まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都:鳥羽水環境保全センター一般公開「鳥羽の藤」を見てきました。(2016/4/30)

2016年04月30日 | 京都市南区

今日の午前中、自宅の近くにある一般公開中の鳥羽水環境保全センターの「鳥羽の藤」を見てきました。5月2日(月)まで一般公開が行われています。市民に親しまれる「藤の花の名所」として、平成13年から一般公開が始まりました。会場では、京都上下水道局のマスコットキャラクター「澄都くんとひかりちゃん」が出迎えてくれます。(きれいな水が大好きなホタルです)

センター内公開エリアの藤棚は大きく2ヶ所に分かれています。藤の花は37本、ノダフジ(ナガフジ)が多いです。まずは芝桜のある場所の藤棚が迎えてくれます。120mの藤棚の下を歩くことができます。

今年は、開花が早かったのと、公開初日の長雨のため、すでに見頃が過ぎている感じもありますが、まだまだ十分楽しめます。

藤の花は長いので、花穂の先の部分はまだまだきれいです。しかし、すでに、実が生っているものも・・・これはこれで面白いかも?花の蜜を求めて、熊蜂がいます。ご注意ください。

南側にある藤棚の下はベンチやテーブルが設置され、お弁当を広げる方もいらっしゃいます。ペット同伴、アルコール類不可です。(北側の芝生広場でも食べれます:敷物必要)下水処理場なので風向きによっては多少匂いが気になる時があります。

例年、ここの白フジは紫フジより開花が遅く、公開時には咲いていないものもありますが、今年はバッチリ見頃です。白と紫のコントラストが美しいです。

藤棚のそばには「京(みやこ)の水カフェin鳥羽」がオープンしていました。京都の水道水を利用したメニューがあります。藤の花を見上げながら、のんびりグリーンティを頂きました。他に、アイスティ、アイスコーヒーがありました。(各100円)カップは再使用できるもので環境にも配慮しています。*他に飲食ブースは一切ありません。(飲み物自販機はあります)

会場内には、たくさんのイベントブースが出ています。消防啓発コーナーでは、震度7まで体験できる起震車が来ていました。体験されるのを見ていましたが、驚くほどの揺れでした。

芝生広場には、ふわふわエアートランポリンが設置されています。9歳までOK(もちろん無料)大型はしご車の訓練も披露されていました。*今年のイベントは29日、30日に集中しています。お出かけの前にご確認ください。

ところで、藤棚からは、京都市消防活動総合センターの塔が見えます。京都市消防活動総合センターは「消防学校」「訓練施設」「活動支援施設」など消防活動に必要な諸機能を統合・合理化した施設です。また、京都南インターや国道1号線、171号線など幹線道路に近接し、交通アクセスの良さことから、全国からの緊急消防援助隊の中継地としても使われています。2011年に発生した東日本大震災では、四国・九州の緊急消防援助隊が被災地へ赴く中継地として利用しています。当時、自宅近くで、京都南インターから続々と被災地へ行く、四国・九州ナンバーの赤い消防車をたくさん見ました。中には見た事もない大きな消防車もあり、見かける度に不安が募りましたが、それ以上に頼もしさを感じました。

この度の熊本地震でも、全国からたくさんの緊急消防援助隊が駆けつけているのでしょうね。イベントブースの中には、熊本地震の義援金コーナーもありました。わずかですが協力させていただきました。なお、被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い地震の沈静化と復興をお祈り申し上げます。

京都市上下水道局 http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/

「鳥羽の藤」一般公開は2016年4月28日(木)~5月2日(月) 10:00~16:00 見学無料  見学所要時間:北門から入った場合:60分~ センターには無料駐車場(北門のみ入る)があります。そこから施設内バスに乗って公開場所まで行きます。(施設内バスは無料です)ただしピーク時のマイカー利用は行列待ちです。京都駅八条口または竹田駅西口から臨時直行バス(片道大人100円・小人50円)も出ています。自転車、バイク、徒歩の場合は北門の他にも、東1号門を利用すると直接会場入りができます。

過去の様子は【2016/4/19】【2014/4/26】【2013/4/27】【2012/4/28】【2011/4/29】【2010/4/24】【2009/4/26】【2008/4/28】【2007/4/26】にて。 

周辺の観光案内は【前ぶろぐ】にて。


京都:城南宮「曲水の宴」へ行ってきました。2016春

2016年04月29日 | 京都市伏見区

今日は午後から城南宮で「曲水の宴」が行われました。城南宮は、京都南ICのすぐそばにある方除の大社です。この城南宮のある地は、平安京の大阪方面からの入口にあり、交通の要衛の場所でした。また平安末期には離宮(鳥羽離宮・城南離宮)がおかれ院政が行われた場所です。

曲水の宴は、王朝時代を偲ばせる雅やかな行事です。城南宮では4月29日と11月3日【前ぶろぐ】に開催されています。毎年、曲水の宴の日は、神苑が無料公開されています。今日は青空が出ているのに、時折小雨が降り、平安の庭での開催が危ぶまれましたが、定刻の2時より10分遅れで開催されました。開催までは琴の演奏が行われています。

平安装束を身につけた男女の歌人が本殿参拝の後、平安の庭に入られます。そして、その場で「歌題拝見」が行われます。今日の歌題は「うの花」でした。うの花(卯の花)は、ウツギの別名で、春に白い花を咲かせます。旧暦の4月を卯月と呼ぶのも卯の花から来ているといわれています。

座に着いた歌人が紹介された後、白拍子の舞が行われます。平家物語では、白拍子の起源について鳥羽院の時代に島の千歳(せんさい)、和歌の前という2人が舞いだしたのが白拍子の起こりである」とあるそうです。城南宮は鳥羽離宮のあった場所、まさにこの場所なんです。*清盛と白拍子の話は祇王寺に伝わります。【前ぶろぐ

白拍子の舞の後、川上から童子が、鴛鴦(おしどり)の姿をかたどった「羽觴(うしょう)」の背に朱塗りの盃をのせて流します。実は、童子は2人いたのですが、直前に体調でも崩したのか?1人は下がってしまいました。会場はすごく寒かったから、風邪ひいたのかな?せっかくの晴れ舞台だったの残念でしたね、チャンスがあればまた来年!

歌人は「羽觴」が流れ来るまでに和歌を詠み短冊にしたため、そして盃を取り上げてお酒をいただきます。宴の間、2首、詠んでおられたので、2杯は飲むんですね~。

完成した歌を童子が集め、神職によって披講されます。講師(こうじ)(全句を節をつけずに読む役)、発声(はっせい)(第1句から節をつけて歌う役)、講頌(こうしょう)(第2句以下を発声に合わせて歌う役)の諸役によって進行されます。(歌の優劣を決めるわけではありません) 今年は、鳥羽離宮があったこの地で曲水の宴が行われた年から900年目にあたる節目の年で、今年の題「うの花」は、900年前の宴でも詠まれた題だそうです。庭園内に、雅ながらも力強い歌声が響き、とても素晴らしいです。白拍子の舞もいいですが、歌声もとっても良いので、見学の折は、ぜひ最後までご覧ください。映像はこちら

1時間ほどで曲水の宴は終了します。終了後は雛流しが行われます。そもそも曲水の宴は、3月のひな祭りの頃に行われた行事だそうです。歌人が歌を詠んだ平安の庭に特別に入り、人形(ひとがた)を流すことができます。(初穂料300円)

神職が祝詞をあげる中、自分の両肩を人形で触れ、その人形に息を吹きかけた後、しずかに遣水に流し穢れを払います。一緒に流されるひな人形は、たしか、お正月から3月ぐらいまでに城南宮受付で奉納受付しています。(折り紙などが置いてあります)

ゴールデンウィーク期間中、城南宮では平成28年度春期非公開文化財特別公開が行われています。初公開の皇都春景図もあります。(拝観料:大人800円 中高生400円)

城南宮 http://www.jonangu.com/

5月1日からは藤の巫女神楽が行われます。(見学自由:詳細はサイトにて)

参拝、駐車場は無料 神苑拝観:大人600円 小中400円 (曲水の宴開催日は無料開放されています)城南宮はよく訪ねています。ぶろぐ内検索してみてください。2年前は雨の曲水の宴をご紹介しています。【前ぶろぐ


本日グランドオープン!京都鉄道博物館へ行ってきました。

2016年04月29日 | 京都市下京区

今日は、本日グランドオープンした京都鉄道博物館へ出かけました。朝9時の前売り券を持っていたのですが・・・結局8時40分ごろから前売り券購入済みの列に並んで、入館できたのは9時半ぐらいでした。当日券の列の並んだほうが早かったかも・・・。オープン記念として、記念乗車券がもらえました。

京都鉄道博物館は「見る・さわる・体験する」をテーマに、多彩な鉄道の魅力に出会える日本最大級の博物館です。もともと、この地にあった梅小路蒸気機関車館に収蔵・展示していた20両の蒸気機関車も含めた53両の車両が収蔵・展示されています。

蒸気機関車から新幹線までが揃っています。

申し訳ないですが、鉄道には造詣が深くない私б(^^;)・・・とりあえず、淡々と写真を撮ってご報告します。

車両の下に、もくぐって見学できます。へぇ~意外とシンプル・・・。

2015年3月に運行が終了したトワイライトエクスプレスが展示されています。私は仕事で2回乗ったことがあります。なんだか懐かしかったです。ちなみに今日は昭和の日・・・懐かしい昭和の駅も再現されています。・・・っていうか、それよりも気になるお客さん・・・(@Д@:)マリオ?ちなみに、マリオの任天堂は明治22年、花札製造が始まりの京都の会社です。

本館3階のスカイテラスからは、JR京都線や東海道新幹線の線路が見渡せます。デッキ上には、列車時刻がわかるモニターも設置されています。

本館2階には、鉄道ジオラマ、運転シュミレーター、指令所など体験できる展示がたくさんあります。ここで作業をサポートしてくれるのは、本物のJR職員さんもいらっしゃるそうです。今日は、時間待ちしてる人がたくさんいました。事前に整理券配布もあったようです。

館内は3階の吹き抜けなのでいろんな角度から電車を見下ろすことができます。キッズパークは、そんなに広くはありません。遊ぶ場所というより、親子の休憩場所っていう感じかな?

食事のできる場所は・・・本館2階のレストラン(250席)パノラマビューの席、オリジナルメニューがあります。本館1階に展示されている食堂車があります。そのほかに、先にご紹介したスカイテラスでもお弁当が売られていました。

京都鉄道博物館の基本コンセプトは「地域と歩む鉄道文化拠点」地元関西、京都の鉄道文化の紹介コーナーもあります。近鉄や京阪などの関西の鉄道、地元京都の鉄道の歴史が展示されています。京都の展示の前には人がいなかった・・・。(^^;)まぁ、ゴールデンウィークの入館は観光客にお譲りしてるからかな・・・。

新しくなったとはいえ、昨年8月に43年の歴史に幕を下ろした梅小路蒸気機関車館も、ちゃんと残っています。(^^)以前、まじくんが保育園の時に乗った【前ぶろぐSLスチーム号も健在!3歳以上中学生までは100円、18歳以上は300円で乗れます。

中で休憩できる列車もちゃんと残ってました。館内で売ってる駅弁を買って食べてもいいし、ここは持ち込みのお弁当もOKです。ミュージアムショップ、出口は、もともとの出入り口だった旧二条駅舎です。

館内に売ってるお弁当です。 今日は、「梅小路弁当」を買ってきました。(1,250円)ごはんは梅味です。

京都鉄道博物館 http://www.kyotorailwaymuseum.jp/

開館時間:GW期間中は9:00~18:30(通常は10:00~17:30*入館は17:00まで) 入館料:幼児200円~一般1,200円(当日の再入場もOKです) 水曜定休(祝日、春休み、夏休みを除く)・年末年始 見学所要時間:約90分~(混み具合にもよりますが、あまり興味のない人でも60分ですべての見学はきついかな?)

【おまけ】京都鉄道博物館すぐそばの、梅小路公園七条入り口広場で、GW期間中「梅小路アートライブ2016 キッチンカーズfes」が開催されています。パフォーマンスのほかに、行列のできるキッチンカーが並んでいます。

詳細はhttp://www.kyoto-umekouji.com/main_event/index.html

この場所は、第一土曜日に梅小路公園手作り市【前ぶろぐ】が開催されている場所ですが、5月の開催はありません。

梅小路公園、京都水族館はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にて。


京都:北野天満宮「御土居の青もみじ」公開へ行ってきました。

2016年04月26日 | 京都市上京区

昨日は、北野天満宮の天神市でした。前ぶろぐ】朝早く出かけ、市を楽しんだ後、公開中の御土居の青もみじを見てきました。かつて紙漉きの場であった紙屋川の水面に新緑が映り、しびれるほどの美しさです。

御土居とは、豊臣秀吉が京都の整備事業の一環として築いた土塁の「御土居」のことで、現存する中で、北野天満宮の境内西側にあるものが当時の姿を良く残しているそうです。

苑内に入ると、本殿や三光門を見渡すことができる場所があります。朱塗りの鶯橋を渡って、もみじの中を散策できます。

昨日は、青空で良い天気でした。天神市で賑わう境内とは、別世界の静けさです。時折、野鳥のさえずりが聞こえます。

苑内には、ベンチがあります。訪ねたのが早い時間だったからか、人も少なく、いつまでも座っていたいほどの心地よさでした。毎年いち早く色づく樹齢400年を超える三又のもみじは、今年もたくさんに葉を茂らせています。秀吉さんがここに御土居を築いた頃から自生していたそうです。

ここの一部は、春には梅苑として公開されています。梅の木にはたわわに実が生っていました。

苑内には茶室「梅交軒」があります。紅葉シーズンには茶席が設けられています。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

もみじ苑を出て、付近を散策すると、絵馬掛所や、本殿を囲むように50の摂末社があります。 野見宿祢神社は、武芸やスポーツ上達の神徳があります。ご祭神の野見宿祢(のみのすくね)は、菅原道真公の19代前の先祖で、文武両道に優れた人で、垂仁天皇(第11代)の相撲の御前試合で、最強の力士を打ち破り、相撲の祖と仰がれた人物です。今でも、大相撲京都場所の際は力士の参拝もあるそうです。

稲荷神社もあります。五穀豊穣、商売繁盛の神様です。その昔、付近に火事が起こった際に、火がこの神社の前でピタッと止まったという言い伝えにより「火除け稲荷」として信仰されています。

もみじ苑入苑料には、宝物館入館料も含まれています。宝物館は、毎月25日と、梅苑やもみじ苑の公開時に開館しています。現在、宝刀展が行われており、鬼切丸などの重要文化財5振を含む御神刀40振を間近で見ることができます。館内は、撮影禁止と思いきや、なぜか?携帯電話とスマホによる撮影はOKです。

青もみじの公開は 2016年4月16日(土)~5月31日(火)入苑料(宝物館含):一般500円・中高生250円・小人150円*修学旅行生150円 *見学所要時間は2ヶ所で約1時間です。

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/

参拝自由 参拝者用無料駐車場(1時間)あります。(ただし天神市の際は利用できません。周辺の駐車場も少ないので公共交通機関利用をお勧めします。)

北野天満宮はよく訪ねています。ぶろぐ内検索「北野天満宮」にて。


京都の桜(2016/4/25)平野神社:まだ八重桜が楽しめます!

2016年04月25日 | 京都市北区

今日は朝から、北野天満宮の天神市へ出かけました。【前ぶろぐその前に、隣接する平野神社の桜を見てきました。京都に開花宣言が出たのは3月23日です。【前ぶろぐ】それから1ヶ月過ぎても、まだ楽しめる桜があります。

京都に開花宣言が出る頃にはすでに見頃になる楼門のしだれ桜「魁(さきがけ)」には、さくらんぼが生っています。なお、今日は、札幌に開花宣言が出たそうです。ちなみにソメイヨシノが標準木なのは札幌までです。それより北の地域は、エゾヤマザクラ(大山桜)です。濃いめのピンク色の桜で、京都では3月中旬から咲き、梅小路公園などで見ることができます。以前ご紹介しています。【2014/3/23

楼門前に、近年になって植えられていたウコン桜は、開花時はウコン色ですが、開花が進むとピンク色になります。これはこれで、味わい深く美しいです。以前の様子【16/4/12

本殿前にも、まだ楽しめる桜があります。八重桜は、葉と花が同時にでるので、見た目は緑っぽく見えますが・・・近づくととてもきれいです。

平野撫子(ひらのなでしこ)、突羽根桜(つくばねざくら)です。(トップ写真も突羽根桜)どちらも、平野神社発祥の桜で、特に突羽根桜は、つぼみの時はぎゅっと詰まった感じですが、花が咲く過程によりさまざまな表情を見せ、最後には大輪となります。

 

桜苑はすっかり新緑です。しかし、よく見るとまだ楽しめる桜があります。

関山(かんざん)という八重桜です。この桜は、大阪造幣局の桜の通り抜けでたくさん見ることができます。【2016/4/11】なお、桜の塩漬けはこの桜が利用される事が多いそうです。落ちた姿も美しいから塩漬けにしても美しいのかな?

新緑が美しい・・・と、いうか生え放題!(^^;)ここは、秋になると紫式部が楽しめます。今は枯れた実が残っています。秋の様子は【2011/10/25】にて。

 

北野天満宮まで歩いてすぐなので、毎月25日の天神市の日には、平野神社の境内で北山朝市が行われています。北山杉の産地の北山生産組合のお母さんたちが、木工品のほかに、新鮮な野菜や手作りのお餅やつくだになど売っています。*9時ごろから開催、今日は山菜や野菜、木の芽煮、草餅などが売られていました。

平野神社  http://www.hiranojinja.com/ 

参拝自由  参拝者用駐車場有(時期によって有料:1,000円)

平野神社はよくご紹介しています。ぶろぐ内検索にて。また桜の季節によくご紹介しています。【16/4/12】【16/4/6】【15/4/8】【13/4/25】【12/4/25】【12/3/28】【11/4/25】【11/03/25】【11/04/23】【10/04/25】【09/04/05】【09/03/27】 【08/03/25】【07/04/02


京都:北野天満宮「天神市」へ行ってきました。2016/4

2016年04月25日 | 京都市上京区

今日は北野天満宮の天神市です。ご祭神の菅原道真公に因み、毎月25日に行われます。(お誕生日も、ご命日も25日です)京都では「弘法さんが雨なら天神さんは晴」という言葉があります。まさに、今月は21日の弘法市はけっこうな雨でしたが、今日の天神市は快晴です。まぁ、お天気は、中3日あれば変わりますから(^^;)でも、さすが、昔の人はすごい!やまない雨はない!ちなみに、弘法市も天神市も雨でも必ず開催されます。(露店数は減ります)

市を楽しむ前に、まずは本殿にお参りです。今日はタクシーの運転手さんに案内された修学旅行生がたくさん来ていました。最近は、大型ショッピングセンターでも修学旅行生を見かけますが、どうせなら、こういう昔からの市を楽しんでいただきたいですね~。

今日は、朝8時半ごろに到着しました。朝からでも、けっこうな人出です。朝早いと、良いお買い物ができるかも?定番で人気の品はすぐ売り切れます!

今回の気になるもの!昭和初期のすかし芸者カップ(1客500円)・・・デミタスカップぐらいのカップ&ソーサーで、カップの底を透かしてみると芸者さんのお顔が浮かび上がります。ちょっと気になる~、次回見つけたら買っちゃうかも?横目づかいの茶色い猫?熊?

これから大活躍、サングラスいろいろ(各500円)夏に向けて帽子の露店も増えてきます。そして鈴3ツで100円・・・熊よけ…ドラえもんになれるって書いてある。(^m^)どんな人が買うのかな~って見てたら、真剣に選んでる女性がいました!ドラえもんになりたい?

さて、先日ご紹介した【前ぶろぐ樹齢120年目にして新種と判明した北野桜(キタノザクラ)は、すっかり葉桜です。でも、少しだけ花が残っていました。さくらんぼも生っていました。開花時はニュースでも取り上げられ、人だかりでしたが、今日はちらほら・・・。

境内の梅の実もかなり大きくなっていました。桜が終われば、京都は、あっという間に初夏の雰囲気~。さて、今日のお買い物です。ふくろうの香炉(1500円…蚊取り線香もOK)なんだか、目が合ってしまった・・・。ちなみに、左の小さいのは、私が嫁ぐ前から家にありました。゛やっと会えたねオカーサン!”って感じです(^^;)あれ?オトーサンか?

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/

参拝者用無料駐車場(1時間)あります。ただし天神市の際は利用できません。周辺の駐車場も少ないので公共交通機関利用をお勧めします。)

北野天満宮はよく訪ねています。ぶろぐ内検索「北野天満宮」にて。

この後は、隣接する平野神社の桜の様子をご紹介します。まだ桜が楽しめます。次のぶろぐにて。


京都花景色(2016/4/19)長岡京「長岡天満宮」霧島ツツジが満開です!

2016年04月20日 | 京都府(京都市・宇治市以外)

昨日、長岡京市にある「長岡天満宮」へ行ってきました。京都のキリシマツツジの名所として知られています。

このツツジの参道は・・・長岡天満宮境内の東に広がる八条ケ池を二分する中堤です。八条ケ池は、 寛永15年(1638)に、当時の領主だった八条宮が造るように命じた、灌漑用の溜め池です。 外周は約1km貯水量 は約35000トンあるそうです。

中堤真ん中の石の太鼓橋は加賀藩の前田家の寄進といわれています。

参道はキリシマツツジで真っ赤です。キリシマツツジは九州の九州南部にある霧島山(火山群)に因んで名づけられたものです。真っ赤だから?ここにあるキリシマツツジは野生に近い品種で、大きく株分れし高さが3メートル近く あります。樹齢は100年~150年で、昭和44年、長岡町制20周年を記念して、キリシマツツジが町花に指定され、市制施行後も長岡京市の花として親しまれています。

 

池の畔にあるのは茶店の「錦水亭」さんです。この時期は会席コースのみです。(12,000円~20,000円)シーズンオフは比較的お手軽なランチもあるようです。(^m^;)

池の畔で、お花を眺めながらお食事ができます。一度行きたいと思いつつ、予約してまでは・・・まぁ、いいかって感じです。でも、機会があれば。

 

参道のツツジを楽しんだら、本殿参拝も忘れずに~。長岡京は、菅原道真公が在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところです。

道真公が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄られ「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故により、道真公御自作の木像をお祀りしたのが「長岡天満宮」の始まりです。かわいい牛さんもたくさんいます。

境内の一角に「三春の滝桜」が植栽されていました。三春の滝桜は福島県の三春町にある日本三名桜の一つの桜です。以前は、原発事故の放射能の影響のためまだ代替木でしたが、正式に植栽されたのですね~。

他にも境内には、露店や飲食店があります。あちこちお弁当を広げてる人もたくさんいらっしゃいました。昨日は良いお天気でよいお花見日和でした。喜久春さんのタケノコの甘露煮入りの竹の子最中を買ってきました。(3個入り480円)以外な組み合わせですが、おいしいです。(^^)このお店の猫まんじゅうが気になる・・・。(サイトを見てくださいね)

駐車場(タイムス)のそばで立派なキッコウチクを発見!水戸黄門の杖にも使われているそうで、こんなまとめに見れるのは珍しいです。ちなみに、駐車場は今の季節、臨時料金が適用されます。30分200円です。収容台数が少ないので、ピーク時は公共交通機関ご利用をお勧めします。

長岡天満宮 http://www.nagaokatenmangu.or.jp/index.php

参拝自由 拝観所要時間:40分~  JR長岡京駅から徒歩20分 阪急長岡天神駅から徒歩10分  駐車場:春の観光シーズンは特別料金で30分200円です。京都南インターから車で30分程です。昨日訪ねた乙訓寺から車で5分弱です。


京都花景色(2016/4/19)鳥羽の藤:一般公開の前に覗いてきました!

2016年04月19日 | 京都市南区

今年も京都市南区の鳥羽水環境保全センターの「鳥羽の藤」の一般公開が行われます。平成28年4月28日(木)~5月2日(月)までです。市民に親しまれる「藤の花の名所」として、平成13年から一般公開が始まりました。午前中、乙訓寺へ出かけた【前ぶろぐ】帰りに、藤の開花状況を覗いてきました。

当然、まだ一般公開されていませんので、ぶろぐタイトルの通り、本当に金網越しに覗いてきました。(^^;)怪しい?いえ・・・怪しくありません。

安心してください!道路からも見えますから・・・(^m^)

かなり開花してますね~。このまま、ゆっくり開花して、花房が伸びて、一般公開では最高の状態になりますように。とはいえ、今年は開花が進んでいますから、一般公開は早めの期日に出かけたほうがよさそうですね。

「鳥羽の藤」一般公開は2016年4月28日(木)~5月2日(月) 10:00~16:00 見学無料  見学所要時間:北門から入った場合:60分~

京都市上下水道局 http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/

過去の様子は【2014/4/26】【2013/4/27】【2012/4/28】【2011/4/29】【2010/4/24】【2009/4/26】【2008/4/28】【2007/4/26】にて。 *昨年は自宅減築工事のため多忙でご報告していません。あしからず。

周辺の観光案内は【前ぶろぐ】にて。

 

 


京都花景色(2016/4/19)長岡京:乙訓寺の牡丹が見頃です!

2016年04月19日 | 京都府(京都市・宇治市以外)

今日は朝から、長岡京市にある花の寺「乙訓寺(おとくにてら)」へ行ってきました。長岡京市にある古刹で、牡丹の名所として知られています。開花状況は5分ぐらいかな?十分見頃です。ゴールデンウィーク前の観賞をおすすめします。

門をくぐると、新緑と手入れの行き届いた牡丹の花が見えます。この場所は、シーズン中は、写真を撮る人がいっぱいいますが・・・朝のうちですので、なんとか無人の状態で撮影できました。

まずは、本堂にお参りです。靴を脱いで自由に堂内へ入れます。日本に仏教が伝来したのは約1450年前で、乙訓寺は、京都最古のお寺、太秦の広隆寺(603年創建)とほぼ同じで、約1380年前の創建と見られています。平城京から長岡京へ遷都したのが784年ですから、それよりも古い時代の創建です。寺伝では推古天皇勅願、聖徳太子創建となっています。

乙訓寺に牡丹が植えられたのは昭和15年頃です。昭和9年に発生した室戸台風の被害で荒れた境内に、奈良の長谷寺から2株の牡丹が寄進されたことにはじまります。(当時の乙訓寺のご住職と長谷寺のご住職が親族関係)

 

その後、乙訓寺歴代住職らの尽力により、牡丹の株数が年を追って増加し、今では約2000株の花が美しく境内を彩っています。今日も、お花の世話をする方がたくさんいらっしゃいました。日除けのための白い唐傘がたくさん広げられています。

さて、毎年確認!牡丹と芍薬のちがいは?共に牡丹科牡丹族ですが、牡丹は低木(木本植物)で木の姿で冬越し、芍薬は草(草本植物)で冬は地上部が枯れ根が生き残るようです。(最近は交配が進み必ずしもそうではないことも)「立てば芍薬、座れば牡丹」・・・」芍薬は草ですらりと伸びてる(高い)、牡丹は木で枝分かれしてる(低い)って覚えましょう。

今日は、ピンク系の花がたくさん見れました。シーズンの終わりごろになると、白や黄色の牡丹が目立ちます。今日は少しだけ咲いていました。

乙訓寺には弘法大師も起居されたといわれており、平安時代には隆盛を極め、今よりはるかに大きな寺だったようです。境内には、弘法大師がお手植えされたと伝わる大きな菩提樹の木があります。

菩提樹には緑が芽吹き、小さな実が残っていました。お願いわらじもたくさん奉納されていました。お遍路さんに行くぐらい健脚になるようにお願いするのかな?

今年は、まだ八重桜が見頃です。牡丹と桜が同時に楽しめます。桜のそばには、大きなモチノキもあります。

乙訓寺 http://www.eonet.ne.jp/~otokunidera/

拝観料:大人500円 中学生以下無料 8:00~17:00(本堂内参拝は9:00~) 拝観所要時間:30分~ *お花の観賞は午前中がお勧めです。日が照りすぎると花がしおれます。

京都南インターから車で30分程です。駐車場(500円:50台)

以前の乙訓寺の牡丹の様子は【2014/4/24】【2013/4/29】【2009/4/24】【2008/5/5】【2007/4/27】にて


京都花景色(2016/4/15)松尾大社:やまぶきがそろそろ満開!

2016年04月16日 | 京都市西京区

一昨日の夜、そして本日未明に、熊本で大きな地震が発生しました。まだまだ大きな余震が続いています。こちら、京都からは、今のところ見守ることしかできませんが、被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い地震の沈静化と復興をお祈り申し上げます。

 

昨日、梅宮大社の八重桜を楽しんだ【前ぶろぐ】後、近くの松尾大社へ寄りました。徒歩の場合は20分、車の場合は3分ほどで到着です。松尾大社は、京都でも最古級の神社で、この一帯の住民が松尾山の御神霊を祀ったのがはじまりだといわれています。地元では「松尾さん」と親しまれている洛西の総氏神様として、約10万戸の氏子を擁しています。

京都の「やまぶき」の名所として知られています。境内を流れる一ノ井川のほとりの山吹の開花状況は・・・満開間近!とってもきれいでした。

やまぶきは、中国と日本に古くから自生していて、山の谷間で枝が風に揺れる様子から山振とよばれたのが語源で、「万葉集」にも、山振と詠まれた歌があります。

山吹は、この地に自生していたといわれ、今は約3000株あるといわれています。八重やまぶきの他に、一重のやまぶきも境内あちこちにあります。

 珍しい白やまぶきもあります。年々、株が増えています。

本殿奥に「神泉・亀の井」があります。亀さんの口から流れる水は、別名「よみがえりの水」ともよばれ、諸病快癒、延命長寿、寿福増長に効果があります。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】そのため、本殿前にも亀さんがたくさんいます。

古来より開拓、治水、土木、建築、商業、文化、寿命、交通、安産の守護神として仰がれ、特に醸造の祖神として、全国の酒造家、味噌、醤油、酢などの製造・販売者からの信仰を集めています。

 

境内には、酒樽や絵馬がたくさん奉納されています。お酒の資料館もあります。

松尾大社  http://www.matsunoo.or.jp/ 参拝自由、庭園拝観:大人500円、拝観所要時間(庭園含め)30分~ 参拝者用無料駐車場有

以前も山吹の季節にご紹介しています。【2014/4/17:庭園ご紹介しています】【2011/4/27:お酒の資料館】【2009/04/19】【2008/04/20


京都の桜(2016/4/15)梅宮大社:八重桜が見頃です!

2016年04月15日 | 京都市右京区

今日は午後から、右京区にある「梅宮大社(うめのみやたいしゃ)」へ行ってきました。京都ではまだまだお花見が楽しめます。今週末のお花見におススメなのは、八重桜です。昨日ご紹介した平野神社もそうですが、梅宮大社の八重桜も見頃です。ちょうどサツキも競うように咲き始めて、とってもきれいです。

梅宮大社は、子授け・安産祈願で知られ、今からおよそ1300年前、橘氏の祖・諸兄(モロエ)公の母、県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)が、橘氏一門の氏神としてお祀りしたのがはじまりの古い神社です。

勾玉池の八重桜が見頃でした。境内には20種ぐらいの八重桜が咲いています。

桜の品種を神社の方に伺いましたが、はっきりわからず。(^^;)池のそばの大きな木は、毬のように固まる八重桜と、あとは、松月かな?一葉かな?ぽてっとした白っぽい八重桜です。

神苑の咲耶池の周辺にも、大きな木ではないですが桜が咲いています。うこん桜とか御衣黄とか・・・。

ここは霧島ツツジがたくさんあります。ボチボチ開き始めたところです。ゴールデンウィーク前には見頃になると思います。

他にもいろんな色のツツジがあります。

他にも、神苑内では、たくさんの花が楽しめます。シャガ、ヒメサザンカ・・・

牡丹の花も咲いています。

れんげ、ヤマブキもきれいでした。

おいしそうなものもあります。(^^)タケノコ、ウメ・・・。ここは、その名の通り梅の名所と知られています。梅=産め・・・につながり、境内には子授け石の「またげ石」があります。境内には35種、550本の梅の木があります。現在、あちこちにかわいい実が生っています。

鈴守りを買ってきました。招き猫の形です。(500円) ここの境内には、ゆるーく飼われている猫が何匹かいます。白いのはソラくん?ソラちゃん?青い目が名の由来です。小さい時からミルクをあげて育てたそうで、とっても人懐っこいです。

 

他にも黒猫ちゃん・・・逃げ出したりはしないけど、顔を向けてくれません。(^^;)猫ちゃんの縁からか、ペットのお守りもあります。厄除け腰ひも(300円)もあります。お着物着用される人にはお勧めです。

4月17日(日)には、桜祭が行われます。11:30から舞楽奉納、甘酒、お神酒の接待もあります。

梅宮大社 http://www.umenomiya.or.jp/ 参拝自由

神苑拝観料:大人550円、小中学生:350円  駐車場:無料 拝観所要時間(神苑含):30分~

梅宮大社、過去の桜の様子は【2014/4/17】【2012/4/23】【2011/4/27】【2009/04/19】【2008/4/20】【2007/4/22】にて。

この後は、近くの松尾大社のやまぶきをご紹介します。次のぶろぐにて。


京都の桜(2016/4/12)平野神社:八重桜が見頃です!

2016年04月14日 | 京都市北区

一昨日、平野神社へ出かけました。平野神社の歴史は平安京より古く、奈良時代からといわれています。桜の名所として知られ、この神社発祥の桜、平野妹背、平野撫子などを含め、境内には60種400本の桜があります。写真は平野妹背です。妹背(夫婦・恋人・兄妹)のように、ふたつの花が寄り添うように仲良く咲きます。

京都に花見の季節を知らせるように一番に咲く、楼門の魁桜は、すっかり葉桜です。境内は緑っぽく見えますが・・・八重桜が見頃を迎えています。先日ご紹介した【前ぶろぐ大阪造幣局の桜の通り抜けでも見ることができない珍しい品種も多いです。

見頃の八重桜を撮ってきました。「一葉」花芯から1本の葉化した雄しべが出るのでこの名があります。「突羽根桜」平野神社の代表的な桜です。つぼみの時はぎゅっと詰まった感じですが、花が咲く過程によりさまざまな表情を見せ、最後には大輪となります。

「松前」函館の松前町の浅利さんが糸括桜の実生から選抜した美しい桜です。華やかで色っぽい桜です。「緑桜」小さなかわいい花で、桜のがくは紅色なのに対し、この桜のがくは緑色なのでこの名がついています。桜に見えないですね~。

「庭桜」1メートルほどの低い庭木です。「うこん桜」ウコンの根の色に似ている黄色い桜です。楼門の北前に最近植えられたようです。まだ若い木なので大輪でとてもきれいでした。

先週までは「平野の夜桜」として、昼夜賑わっていた茶店も、ほとんどがソメイヨシノなので見頃終了、茶店も終了していました。

 

しかし、これからは八重桜が見頃を迎えます。「大手毬」「須磨浦普賢象」

「大内山」「おけさ」ともに、文献が少なく詳細が良くわからない桜だそうです。

 

平野神社の桜は、例年、4月下旬まで楽しめます。隣接する北野天満宮の天神市(毎月25日)の時に、ぜひ覗いてみてください。

さくら湯を頂いてきました。(ようかん付き600円)です。このさくら湯の桜は・・・残念ながら食用なので境内の桜ではありません。(^^;)ようかんは食べずに家で頂きました。ほんのり桜味です。

平野神社  http://www.hiranojinja.com/ 

参拝自由  参拝者用駐車場有(時期によって有料:1,000円)

桜の季節によくご紹介しています。前ぶろぐにて。【16/4/6】【15/4/8】【13/4/25】【12/4/25】【12/3/28】【11/4/25】【11/03/25】【11/04/23】【10/04/25】【09/04/05】【09/03/27】 【08/03/25】【07/04/02

 

 

 

 


京都の桜(2016/4/12)北野天満宮「北野桜」樹齢120年目の今年、新種と判明!

2016年04月12日 | 京都市上京区

今日は午後から北野天満宮へ出かけました。先日(8日)、社務所前にある桜が新品種である可能性が高いと発表され、開花時は白っぽく徐々にピンクに色づく特徴があり「北野桜」と名付けられました。今週末ぐらいが見頃だそうです。今日は、ちらほら・・・。

北野桜は、本殿を前にして右へ出たところにある「社務所(しゃむしょ)」の前にある桜で、樹齢120年の老木です。梅の調査とともに、この桜も調査したところ、120年目にしてようやく新種と判明したそうです。がんばって咲いてた甲斐がありましたね~。

 

今まで何度か見かけ写真を撮っていますが・・・正直、ソメイヨシノのように一気に満開にならないし、葉っぱも出てるし、花が小さいし、地味だし、色混じってるし、変わってるな?木が弱ってるから花が奇形になったのかな?と思って、この桜をぶろぐアップした事がありません。すいません。(^^;)この桜の周りにこんなに人がいた事も、ないし~。

それに、北野天満宮は梅の名所で桜のイメージがないから、この季節取り上げることもあんまりないから かな?(言い訳?)実は、北野天満宮には、桜の木が5~6本あり、その中で一番大きいのは本殿の東にある桜(山桜?)です。1枚目の写真は今年の4月6日に平野神社を訪ねた時【前ぶろぐ】に寄った際の様子です。見頃終了ぎみでした。2枚目の写真は今日の様子、葉桜です。

さて、北野桜を見る前に、本殿参拝をお忘れなく。そろそろ修学旅行生のグループが増えてきました。今日はタクシーでの参拝も、バスでの参拝もあり、たくさんの学生さんを見かけました。本殿前の梅は、紅和魂梅(べにわこんばい)です。太宰府天満宮の道真を追いかけてきた梅の木と同じ種として伝わる梅の木です。樹齢は約300年だそうですから、数代目?

以前より、お守りがずいぶんカラフルになり増えました。学業のほかに、安産とか縁結びとか長寿とかいろいろあります。

私の定点スポット、楼門をくぐったところにいる赤目の牛さんです。実は、耳で梅の木を持ち上げています。いつも耳のひび割れが心配です・・・。

赤目ちゃんのそばの木は老木なので梅の実がなっていません。1個だけ見つけました。(先に紹介した紅和魂梅にも実はなっていません。)しかし、境内にあるあちこちの梅の木にはたくさん実がなっています。

三光門のそばにある「織部形石燈籠」です。マリア像の彫刻があるためマリア燈籠とか切支丹燈籠と呼ばれています。

足元にあるのがマリア像かな?ところで、この燈籠・・・窓の形が笑ってる口に見えませんか?なんとなく、黒柳徹子さんのように見えるな~って、いつも思います。(^m^)

北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/

参拝者用無料駐車場(1時間)あります。ただし天神市の際は利用できません。周辺の駐車場も少ないので公共交通機関利用をお勧めします。)

北野天満宮はよく訪ねています。ぶろぐ内検索「北野天満宮」にて。

この後は、隣接する平野神社の桜の様子をご紹介します。次のぶろぐにて。

 

 

 


大阪造幣局桜の通り抜けへ行ってきました!(2016/4/11)

2016年04月12日 | 大阪・兵庫

明後日(14日)まで「大阪造幣局の桜の通り抜け」が行われています。造幣局構内旧淀川沿いの全長560mの通路を一般花見客のために1週間開放しています。今年は4月8日(金)から14日(木)の開催です。先週では見頃の花が少ないかな?と思い、昨日ようやく出かけました。ほとんどが八重桜なのでソメイヨシノの見頃が終了したころから開花します。

通り抜けは一方通行、造幣局の南門から入ります。 もともと桜の名所として名高かったこの地を、明治16年、局員だけの花見ではもったいないと、一般開放したのが始まりです。今年の桜は、133品種、349本です。今年、今まで調査中だった桜が「類嵐(たぐいあらし)」という品種だったと判明しました。東京の荒川堤にあった桜で、白の一重、5弁の桜です。大きな花でした。

 

毎年「今年の花」が決められています。今年は「牡丹」です。大島桜系の里桜で、花はふっくらとした牡丹の花を思わすような淡紅色の優雅な大輪で花弁数は15枚ほどです。入り口から入って左手奥あたりの貨幣セット販売ブースあたりで、係の方がパンフレットを配っておられますので、そこに書いてる植樹図を参考に探すとよいです。牡丹は3本あります。

予想通り、ちょうどよい時期に訪ねたように思います。ほとんどの花がそろそろ満開でとてもきれいでした。昨日は花冷え・・・寒い一日でした。でもその分、花のもちがよくなるので、公開最終日(14日(木))まで十分楽しめそうです。ただし、木曜日の大阪は雨の予報です。

黄色いのはウコン桜です。うこんの根の色に似ていることから名づけられました。江戸時代に京都の知恩院に植えられていたといわれます。京都では東寺の近くの六孫王神社がうこん桜の名所です。【前ぶろぐ

珍しい花がいっぱいあります。上を向いて咲く「天の川」です。樹形がほうきを逆さまにしたような形なのであまりぱっとしない感じ(失礼)でしたが、年々大きくなってきたので華やかさが増してきました。2枚目のは「滝香(たきかおり)です。

通り抜け内で一番多くある(66本)濃いピンク色の「関山(かんざん)」は、今から咲き始めるものもたくさんありました。黄色い「御衣黄(ぎょいこう)」は満開でした。開花とともに花弁の中心が紅色になります。

通り抜けの中ほどには、造幣博物館があります。通り抜け期間中はお休みです。

先日、原谷苑の後に訪ねた【前ぶろぐ】京都の平野神社の固有種もあります。平野妹背、平野撫子です。平野神社の木よりも大きいです。

独立行政法人 造幣局 http://www.mint.go.jp/index.html 見学無料です。通り抜けるのにかかる時間は人出にもよりますが30分~です。危険防止のため通行時の日傘使用は禁止されています。日差しが気になる方は帽子を着用してください。ベビーカーは混雑時は危険です。飲食、ペット連れ、三脚、自撮棒NG。

2016年は4月8日(金)~14(木)まで公開です。平日10~21時 土日9~21時

過去の様子は前ぶろぐは【15/4/12】【14/4/11】【12/4/16】【11/04/17】【10/04/14】【09/04/15】【08/04/16】にて。


京都の桜(2016/4/10)洛西の古刹:善峯寺・三鈷寺…紅しだれ桜が見頃です!

2016年04月10日 | 京都市西京区

今日は午前中、洛西の古刹「善峯寺(よしみねでら)」へ出かけました。善峯寺は、 平安中期の1029年に開かれ、その後歴代の天皇の御崇敬が篤く栄えましたが、応仁の乱の際に焦土と化しました。徳川五代将軍綱吉の生母「桂昌院」により復旧され現在に至っています。

この寺には復興に尽力した桂昌院(徳川5代将軍綱吉の母)ゆかりの品などが数多く残されています。桂昌院(お玉の方)のように庶民から将軍の生母となる玉の輿にあやかろうと参拝する女性も多いとか?また西国20番札所でもあり、京都市中心地から少し離れていても、1年を通じて参拝客がたえません。

境内は、山の斜面に広がる「回遊式庭園」になっており、全てを回ると800メートルの距離、約40分かかります。桜、紫陽花、秋は紅葉が美しい場所です。ちょうど山の斜面にある「善峯白山・櫻あじさい苑」の、紅しだれ桜が見頃でした。

紅しだれ桜はそろそろ満開です。

その他に、ヤマザクラやしだれ桜など数種類の桜があります。八重桜はまだつぼみでした。来週末には咲き始めそうです。

今日はあいにくの花曇り・・・それでも善峯寺からの桜越しの眺めは最高です。(^^)

境内あちこちにある紅しだれ桜も満開でした。この後は八重桜が咲き始めます。

天然記念物の「遊龍(ゆうりゅう)の松」(樹齢600年の五葉松、かつての長さは54m)の先・・・経堂(桂昌院が一切経を納めた)のそばには、樹齢300年を超える桂昌院お手植えのしだれ桜があります。すでに盛りが過ぎています。しかし、まだまだ迫力があります。

善峯寺 http://yoshiminedera.com/  入山料:大人500円 高校生300円 小中生200円 駐車場:普通車500円  拝観所要時間:60~90分

以前の様子は前ぶろぐにて。【15/11/30】【15/11/4】【13/6/28】【12/4/12】【12/4/14】【07/04/06】 紅葉の季節【08/11/22】 あじさいの季節【07/06/26

善峯寺と隣接する三鈷寺も覗いてきました。三鈷寺は、平安時代の承保元年(1074)に善峯寺を開山した源算上人が草庵を結んで北尾往生院と号したのが始まりのお寺です。

江戸時代に書かれた「都名所図会」「二大仏七城俯瞰(ふかん)の地」と記され、比叡山を始めとする東山三十六峯、宇治、木津方面と京都盆地を一望できる天空の寺です。境内の紅しだれ桜が満開でした。

境内からの眺めは、桜が見頃終了のものもありましたが、これから咲く八重桜もあり、まだまだ楽しめそうです。

三鈷寺 http://sankoji.com/index.php  参拝自由

本堂・客殿拝観:500円 拝観所要時間:30分~60分   以前詳しくご案内しています。【前ぶろぐ】【15/11/30】【15/11/4