一昨日、まいまい京都さんの「森ガイドと歩く、大文字山の大パノラマ~変わりゆく京の森の現状~ 」に、まじくんと参加しました。まいまい京都とは、京都の店主、主婦、学生、占い師、職人さん・・・などバラエティに富んだガイドさんといっしょに、京都をまいまい(京都弁:うろうろ)する「京都のまち歩き」ツアーです。
前のぶろぐで銀閣寺門前の出発から中腹までの様子をお伝えしました。森を守る工夫や、芽吹いたばかりの若木、他にも森にとって重要な働きをする菌類もたくさんいます。
ナラ枯れの木に発生するといわれている火炎茸は見つかりませんでしたが・・・(目的違う?それはきのこるツアーですね。)いろんなきのこがたくさん見れました。
そろそろ、大文字の火床に到着・・・「大」の文字の3画目の左はらいの場所から登りました。石を二つ並べた火床の上に井桁に薪を組んだものをのせ点火するそうです。厄除けの消し炭は、大きなものはすでにありませんでしたが、細かい炭はたくさん残っていました。持ち帰ろうかな?って思いましたが、我が家の玄関には茅の輪とか、粽とか、六地蔵の旗とか、厄除けがいっぱいぶら下がっているので・・・。(^^;)
写真左下:「大」の部分の中心部です。そばに弘法大師の祠もあります。ちょっと人だらけで撮れませんでした。
眺めは最高でした。遠く大阪まで見えました。\(*^▽^*)/大文字以外の五山の送り火の跡もくっきり~。
大パノラマを楽しんだ後は、下山です。下りは通常の登山道を利用しました。登山道の中ほどに「千人塚」があります。天文19年(1550)足利義輝が山頂に城を築き、三好、松永の軍と戦って敗れた記録があり、当時の戦士らの遺骨とみられています。第2次世界大戦の終戦直前に本土決戦にそなえ、軍隊が山腹近で穴を掘っていて人骨の入った多くの壺を見つけ、地元の人が、改めて埋葬しその上に碑をたてたそうです。
途中、たくさんの子供たちも元気に?渋々?上がってきました。遠足?児童会かな?まじくんも小3の遠足で登ったように、大文字山は小さな子供でも登れる優しい山です。それでも、険しいところ、危険なところ、眺めの良いところ、いろいろあり登山の楽しみを十分味わえます。
帰り道も、森についてお話を伺いながら歩きました。左下写真:大木の下にひっそり生える樹齢15年ほどの樹が、周辺の木が倒れたり枯れたりすることで、日光を浴び、あっという間に大木に・・・。右下写真:樹齢80年ほどだそうです。(@Д@;)
最後の方(登山道だと最初の方)は、けっこう険しい道でした。水飲み場までくるとゴールは近いです。水飲み場は2ヶ所あり、下の方の水の方が冷たくておいしいようです。
全員無事に出発点に到着です。(^^)下界に下りると、日差しが強くて暑かった・・・この日の最高気温は37℃でした。
まいまい京都 http://www.maimai-kyoto.jp/
以前、まいまいさんのツアー、京都銭湯部と行く長者湯【前ぶろぐ】、北野界隈天神さんの門前でマイ弁当【前ぶろぐ】、御用達連なる西本願寺門前へ【前ぶろぐ】、京都銭湯部と行くモザイクタイルの美術館【前ぶろぐ】、春の京都御苑できのこる【前ぶろぐ】、着物で佛光寺周辺街歩き【前ぶろぐ】、御所御用達店で買物&料理【前ぶろぐ】伏見稲荷できのこる【前ぶろぐ】に参加しています。まいまい京都の過去の参加コースはブログ内検索にて
【おまけ】ツアー終了後、有志で銀閣寺門前の「NOA NOA」さんで、ランチを頂きました。
冷房の効いた部屋で冷製パスタ(1100円)+サラダ・飲み物(400円)を頂きました。ごちそうさまでした。(^^)
NOANOA 参考サイト
http://tabelog.com/kyoto/A2603/A260302/26001801/