉢(250円)、はっさく(200円)、生姜漬(500円)です。生姜漬は、新生姜使用です。食べると体がポカポカして冷え症にいいですね。(^^)

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東寺 http://www.toji.or.jp/  参拝:無料  駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。

弘法市~東寺縁日 http://www.touji-ennichi.com/


京都水族館の近くでおいしいランチ「SIZUYA七条店」

2012年02月20日 | グルメ・お土産

昨日、京都水族館の年間パスポートを作りに行きました。オープンは3月14日ですが、現在先行販売が行われています。詳細は前日ぶろぐにて。

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水族館のある梅小路公園には、野良猫がたくさんいます。「梅猫」といって地域の人でお世話しましょう・・・っていう活動もあります。人に慣れている猫もいれば、警戒心が強い猫もいます。まじくん、こわごわナデナデ・・・(^m^)

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昨日は、梅小路公園の水族館あたりからのんびり歩いて10分・・・「SIZUYA七条店」でランチを頂きました。志津屋さんは、昭和23年、京都の河原町で創業したパン・洋菓子屋さんで、府内に21店舗あります。

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七条店はイートインコーナーもあります。カツサンドセット(680円)と日替わりランチ(680円)を頂きました。カツサンドはオーダーを聞いてから作ってくれます。子供用にマスタード抜きとか玉ねぎ抜きなどのリクエストにもこたえてくれます。お手軽価格がうれしいです!*店頭の好きなパンを選んで飲み物オーダーでいただくこともできます。

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日替わりランチは、ご飯が山盛りでした。(トーストも選べます。パンもとっても大きくておいしそうでした)ここは、市場が近く、同じ並びに「魚問屋ととや」さんもあります。以前ランチをご紹介しています。【前ぶろぐ

志津屋(SIZUYA) http://www.sizuya.co.jp/

以前フランセーズ店をご紹介しています【前ぶろぐ


京都水族館「年間パスポート」作ってきました。

2012年02月19日 | 京都市下京区

今日は、京都水族館へ行ってきました。オープンは3月14日(水)ですが、現在、年間パスポートの先行販売を行っています。(3月7日まで)入館料は、大人2,000円、高校生1,500円、中小生1,000円、幼児(3歳以上)600円・・・年間パスポートは、大人4,000円、高校生3,000円、中小生2,000円、幼児1,200円です。*先行販売の有効期限は1年間+1ヶ月、決済は現金のみです。

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申込用紙に必要事項を書き、支払いをして、写真を撮影をすればその場でパスポートが発行されます。所用時間は20分ほどでした。写真はカラー写真です。中高生は生徒手帳提示が必要です。先行販売のみネックストラッププレゼントがあります。

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館内は入口受付付近までしか入ることができません。パスポートを作らなくても、ちょっと覗くだけ・・・ふらっと入ることもできます。たぶん。

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受付付近には、小さな水槽が置かれていて、かわいい魚を間近に見ることができます。写真左下はハリセンボンです。愛想がよくて、写真を撮ってると寄ってきます。(^^)

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写真右上の部分・・・外観からも目立つシンボル的なこの部分は、実はイルカのプールです。球体の窓から、プール内を覗くことができます。

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メインイベントの一つとして、イルカのパフォーマンスがあります。オープンが楽しみですね~。

京都水族館 http://www.kyoto-aquarium.com/   年間パスについて


北野天満宮「梅苑公開」行ってきました。(12/2/16)

2012年02月16日 | 京都市上京区

京都はここ数日雨が続いていました。今日はようやく晴れてきたので、北野天満宮へ行ってきました。2月10日から梅苑の一般公開が始まっています。

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例年なら、境内の梅の花がもう少し咲いてるはずなんですが・・・今年はまだまだですね~。残念。

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2月の天神市(25日)には、ご祭神の菅原道真公を偲ぶ梅花祭昨年ぶろぐ】が行われます。(写真左下の場所で)上七軒の芸舞妓さんによる野点が行われますが、その場所の梅もまだまだ・・・。梅苑の方は「早咲ちらほら」との案内。

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早咲ちらほら・・・ってことは、早咲品種の梅の花がチラホラ咲き始めたって事ですから・・・さっぱり(^^;)

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咲きはじめている木は10本もないような・・・

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入苑料(600円)には、苑内の老松の茶店でのお菓子とお茶が含まれています。梅こぶ茶とお菓子(麩菓子)が頂けます。(自分でポットのお湯を溶いて頂きます)

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茶店には、ほかにもお団子やお土産が売られています。火鉢であぶった綾笠餅(100円)がおいしそうだったので、そちらを1個頂きました。右上写真のお菓子はお土産にしました。

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梅の花はたくさん見れませんでしたが・・・代わりに階段に残る「梅の花」を見ることができます。犯人は・・・(^m^)

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梅の開花状況は・・・昨年は2月の天神市で5分咲きでした。【前ぶろぐ】今年は、このまま寒さが続くと3分咲きになるかならないかぐらいじゃないかな~と思います。

北野天満宮、天神市はよくご紹介しています。カテゴリ】にて。

北野天満宮 http://kitanotenmangu.or.jp/


第46回京の冬の旅 非公開文化財特別公開「長楽寺」

2012年02月14日 | 京都市東山区

先日(10日)、第46回京の冬の旅 非公開文化財特別公開の「長楽寺(ちょうらくじ)」へ行ってきました。円山公園の東奥の方にあります。(八坂神社の楼門からゆっくり歩いて10分ほどで、長楽館【前ぶろぐ】の前を通って東へ)受付を済ませ、まず、書院で説明を伺いました。(10分程度)

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長楽寺は、延暦24年(805)、桓武天皇の勅命により最澄を開基として創建されました。建礼門院徳子ゆかりの寺として知られています。建礼門院は、清盛の娘で、高倉天皇の中宮となり、安徳天皇の生母となります。源平合戦の壇ノ浦の合戦の際に、安徳天皇(8歳)を抱いた二位の尼時子(徳子の母時子)の後を追って、徳子も入水しますが、源氏によって海中から引き上げられ捕らわれの身となります。その後、この長楽寺で出家し、その際、安徳天皇の形見の御衣をご本尊前にまつる幡(ばん)に縫ってお布施として奉納しています。その幡は現存し、書院では模造品を、収蔵庫では実物を見ることができます。【写真右下】書院の庭園は、室町時代に足利義政に仕えた相阿弥が銀閣寺の庭を作る際、試作的に作ったと伝えられています。(写真撮影NG庭園のみOK)

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【写真左下】石段を登りきったところにある本堂には、天皇即位の際のみに御開帳される御本尊(秘仏)が祀られています。本尊を安置する厨子は、2代将軍徳川秀忠の正室、お江の娘で後水尾天皇の中宮、東福門院和子が寄進されたものです。【写真右下】建礼門院徳子の供養塔です。

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収蔵庫には、建礼門院の遺影や幡、安徳天皇の御影、遊行上人像七体などが展示されています。(説明があります:3分)わずか8歳で亡くなった安徳天皇の御影は独楽を回して遊ぶ(天皇の御影としては)異例のお姿です。8歳といえば、小学2年生・・・祖母に抱かれた安徳天皇は、源氏の軍にに囲まれ、いよいよ入水する際「おばば、どこへ連れて行くのか?」海の底にも御所は御座いましょう・・・」と会話をしたと平家物語に書かれています。つい、わが子と比べ・・・(TT)*御影写真は看板を撮影したものです。

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長楽寺はもともと円山公園の大部分を含む広大な寺域をもった有名寺でしたが、幕命により大谷廟建設の際に境内地を割かれ、明治初年に境内の大半が円山公園に編入され現在に至っています。境内奥の墓地からは市内を見渡すことができます。

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京の冬の旅では、当日のバスや地下鉄の一日乗車券を受付で提示すると、パンフレットがもらえます。また、スタンプラリーも行われています。【おまけ:写真右下】円山公園の祇園枝垂れ桜です。今年もきれいな花を咲かせてくれることでしょう。昨年の様子は【前ぶろぐ】にて。

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長楽寺 http://www.age.ne.jp/x/chouraku/   拝観所要時間40分~

第46回京の冬の旅 http://www.kyokanko.or.jp/huyu2011/index.html


京都競馬場「来賓室」へ行ってきました!2012

2012年02月13日 | 京都市伏見区

昨日、京都競馬場へ行ってきました。毎年、知人にご招待いただき、来賓室での観戦です。昨年は喪中だったので、欠席・・・2年ぶりです。

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食イベントでご当地グルメのキッチンカーがも来ていました。朝からホルモンや横手焼きそばの良い香り~。(^^)以前は大喜びしていたショップ・・・今回はまじくん興味なしでした。成長の証ですね。

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【写真右下】今日が初走のお馬さんです。14がアシタハドッチダ号、15がドウニカナルデショ号です。馬名の意味は・・・そのままだそうで(^^;)ドウニカナルデショ号は、牝馬、たてがみもかわいく結んでおしゃれでした。

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来賓室は、最上階の7階にあります。入り口で警備員さんがチェックしています。 事前に名簿提出が必要で、男性はネクタイ着用が条件です。(女性や子供はそれに準じた服装)都ホテルがお部屋のサービスをしていて、飲み物などを頼むこともできます。(競馬場内で購入したものを持ち込むのも大丈夫です)

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昨年から、場内分煙となり、来賓室も全面禁煙になりました。子連れはありがたいです。喫煙は、喫煙ルームや、来賓室の場合は観戦用のバルコニーでOKです。写真右上】おつまみ(1,000円)です。一緒に行ったメンバーが大勝したので、差し入れです。(^^)

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【写真右下】当日スペシャルイベントで月桂冠「ほろどけ」プレゼントがありました。15:45~帰りのゲートで配っていたそうです。日本酒に果汁が溶け合ったお酒です。私とまじくんは一足早めに帰ったのでもらえませんでしたが、最終レースまで楽しんだパパがもらってきました。けっこう数、配ってたのですね。他にバレンタイン抽選会でチョコなど配ってたんですが、こちらはあっという間に満員御礼でした。

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ちなみに、未成年は馬券を買えません。毎年、競馬場へ出かけても、私とまじくんは、ほとんど観戦せず、緑の広場で遊んだり、イベント参加をしています。今年は、バックヤードツアーに申し込んだのですが、残念ながら申し込み多数で抽選から外れてしまいました。(TT)

120212_0957042年前は、ミニュチュアポニーよりちょっと大きいだけだったまじくん・・・すっかり大きくなりました。馬のぬいぐるみも欲しがらず・・・。大きいの2頭持ってるし・・・(^^;)本人の感想は【お絵かきぶろぐ】にて。

過去の来賓室の様子は前ぶろぐにて。  2010  2008 

京都競馬場 http://www.jra.go.jp/facilities/race/kyoto/index.html


京都:今田美奈子華麗なる王妃の食卓芸術展見てきました。

2012年02月10日 | 京都市下京区

Dsc01232_3今日は、京都高島屋グランドホールで開催中の「今田美奈子 華麗なる王妃の食卓芸術展」を見てきました。マリーアントワネットなど各国の王妃たちのドラマに満ちた生涯とまごころを伝えるおもてなしの食卓やお菓子の展示会です。

今田美奈子氏の企画や指導のもと、約200人の生徒たちが制作したお菓子やテーブルセッティングをゆっくり見ることができます。今田美奈子さんは、スイスやドイツなどの国立製菓学校で伝統菓子を学び「今田美奈子食卓芸術サロンを」設立。会期中、著書のサイン会も行われています。

おそらく、一生縁がなさそうな?夢のようなテーブルセッテングと、おいしそうできれいなお菓子をたくさん見てきました~。精密なシュガーデコレーションなど、どの作品もお菓子でできてるため、実際に食べることができるそうです。*関連グッズは思ったより少なかったです。なお同じフロアに、バレンタインのチョコ売り場もあります。

京都高島屋 http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/index.html

2月14日(火)まで 入場料:一般800円 中学生以下は無料・・・お姫様大好きな女の子を連れていくといいかも?

【おまけ】高島屋の近く、ひさご寿司河原町本店でお昼ご飯を頂きました。最近、御馳走食べてないので、たまには贅沢に・・・。

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冬限定の蒸し寿司と茶碗蒸しがセットになった「むしむしセット:2,100円」です。

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注文を聞いてから蒸しあげるお寿司はアツアツでとってもおいしかったです。(^^)金糸玉子の下は、ひさご寿司独特の細かく刻んだシイタケやアナゴなどを混ぜた、甘いすし飯がぎっしり詰まっています。私、ここのガリも好きです。(^^)

ひさご寿司 http://www.hisagozusi.co.jp/


東寺「ガラクタ市」(2012.2)&御影堂の河津桜は?

2012年02月06日 | 京都市南区

昨日は、東寺のガラクタ市へ行ってきました。毎月第1日曜日に開催されます。毎月21日に行われる弘法市は衣食住、いろんなお店が並びますが、ガラクタ市は骨董品、古着(着物)、不用品?などに加え、数店の手作り店が並びます。

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昨日は、久しぶりの暖かい日!たくさんの人でにぎわってました。(^^)【写真右下】人のよさそうな感じのポーズの甲冑・・・。

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昨日は、まじくんもお出かけです。興味津々に見てるのは、キューピーさんじゃなくて、昔のお金。【写真右下】お札が入ってるかも?と、そーっと開けたアルミのケースの中身は・・・新聞紙でした。この大きさなら1億円は軽く入りそうですね~。(^m^)

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かわいいカフエー?の看板・・・よくみたら、ベティちゃん?けっこう年とってる???

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今回はガラクタ市よりも、気になるものがありました。それは御影堂(みえどう)の河津桜です。本場の河津では2月5日より河津桜まつりがはじまり、桜がちらほら咲き始めたそうですが、こちらの河津桜は、ちょっとだけ花芽がふくらんでいました。毎年、2月の弘法市(21日)の時にはきれいなピンクの花が咲き始めます。でも、今年はちょっと遅いかも?昨年の様子は【前ぶろぐ】にて。*御影堂でまじくんがお願いしているのは【お絵かきぶろぐ】にて。

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そして、もう1本、東寺の木になる桜・・・庭園の「不二桜」です。東北ゆかりのしだれ桜で、毎年楽しみにしています。こちらは4月のガラクタ市の頃には咲きはじめるかも?去年の様子は【前ぶろぐ】にて。【写真右下】米粉のワッフルが出ていました。庭園拝観受付では、新しいお守りやお土産がたくさん出ています。

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東寺 http://www.toji.or.jp/  参拝:無料  駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。

東寺はよく出かけています。【東寺周辺・弘法市:カテゴリ


京都文化博物館「北斎展」&おいしいランチ「三条パクチー」

2012年02月04日 | グルメ・お土産

昨日は節分、聖護院の鬼踊りと豆まきを見てきました。【前日ぶろぐ】自宅でも豆まきしました。【お絵かきぶろぐ】その前に、昨日の午前中、京都文化博物館で開催中の「ホノルル美術館所蔵 葛飾北斎生誕250周年記念 北斎展」を見てきました。ホノルル美術館の葛飾北斎コレクションのうち約170点が、2011年北斎生誕250年の記念事業の一環として展示されています。ちなみに、ホノルル美術館は約10,000点の浮世絵版画を所有していて、その中核をなすのが、ミュージカル『南太平洋』の原作者、ジェームス・A・ミッチェナー氏の寄贈による5400点の浮世絵作品だそうです。

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展示は前期(2月1日~26日)、後期(2月28日~3月25日)にわかれ、作品はすべて入れ替わります。フロアいっぱいに展示された北斎の作品を間近に見ることができます。すべての画に富士山が描かれている冨嶽三十六景も半分づつ展示されています。諸国名橋奇覧シリーズの「山城あらし山吐月橋」では、京都嵐山の渡月橋が描かれています。ちょっと面白かったので、グッズ販売コーナーで、その絵が描かれた「カードミラー:800円」を買ってきました。山に描かれたお寺は、今昔物語や枕草子にも登場する法輪寺前ぶろぐ】でしょうか?

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現在、第17回京都ミュージアムロード「京の文化巡り」スタンプラリーが行われています。京都には無料でまわれる博物館・美術館もたくさんります。これを機会にぜひ訪ねてみてください。*北斎展は有料です。

京都文化博物館 http://www.bunpaku.or.jp/index.html 

【おまけ】北斎展の後、歩いて5分ほど・・・「三条パクチー」さんでランチを頂きました。お店の入口の写真撮り忘れたので、一緒に行ったirohaさんの写真を拝借しました。(^^;)タイの屋台風で、入口はなんと、ビニールカーテンです。店内もちょっぴりタイの屋台風(行ったことないけど)ですが、清潔感もあり寒くないです。(^^)

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店内の掲示物などもタイの雰囲気もりだくさんです。ランチメニューは、お手軽な単品メニューやセットがあります。*写真クリックで拡大できます。

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私達は、1日15人ぐらい限定?の「三条デラックス:980円」を頂きました。バジルチリ炒め、グリーンカレー、鶏のトムヤムスープ、エビ団子の揚げ物、ハーブ風味の鶏唐揚げ、生春巻き、さくさくエビセン、タピオカのデザート・・・タイ料理8品がセットになっています。

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トムヤムスープ、グリーンカレー・・・辛さがじわ~っときて、タイ料理は、寒い日には体があたたまってよいですね~。

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タイ料理、食べれるかな~?と不安な方も、このセットは少しづついろんな味が楽しめるので、入門にお勧めです。

三条パクチー 京都市中京区御幸町通三条上る丸屋町318-1


聖護院門跡「節分会」と須賀神社「懸想文売り」

2012年02月03日 | 京都市左京区

今日は節分!聖護院門跡で行われる豆まきを見てきました。節分には京都市内の寺院あちこちで豆まきが行われ、鬼が出現するところがたくさんありますが、午後3時ごろからという所が多いです。しかし、ここ、聖護院門跡は1時から豆まき&鬼踊りが行われます。(^^)3時からは、境内で護摩焚きも行われます。

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本堂での読経の後、赤、緑、黄色の鬼が現れ、暴れます。そして、門主さんや年男年女の読経などにより静かになり・・・最後は、鬼も一緒に豆まきをします。(^m^)

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記念撮影にも応じてくれて、親切な鬼さんでした。福豆は袋に入っています。取り損ねたのですが、たくさんもらった見知らぬおばさまが1つ分けてくれました。福」もらいました。(^^)*最後に取り損ねた人にも受付で分けてもらえます。

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聖護院といえば、このあたりの地名にちなんで聖護院大根や聖護院八ッ橋が有名です。門跡の由来については、サイトをご覧ください。

聖護院門跡 http://www.shogoin.or.jp/

この聖護院門跡のすぐそばにある「須賀神社」では、節分の2月2日、3日に烏帽子に水干姿の懸想文(ラブレター)売りが境内に現れます。貞観11年(869年)の創建の古い神社で、縁結び、厄除け、交通安全に霊験ある神社です。

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懸想文売りは、肩に梅の枝を担ぎ「懸想文」を手に持って境内を売り歩きます。顔を覆った姿なのは、平安時代金に困っている貴族がお小遣い稼ぎに、ラブレター代行をしていたからだそうです。記念撮影も気軽にOKです!

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この懸想文(1,000円)を鏡台やタンスの中にこっそり入れておくと、美人になるかも?服持ちになるかも?良縁を得られるかも?・・・若い女性の参拝者が多いと思いきや、意外に年配の方も多かったです。商売繁盛にもなるそうですが・・・とりあえず、こそっと、しまわないと意味がないなら、ぶろぐアップしちゃダメだし、今年は買わずじまいです。(^^;)*境内で限定のお餅(1個130円)も買えます。梅と柚、やわらかくておいしいお餅です。

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須賀神社 京都市左京区聖護院円頓美町1 参拝無料

【おまけ】聖護院の門前・・・八ッ橋の西尾さんでは、ぜんざいの無料接待がありました。ちなみに、今日はirohaさんと一緒にお出かけでした。列に並んでつきたてのお餅入りのぜんざいを頂きました。

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店頭では、花餅も配られ・・・この花餅、高山などではよく見かけますね。左義長で焼いて食べるといいとか?

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西尾さんで、ぜんざいや試食・・・頂きっぱなしもなんなので、焼きもち(1個80円)を買ってきました。おまけに、八ッ橋が入ってました。福々な節分でした。(^^)

本家西尾八ッ橋 http://www.8284.co.jp/index.html

この後は、午前中に訪ねた北斎展をご報告します。次のぶろぐにて。