まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都「葵祭」2017京都御所で見てきました。どこで見るか?が毎年の課題です。

2017年05月16日 | 京都の祭

昨日、京都御苑で葵祭を見てきました。葵祭は、下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、祇園祭、時代祭とともに京都三大祭に数えられています。ちなみに五山送り火を加えて、京都四大行事とされています。毎年どこで見よう?と悩むところですが…今年は朝から用事が入っていたので、急いで済ませ、なんとか御所のスタートに間に合いました。毎年のようにご報告しているので、行列の様子は前ぶろぐを参考にしていただいて、今回は席取りのお話を書きます。

平日だったこともあり、思ったほどの人じゃなかった気が・・・でも、まぁすごい人です。(^^;)御所のどの場所ならよい写真が撮れるかな?って、これまた悩むところですが・・・。よし!我ながら上出来!ベストポジション!と思っていても、いざ行列が始まると前列の人が立ち上がったり、行列が来る方向の人が立ち上がったりと、なかなかスムーズにいきません。ちなみに、御所の敷地内見学で最前列に座りたい場合は9:00頃なら大丈夫かな?(よい場所ならもっと早いかも?)私は10時頃着て4列目ぐらいでした。

 

今回は、行列が来る方向の人が立ち上がったので、私の前を過ぎた頃に撮った写真はお顔が撮れず・・・。ま、そもそも、写真ばかり撮らずにゆっくり見ようかって、思いますけど・・・。

 

ならば!と、お祭りのヒロイン「斎王代」は望遠で遠くから来る前に撮ろうと思っても、みんな見たい、撮りたいから、一斉に立ち上がるので、頭や手が映り込みます(TmT)そんなに苦労するなら、有料観覧席で見れば?って思うかもしれないですが有料観覧席は席の指定ができません。もし?最前列ではなく後ろの方なら行列の足元が見えないし、中途半端に前の方なら立ち上がるわけにもいかないし…。有料席は、基本立ちあがらないのがマナーです。

しかし、行列が長いので、斎王代が過ぎた後は、帰る人もいて、意外とバッチリ撮れたりします。(すべての行列終了まで1時間強かかります)

 

列の最後は、2台目の牛車・・・ちなみに、1台目の牛車(ぶろぐトップの写真)は、勅使の牛車で、藤の花が飾られています。実際に勅使は乗っていませんが、報道陣の前で止まりカメラの方へ顔を向けます。今年、私は反対側にいたので、みんな向こうを向いています。(^^;)最後にくる牛車は女房の牛車で桜の花をつけています。これは撮影用に立ち止まらず、さっと行きます。

 

昨年の最後は救急車・・・だったんですが、今年は違いました。この3台です。この車が通るころは、みなさん帰り始めているので、ゆっくり撮れまーす。(^^;)

 

毎年、見えない!前の人は立つな!(前の人は早くから陣取っているので文句も言えないけど、思いっきり怒っている人もいます。なぜかその場を仕切ってるオジサンとかも・・・。)行列が来て前の人が顔をあげたら思ってたより座高が高い!帽子が邪魔!傘さすな!とか、けっこうブツブツ聞こえますが、これもまたお祭りの面白さです。源氏物語にも、本妻と愛人の葵祭見学場所争いが描かれているくらいですから、昔も今も「どうしても見たい!魅力」が、葵祭にはあるんですね~。

社団法人 京都市観光協会 http://www.kyokanko.or.jp/ 葵祭

過去に御所20162011】【2008】、下鴨神社(有料観覧席)【2012】フリー【2013】、上賀茂神社(有料観覧席)【2014】での見学の様子をぶろぐアップしています。 


京都文化博物館「いつだって猫展」見てきました。歌川国芳の越中滑川大蛸?なんで猫?

2017年05月12日 | 京都市中京区

昨日、京都文化博物館で開催中の「いつだって猫展」を見てきました。展示は猫をモチーフとした江戸時代の様々な版画、歌舞伎役者絵、土人形、おもちゃなど200点を超えています。富山出身の私が一番注目したのは、歌川国芳の山海愛度図会(さんかいめでたいずえ)の越中滑川大蛸です。猫に顔を舐められて痛がっている女性の背景に滑川(なめりかわ)の大蛸漁が描かれた版画です。

なんで猫で滑川?と申しますと・・・山海愛度図会は、タイトルを全て「~たい」という語尾で統一し、浮世絵を通じて全国の名産品を紹介する全62枚のシリーズもので、その七が「ヲゝいたい 越中滑川大蛸」なんです。つまり、いたいは、猫のじょりっとした舌に舐められて痛い舐めるは滑川って事なんですね。(^^;)そして、滑川といえばホタルイカで有名なのですが、その昔はタコの産地として知られていたそうです。へぇ・・・。ちなみにそのあたりは滑川市立博物館のサイト【こちら】をご覧ください。*サイト内で版画の紹介がありますが収蔵品ではないです。

 

館内には、看板をはじめ、展示スペース以外にも顔出しパネルなどSNS発信のための設えがたくさんあります。展示の最後は自宅の猫を自慢するパネルなどもあります。(ここのみ撮影OK)

 

実際に、江戸時代の猫の着せ替え人形でも遊べます。現代風にマグネットシートで作ってあるので写真も撮りやすいです。昭和にはナメ猫ブームがありました。猫に服を着せるって斬新!って思っていましたが、すでに江戸時代にあったんですね~。すごい!

 

京都文化博物館 http://www.bunpaku.or.jp/

いつだって猫展詳細は【こちら】6月11日(日)まで開催。2F総合展示室で開催中の「京都(うち)だって猫展」も楽しめます。

【おまけ】5月14日まで開催中の「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」の展示会場の一つ、元新風館へ行ってきました。

 

知人から吉田亮人さんの写真を紹介されたので見てきました。写真家を志した時から撮っていた自身の従兄弟と祖母の2人暮らしの写真展示です。

 

80歳を超えた祖母を懸命に介護する孫(従兄弟)…しかし、ある日突然、孫は家を出て1年後に森の中で遺体で見つかります。孫の帰りを待ち続けた祖母も、遺体発見1年後に亡くなります。

  

祖母をひとり残して、23歳の若さで命を絶った孫…哀しい実話ですが、写真には生き生きとした二人の姿が映し出されています。私もおばあちゃん子だったので、いろいろと考えさせられた展示でした。

京都国際写真祭2017 http://www.kyotographie.jp/


京都:鳥羽水環境保全センター「鳥羽の藤」一般公開見てきました。(2017/4/30)

2017年05月01日 | 京都市南区

昨日の午後、自宅の近くにある一般公開中の鳥羽水環境保全センターの「鳥羽の藤」を見てきました。5月1日(月)まで一般公開が行われています。市民に親しまれる「藤の花の名所」として、平成13年から一般公開が始まりました。

センター内公開エリアの藤棚は大きく2ヶ所に分かれています。藤の花は37本、ノダフジ(ナガフジ)が多いです。今年は桜の開花宣が平年より遅めでしたけど、ノダフジの開花宣言は平年並みでした。

ここのノダフジもちょうど見頃です!まずは芝桜のある場所の藤棚が迎えてくれます。120mの藤棚の下を歩くことができます。昨日は日曜日で歩くのも大変なくらいの人でした。写真は閉園近くに撮った写真です。 

 

南側にある藤棚の下はベンチやテーブルが設置され、お弁当を広げる方もいらっしゃいます。ペット同伴やアルコール類不可です。(北側の芝生広場でも食べれます:敷物必要)下水処理場なので風向きによっては多少匂いが気になる時があります。

 

同じ藤棚に白い藤もありますが、こちらは今から開花です。

 

開花状況は、満開間近・・・本日で公開が終わってしまうのがとても残念です。

例年、土日はイベントブースが設けられています。今年は5月1日(月)は京都議定書誕生20周年関連イベントで、ステージやPRコーナーがあります。

 

防災体験やきき水、エコ体験などほとんどが無料で楽しめるので、毎年楽しみに出かける人も多い様です。

 

京都市上下水道局 http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/

「鳥羽の藤」一般公開は2017年4月27日(木)~5月1日(月) 10:00~16:00 見学無料  見学所要時間:北門から入った場合:60分~ センターには無料駐車場(北門のみ入る)があります。そこから施設内バスに乗って公開場所まで行きます。(施設内バスは無料です)ただしピーク時のマイカー利用は行列待ちです。京都駅八条口または竹田駅西口から臨時直行バスも出ています。自転車、バイク、徒歩の場合は北門の他にも、東1号門を利用すると直接会場入りができます。

過去の様子は【2016/4/30】【2016/4/19】【2014/4/26】【2013/4/27】【2012/4/28】【2011/4/29】【2010/4/24】【2009/4/26】【2008/4/28】【2007/4/26】にて。 

周辺の観光案内は【前ぶろぐ】にて。

5月3日からは蹴上浄水場一般公開 蹴上つつじの公開が始まります。昨年の様子は【2016/5/4】にて。