「 あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。」
マタイ 6章 21節
イギリスのエリザベス女王があるとき、インドのカルカッタを訪れ、マザーテレサのしている仕事を詳細にご覧になられました。
マザーは誰もが知っているように、孤児たちを育て、ハンセン病者、エイズ患者たちの看護に当たり、
路上でだれにも看取られることなく一生を終えようとしている瀕死の病人を、
「死を待つ人の家」に連れてきて安らかに死なせるといったお仕事をしておられました。
このような働きを視察した後に、女王はつぶやきました。
「たとえ百万ポンドやると言われても私には到底できないことだ」するとかたわらにいたマザーテレサもいったそうです。
「私にもできません」同じ言葉を使いながら、二人の間には大きな隔たりがあったよに思います。
女王がどれほど多額の報酬があったとしても私にはこの仕事はできないといったのに対して、
マザーは「私も、お金のためでしたら、この仕事はできません」ということだったそうです。
箴言より
30:7 二つのことをあなたにお願いします。私が死なないうちに、それをかなえてください。
30:8 不信実と偽りとを私から遠ざけてください。貧しさも富も私に与えず、ただ、私に定められた分の食物で私を養ってください。
30:9 私が食べ飽きて、あなたを否み、「【主】とはだれだ」と言わないために。また、私が貧しくて、盗みをし、私の神の御名を汚すことのないために。
平安な生活とは必要なものは与えられ、必要以上のものは捨てることから始まります。