ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

どうやったら家庭と仕事の両立ができるかなあ

2021-12-18 21:15:00 | 日記
お金あるんだったら、家事代行とか病児保育頼むとかさ、ヘルパー雇ったりしたらいいじゃん。高収入の既婚女性が仕事と家庭の両立に悩むのがよくわからん

って意見があって

それに対して

「保育は誰にでも頼めるようなものじゃないなぜなら…」
送り迎えのマネジメントは…」
「お金で全て解決できると思ってる時点で間違ってる、なぜなら…」

という返答があったんよ。

私は、はっきりとわかったよ。

男性が仕事と家庭の両立から*免除*されているかぎり

女性がどれほど高収入であっても、仕事と家庭の両立になやみ、躊躇し、上手くいかない。
うん、たとえ宝くじあたってもね。

最初に「なんで両立できひんって悩むの?」って言ったの、男性です。

リプライ返してるの、ぜんぶ女性です。
女性たちは、仕事と家庭の両立をマネジメントしている主体なので、「なんで悩むの?」って言われると、「なぜかと言うと」と理由を答えることができます。

そして

最初の男性が、みごとに核心をついた言葉を返していました

「やっぱり、もし、自分が女だったら、悩まないと思うけどな」

これ、答えですよね。

あなたは、わざわざ、女だったら…って考える必要ない。

男のままで、「仕事と家庭の両立」を引き受けたらいいんです。

保育園の段取りをし
冷蔵庫の在庫を管理しながら食品を補填し
トイレットペーパーをきらさないようにし
天気予報を見ながら洗濯物をどこに干すか決め

もしお金があったら
ヘルパーの検索、スケジューリング、費用の算段、支払い方法の選択、契約をあなたがして

家族の寝起きする時間にあわせて、自分の寝起きの時間を決める

男がやったらいいんですよ

そうしたら、「仕事と家庭の両立に悩む女性」は、あなたの希望通りいなくなります。

女性も、手放しませんか?

「ただいまー、…メシは?」
「あー、どーするー?」
「えっ?えっ、ないの?どーすんの?」
「うん、どうしようか」
「えー?!…あれまって、子どもは?」
「保育園」
「えっ?!えっ?!いま何時やと思ってんの?!」
「ほんまや、どーしようか?」



今日一日








我が国で急ぎ着手すべきことは?

2021-12-18 13:55:00 | アディクション・スタディーズ
もしも我が国で覚醒剤使用者に対してハームリダクションを実施するとすれば、いったいいかなる方法が考えられるか。

・代替薬治療ができない(そもそも身体依存がなく、離脱がない)
・拮抗薬投与も必要ない(そもそも過量摂取時の呼吸抑制がない)
・加熱吸引が主流なので、注射器交換サービスの必要がない

ではなにができるか?

臨床現場から感じるハーム
・覚醒剤使用者の治療へのアクセスの悪さ
・治療脱落率の高さ

理由
・犯罪者というセルフスティグマ
・医療者による屈辱的な扱い
・警察に通報されるのではという不安

*結論*

覚醒剤使用による最大のハームは刑罰である

よって、我が国のハームリダクションの第一歩は

・医療者の守秘義務遵守
・安心して相談ができる環境
・従来の「ダメ。ゼッタイ。」啓発のあり方の再考→薬物使用者を、恥辱的な表現で描写せず、解決可能な問題であると伝える





日時
2021年12月19日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。

思考停止した遵法精神

2021-12-17 10:26:00 | 日記
これめちゃわかる 同意する

廊下を走るな

というルールがあるとき、私たちがいつもやってきたのは、

走ったら…反省文!
とか
走ったら…トイレ掃除!

とかだった。

とにかく、どうやって守らせるか、という議論にばかり集中した。

これには、守らなかったら嫌なことが起こるって学習させることが、簡単だった。

簡単なので、なにも考えなくてよい。

見つからなければいいしね。

コロナ対策も、大阪では「市の職員が飲食店を覆面パトロール」したじゃないか。


今日一日



"思考停止した"遵法精神

2021-12-17 10:18:00 | アディクション・スタディーズ
皮肉ではあるが、あの時期、我が国で危険ドラッグ乱用がかくも深刻な状況を呈したことには、日本人の「思考停止した遵法精神」ー違法薬物には手を出さないが、「捕まらない薬物」には諸手を挙げて飛びつく心性ーが大きな役割を果たしたと言わざるを得ない。


法と刑罰による規制の限界を如実に示すものであろう。



日時
2021年12月19日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。

規制の功罪

2021-12-16 12:40:00 | アディクション・スタディーズ

2013年、2014年 大掛かりな規制強化(流通発覚前に、危険ドラッグになる可能性のある成分をあらかじめ規制した)
使用障害の罹患者増加
2016年 危険ドラッグ入手困難に
危険ドラッグの代わりに覚醒剤や大麻使用者増加

規制が強化された3年間、精神科医療機関では、危険ドラッグ使用者における重篤な神経症状の増加、救急救命医療機関では、搬送された危険ドラッグ使用者の身体合併症重篤化、さらには、危険ドラッグ関連死の増加が確認されている。

こうした一連の事実は、我が国の危険ドラッグ対策が供給低減に偏りすぎ、需要低減への対策がおろそかになっていたこと、さらには、無謀な規制強化が危険ドラッグを極めて危険な「モンスター・ドラック」に育て上げ、使用によるハームを増加させたことを示している。



日時
2021年12月19日(日)14:00〜16:00

場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)

内容
AAの「12のステップ12の伝統」を読んでシェアします。