「輝く黄昏の頃 (茅ヶ崎海岸)」
森川 雅昭さん 撮影
今日は9人が参加。今日の公民館は空いていた。やはり活動を控えて居る
サークルが多いのかも知れない。早く皆さんが安心して運動に芸術にサークル
活動にと、心おきなくやれる時間が来て欲しいものだ。
最近は新規感染者が100人200人だと言われても、あまり驚かなくなってしまった。
段々こんな感覚が蔓延したら恐ろしい気がする。
罹って苦しんでいる人、感染が怖くて日常生活が出来なくなったり、心を病んで
しまったりの人が多く出ているという。
その一方では他人事のようGO、TO何とやらに狂奔している人々もいる。
何の躊躇も心配もなく当然の様に、食べ飲む大声で話笑する、旅行に行くなどに
大騒ぎしている人種の剛胆さ、強さ、その享楽楽天主義に驚異さえ覚える。
この両者の温度差は一体何なのだろうか。何から生まれるのだろうか。
教養、常識の有無なのだろうか、もって生まれた素質気質だろうか、育ってきた
環境や過ごしてきた境遇なのだろうか。
皮肉にも、幸いまた官庁のやることらしく、やたら複雑で手続きが難しく手落ち
もあったり、年輩者には申し込めない人が多かったというし、行っても話しが
違っていたとか様々らしい。しかしとにかくあっという間に売り切れ続出で、
計算違いとかで思った通りの成果は出なかったという。その点では良かったと思う。
ところで、コロナによる失業者が全国で6万人を越えたという報道があった。
このままならば、これからもどんどん増えるだろうと言われている。
何時終息するのか見通しが立たないだけに、企業も経営者もすっかり腰が引けて
しまうのも当然かも知れない。
しかしこの失業によって社会の不安感、困難そして悲劇の多さを思うとやりきれない。
父親の失業で家庭崩壊や生活苦、子供は塾を止め、給食費が払えず学校を休む。
高校生は中退が増え、大学生は仕送りも滞りアルバイトはなくなり学業を断念のケース
が激増。決まった就職は取り消され、働いていた会社でも突然の解雇などと様々な悲惨な
出来事が相次いでいる。
夢を持っていた若い中小企業の経営者も起業家も夢敗れ閉鎖を余儀なくされて、家族は
不幸のどん底へ。こういった胸が苦しくなる事例が、コロナの勢で多発している。
人生が激変してしまった人、夢が崩れた若い人、かわいそうな子供達に何も出来ない自分が
情けなく泣きたいほどだが、頑張ってね!と心から祈るばかりだ。
何故、政治家は本気で彼等の惨状を考えられないのか。何とかしようと考えないのか。
胸が痛くならないのか。そんなヤワでは政治家なんかは、やっていられないよと言われて
しまうかも知れないが、今こそ将来の為にも立ち上がる時ではないのか。
こんな時だからこそ政治が機能すべきだろう。
頼りない政権でも、我々はそれしか頼り期待する処がないのが残念だし、歯がゆいことである。