「 初冠雪を望む朝 」
河津 米子さん 撮影
遠くに見える富士山は既に白くて、朝などひんやりとして肌寒い。
季節の移ろいとは言いながら自然の厳粛ともいえるこうした変化には
いつも感心する。
今年も気つけば、いつの間にか庭の彼岸花も咲いていたし、柿の初物も
食べた。湯豆腐も美味しくなった。湯船に入らぬとシャワーでは寒くも
なった。周りはいつの間にかもう完全に秋になったようだ。
昨夕はトランプさんがコロナに、というビッグニュースが入ってきた。
一瞬、本当かと思った。何でもありの人だから信じられないし、面白い
ブラック・ジョークのような気もした。
先日の討論会ではポイントを下げてしまったと言うから、ここは起死回生の
ために、悪賢くて優秀な参謀がいて、コロナなどにも負けない強いトランプを
演出しての逆転狙いかとも思ったりした。
まもなく、コロナなど吹き飛ばす強いトランプ、奇跡の英雄の様なトランプと、
大キャンペーンが始まるのではとも思った。トランプ陣営なら何でもありだから、
これも可能性があるかも知れない。
それにしてもあの討論会での激しい汚い罵りあいには驚く。人種の違いを意識して
しまう。食い物の違いだろうか。
日本の幾ら程度の悪い政治家でも、日本ではあそこまでの過激なやりとりは、
少なくとも公の場では考えられないだろう。
例えもっと馬鹿で無知な発言はあったとしても。
個人主義、権利主義、訴訟社会と厳しく、保険制度は脆弱で大金持ち以外は
高くて医者にも掛かれない国だという。アメリカ人に生まれなくて良かったと
つくづく思う。
アメリカ人に生まれれば良かったと思ったのはたった一度、中学の時の英語の
試験の前の晩だけだった。
トランプさんのコロナが本当ならば、早く直って公正な選挙で、民主主義の
アメリカを世界に示してほしいものだ。
何とここまで書いて、いざブログに発信するかとした矢先、スマホが鳴って
「トランプ氏、一夜にして高熱を発し重篤になる可能性が出てきた。依然病院で
緊急治療中とあってまたまた驚いた。これが本当ならば、ここまで書いたのも
取り消さねばならない感じだが、それも面倒だからそのままブログ日記に発信
することにした。