「わたしは、あなたがたに悟りを与え、行くべき道を教えよう。
わたしはあなたがたに目を留めて、助言を与えよう。」
詩編 32編 8節
ダビデは、神に完全に許される幸福を天国の喜びにも似た幸せとして告白しました。
しかし問題は、どうしたら罪を重ねないで生きることができるかです。
罪を完全に赦された喜びは、長続きしない可能性が強いのです。
人生はいつも新しい危険や誘惑に満ちているからです。
今日の詩編のみ言葉は、この人生の問題への一つの回答です。
神と親しい日毎の交わりを持つとき、神は悟りを与えてくれます。
これが人生の基本的な原則です。人生には原則が貫かれることが大切です。
また神は、行くべき道、具体的、実際的な道を見せてくださいます。
名人のそばで修業している弟子が盗むように名人芸を身につけていくように、
日々神に祈り、聖書を通して神と交わる人々は、やがて、自由な、
愛ときよさの道を神とともに歩むようになるのではないでしょうか。