日本とフィンランドの違いは、根本的には刑務所に収容する目的を「刑罰」のためと考えるか「社会復帰」のため(「よい市民を作るため」)と考えるか、という点に起因している。日本では受刑は応報であり、犯した罪を償うために受刑している。そういう前提だと、いろいろな規則は「罪人なのだから仕方ない」という論理で正当化されがちである。しかし社会復帰のなためという前提で処遇が行われるならば、いかに現実の社会に近い環境下で周囲に適応して生活できるかが課題になる。
*日時*
2022年5月29日(日)14:00〜16:00
「12&12」のステップ9の読み合わせ
場所
NPO法人ガジュマルの船事務所およびオンライン(zoom)