「 花瓶の花シリーズー(1) 」
ミーちゃんと赤いバラ
世間には大分活気が戻ってきた。日常から逃れるように旅に出て、繁華街にも人出が
戻ってきた。レストランの行列、酔っぱらったおじさん方、騒音と煙にかすむ飲み屋
やきとり屋の光景(私が行ったわけでなく、TVと昔の想像ですが)これなら日本経済
も徐々に回復していくのだろう。
しかし先週まで下がり傾向だった感染者数が、今週から又増えつつあるのが気になってくる。
クラスターも発生しているという。
その誰しもがもう終息傾向だと疑わなかった3~4週前に、ある医師達はこの夏場に掛けてが
懸念されると警鐘を鳴らしていた。誰も耳を傾けなかったが何やらその通りになってきたようで
心配だ。
その理由として、
- 1、 ワクチンの免疫力が薄まっていること。
- 2、 オミクロンからの変形の出現の可能性がある。
- 3、 夏場で人出が多くなること。 この3点を上げていた。
コロナは何時になったら終息するのか分からないが、終息するときも0になるのではなく、
インフルエンザ並みの扱いで、熱があっても病院で特別扱いでも、保健所へ届ける義務もなく、
伝染病のような扱いでなくなり普通に診察治療を受けられるわけで、他の病気と同じになると
いうわけのようだ。
細菌はあらゆる所にいて、空中にも浮遊しているのだから、無菌になると言うことは無いそうだ。
その菌の強弱、感染力や毒性の多少によって日常生活が保てたり、時には大感染になってしまう
らしい。
国民の多くに免疫力が出来て、インフルエンザ並の感染率になった時が、コロナの終息と言うところ
らしい。
終わりの見えない戦いのようだが、ここで我々はもう一度、二年前にコロナと真剣に向き合った様に、
政府が当てにならなければ、今度は自分自身で己を律して対処して行くしかない。
出掛ける時は未だマスクを忘れてはいけない!
不要不急の集まりや人混みは極力避けることだろう。私の年代だとまずは不要不急な用事ばかりだから、
何も出来なくて寂しいものだ。家に閉じこもると老化が一段と加速するような気がしてくる。
それが心配だ。