花瓶の花シリーズー(2)
昨日の出来事にはさすがに驚いた。
日本もとうとうそんな国になったかと言う思いだった。
元首相の暗殺というのは珍しい。市長や野党の重鎮などのはあったかなと言う
記憶もあるが、私にとっては昔の社会党の委員長浅沼氏の日比谷公会堂での演説中
での刺殺事件以来の要人の暗殺だった。
死ねば皆仏さんだと言うが、桜の花見のこと、森友問題、それに伴う各官庁への圧力、
国会での厚顔な強弁などを忘れて、本当に日本にとって大変な人物を亡くしてしまった
という気がしてくる。報道の力と言うのが如何に大きいもののかと言うことを実感する。
恐ろしいことで、それはプロパガンダに繋がり、国民の意思の誘導や操作もできそうだと
言うことを示してしまった。国民は冷静によく涙や感傷におぼれず、見極めなければなら
ないのだろう。
民主国家、先進国家として、二度とこんな事を起こしては恥になる、もう二度とこんな事が
無い社会であって欲しい。
犯人像が未だはっきりしないが、安倍氏への恨みや政治信条への反抗ではなく、特定団体と
関係あると思って遣ったという。
こうした根拠の希薄な理由で人を殺すと言う人間が、この町あの町に何気ない顔して居るのか
と思うと、それが恐ろしいことだ。