昨夜は中秋の名月できれいだった。
これは我が家の代用お月見団子である。
ススキは水引、お団子はスダチ(酢橘)である。
朝から腰痛でヨチヨチやっと歩いている有様だ。
本物の日記帳(三年連用)をめくってみたら、ちょうど
一年前のこの日も腰痛で歩けず、整形外科へ連れて行って貰い
腰部へ注射をしてもらっていた。
どうにも冴えない82歳代の始まりのようだ。
亡くなった友人知人も多い中、生きているだけでも良しとする
しかないのだろうか。
考えてみると、亡くなった人達は良い人ばかりだったような気がする。
悪人ほど長生きするとか、美人薄命とか善人短命などというから、私も
あまり長生きするのも躊躇われる。しかしまだまだ『人間とは…』という
私の若い頃からのライフワークとして来たテーマの答えが出ていない。
まだまだ素敵な好ましい人と交わったり、知り合いたいと思うし、
まだ食欲のある今のうちにもう少し美味いものを飲み食いしたいと思う。
そして社会や政治のこの世の不条理や悪徳を憂い怒り、今この時代に
生きている刺激を受けたり実感したいものである。
そして時には美しい風景や人情に触れたり、自分好みの素敵な人を感じて
暖かい心を味わいたいものだ。